先日の記事でニューフリードいいかも・・・と上げた小生だが、その流れで、かつて短命に終わったユニークなモデルのことを知った。
それが2006年から2009年まで発売されていたホンダのエディックスである。全長×全幅×全高は、4285×1795×1610mmと、当時の基準でいえば幅広。
逆に今の基準でみると、全長が短い。そして、このモデルのウリは、このサイズで6人乗りを実現していることだ。
ユニークポイントは、シートが2列で前後とも3人乗りというところ。大昔の車で前列3人掛けのベンチシートってよくあったが・・・
このモデルのシートは6つとも独立している。そして運転席を除くすべてのシートがダイブしていろいろなシートアレンジが可能という。
小生がビビッときたのは、6人乗ってもラゲッジスペースが犠牲にならないところ。定員乗車で、ラゲッジは439L確保しているという。
そして前列の中央シートは使用しない時はセンターアームレストとして使えるし、使用する時には後ろにスライドしてドライバーとの干渉を少なくできる。
これに合わせて、2列目のセンターも後ろに下げられる。それでいて全長が4.3mを切るという・・・個人的には理想的な車だ。
そう、小生の環境は年に数回、6人で使用するが、その時も荷物を積めないとダメ。また5人で使用することが多い。
また秘湯によく出かける小生にとって、小回りが効くことは大変大切なポイントだ。最小回転半径は5.2mというから、この点も嬉しい。
そのシチュエーションにこの車ほどマッチするのって、考えにくい。おしむらくは、生産終了しているので、それなりに古いものしかないこと。
逆に格安で購入することも考えられる。時代が時代だけに、運転支援機能などはついていないが、真剣に考えたくなるくらいだ。
今は3列シート全盛で、このようなシートレイアウトはもはや・・・なのかも知れないが、例えば親子4人に祖父母で暮らす家など7人はいらないが、最大6人という処も少なくないはず。
2人×3列では、6人乗った時に荷物が積めないわけで、このモデルの意義はあると思うんだが・・・
ホンダさん、本気で復活させてくれませんかねえ・・・
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