毎度おなじみ? 三鷹の落語会、今回はごひいきの桃月庵白酒の独演会だ。桃月庵白酒というと、マスコミには売れていないので、おなじみでない方もいるかと思うが、落語通の方にはメジャーな存在で、〇春とか〇太などよりいいと思うのだが(個人の感想だが)・・・
その独演会で、開口一番は白酒の弟子の「ぼんぼり」、始めたネタは「道灌」だった。声はいいが、めんだいにやろうとしているのか、テンポがイマイチな・・・
ともあれ、今後に期待したいなあと・・・そして、続いて白酒の登場。例によって毒のあるマクラが爆笑を呼ぶ・・・
けっこうひっぱりながら始めたのが、「家見舞」だった。決して上品とはいえないが、このネタを先代馬生の匂いをさせつつこなす。さすがは白酒だ。
大爆笑で、大団円・・・と思ったら、続いて再登場。この日はゲストがいないので、もう一席こなしてから中入りと。
といいつつ、始めたのは・・・うん? これは・・・おっ、もしかして・・・おお「安兵衛狐」だ。生で聞くのは40年以上ぶりかも・・・
内容的には「野ざらし」の亜流みたいな・・・とはいえ、十分楽しませてもらったコン・・・ってノリで。
中入り後、再度白酒の登場。今度は・・・おっ、「井戸の茶碗」だ。そういえば、白酒のこの噺って確か・・・と思っていたら、確かにそうだった。
典型的にパターンと一か所、ちょいと異なる演出が入り、その結果、このいい噺にリアリティが増すという・・・これはいい工夫では。
それにしてもいつもながらいい噺だよなあと・・・思っていたら、頭にうかんできたものが・・・
これは、妄想の世界ではあるが、いいかも・・・と。
この件については、いずれまたこのブログでお知らせしていくことにしたい。
肝心の噺はさすがの一言で、大満足で会場を後にした。三席プラス前座で、中入り入れて2時間15分。ちょうどいい満腹感である。
さすが白酒って・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます