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季節感と言われても、なんともわかりにくくなっている昨今だが、小生にとって秋から冬にかけての季節感を感じるものっていくつかある。
そんなある日のこと、夏場と異なり涼しさを感じることでカレーが食べたくなった。考えてみれば一年中カレーは美味いのだが、なぜ食べたくなるかが違うという。
夏場は汗をかきたくて・・・だが、この季節になると温まりたくて・・・である。そしていつものカレー屋さんに行くことに。
いつものカレー屋さんといえば、例のCRMのカレー屋さんだ。今回もいつものように・・・だが、ちょっといたずらしたくなり、Aセットにした。
もちろんナンはハーフだが・・・これをいつものように残してごちそう様と。さて、問題はここからだ・・・
この日はこの後、フラッとお菓子屋さんに行った。そう、そろそろ秋の香りを感じるあれが出ていないかなあと、探しにいったのだ。
はたして、それはあった! そうロッテの冬季限定のチョコレート、バッカスとラミーである。ともにお酒が入ったものだが・・・
小生にとってラミーは、ガキの頃に大人の味を感じられるものだった。チョコレートに加えて、当時小生にとっては大変なごちそうだったレーズンが入っている。
さらにそのレーズンがラム酒漬けとなればもう・・・だった。そしてバッカスの方は、その名前の通り、酒の神様を思わせてくれるもの。
いわゆるチョコレートボンボンのようにお酒が入っている形。こちらの方がストレートなもので、さらに大人の味を感じさせてくれた。
ただ、ガキの頃もそうだったのかどうか記憶にないのだが、気がついたらこの二種類は冬季限定のお菓子になっていた。
大人どころか、いい歳こいたオヤジになった現在、この二種類を見ると、秋から冬への季節の移ろいを感じる次第である。
個人的にはラミーの方が郷愁を感じるのだが、お菓子屋さんやスーパーなどでは二個まとめて購入すると割引になることが多く、気がつけば二種類セットで買っていることがほとんどだ。
そうそう、このチョコレートが冬季限定なのを意識する事件が昨年あった。ラミーの形がなんとなく歪んでいるのだ。
しかも・・・不味い! チョコレートの甘さがないのだ。こ・これは・・・何? と途中まで食べて気が付いた。
これはおそらく熱で一度緩くなり、再度固まったものだ。むむむ・・・すべてのチョコレートがそうかわからんが、これだけ味が落ちるとは。
やはり冬季限定のチョコレートなのかも知れないなあと。
秋から冬にかけて、季節を味わいながら、チョコレートを味わう小生である。
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