
さてさて、平昌五輪もいよいよ目の前に来たのだが、今回は東京五輪の方に目が向いているせいか、もうひとつ盛り上がりに欠けているように感じるのは小生だけか?
だが、フィギュアに関しては今回もこれから熱い戦いが繰り広げられるわけで、毎年のことながらグランプリシリーズがその幕開けとなる。
グランプリシリーズは、ロシア・フランス・カナダ・アメリカ・中国・日本(NHK杯)の六大会の連戦で行われ、各会の順位がポイント化されて、その上位6名がファイナルに進出するしくみ。
ただし、基本的には一人の選手が二大会にしか出場できず、ファイナルに進むには実質優勝一回か二位二回が目安になる。
女子は今年でいうと、人気の本田真凛はカナダと中国、宮原はNHK杯とアメリカ、三原舞依は中国とフランス、そして小生推しの樋口新葉はロシアと中国にエントリーしている。
現時点での五輪代表争いは、三原・樋口・本田・宮原の4人といえよう。本郷とか白岩、それに坂本などにもチャンスはあるが・・・
さて、そんな中では中国大会が大ヤマだろう。三原・本田・樋口に加え、ロシアからはラジオノワ・トゥクタミシェワ・ザギトワと強烈なメンバーが出てくる。
この中で日本勢トップではなく、表彰台に立つことが五輪代表へのアピールになりそうだ。さらに樋口はロシア大会ではラジオノワとメドベデワというロシアの二人と戦う。
そう見ると三原はトゥクタミシェワ・ザギトワ・ソツコワと戦い、本田はパゴリラヤ・ソツコワやアメリカのワグナーなどと・・・
そういう点で見ると宮原の出る大会だとロシアの強力なメンバーはNHK杯のメドベデワくらいか・・・組み合わせでは宮原有利だが・・・
さて前置きが長くなったが、ロシア大会に出る樋口、実は昨年まで三年連続で全日本の表彰台に乗っている。日本橋女学館在学中で今井遥の後輩にあたる。
負けん気が強く、ストレートに勝ちたいという思いが出るタイプ。だけに気が強そうとか性格がキツそうなんていわれている由。
そのジャンプは高さがあり、トリプルアクセルや四回転にもチャレンジしている由で、期待の星である。
ただ、体型的には昭和っぽいため演技の見栄えでは・・・というのが正直あったのだが、本人も自覚していたのか、このグランプリシリーズからフリーの衣装を変えたようだ。
こちらの記事にあるようにデザインを工夫したらしい。ちなみに上の左写真がこれまでのもので、9月のロンバルディア杯まで着用していたワンショルダーの黒いもの。
そして右写真とトップ写真が今回新しくした衣装だ。「足が長く見えるように。ドレスっぽく」とスカートの両サイドが短く太ももが見える、セクシーなデザインに変わったとか。
さあて、いよいよ今日はその樋口のショートプログラムである。頑張れ、樋口!って、ひとつだけ気になるのは小生が応援する選手はあまり幸福になれないジンクスだが・・・(汗)
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