昨日の時点では、宮原は余裕、そして表彰台争いは、本郷・樋口・本田か、三原・坂本はちょっと厳しいかなんて書いたが、結果は予想外のものだった。
まずは皆さんの興味とは関係なく、推しメンの今井からだが、こんな記事が出ていた。もともとケガに泣かされることも多かった選手だが、ここまできつかったとは・・・
それでもSPの21位からわずかだが、順位を上げて19位になった。フリーを終えて万感の思いが出た様子。お疲れ様と言いたいところだ。
そしてもう一人推しメンの新田谷凛だが、フリーはがんばったが、最終的には11位に終わった。演技で魅せるタイプだけに、もう一段の飛躍に期待したい。
さて、ここからはフリーで輝いた選手にスポットを当てよう。まずは白岩優奈だ。SPで手袋が落ちるというミスで、ミソをつけたが、フリーでは会心の演技だった。
結果、第二グループでありながら、最終グループ開始時点ではトップに居残った。やはり能力の高い選手である。
そして何より素晴らしかったのが三原舞依だ。ノーミスで、勢いのあるジャンプを次々決めて、一気に表彰台に飛び込んできた。
逆にいうと、本郷はどうしちゃったの・・・って感じで、今期の不振を引きずった形になったのかも。
もう一人忘れてならないのが樋口新葉だ。三年連続表彰台というのは、実はすごいことなんだが、なぜもっと知名度が上がらないかと。
だが・・・個人的に一番輝いて見えたのは、本田真凛だ。やはり華がある。これは持って生まれたものだから、天性の・・・というべきか。
演技が、本当に魅力的に見える最後のフィニッシュの指先や表情の使い方なんかは思わずすげえと・・・今回はジャンプのミスで届かなかったが、表彰台に乗ってもおかしくないレベルだった。
さてさて、世界選手権は順当にこの上位三名が行くことになったが、少し気が早いが来年の平昌五輪争いを予想してみたい。
宮原は盤石だろうが、残りの争いだ。樋口の安定感、三原の勢い、坂本のジャンプ、そして本田の表現力。白岩のリベンジ、本郷の逆襲・・・うーむ興味は尽きない。あえて、期待値を込めて予想を入れると、宮原・樋口・本田としたいところ。おそらく、本田には2017年はロッテのCMが入りそうな・・・
あっ、まずは今回の世界選手権で三枠を取らないといけないわけで・・・男子も含めて三枠確保に頑張ってほしいものだ。
「表現の部分を練習したことがない」と語る、本田真凜選手、この数年、目が離せません!
1年で身長や体型が変わる時期でもありますが、来年の全日本終了後、平昌五輪代表として名前が呼ばれるのはいったい誰なのか、ワクワクします♪
個人的には樋口新葉選手にも期待していますが、本田真凛選手は、皆が演技を見たいと思える選手になってきたなあと。これからの一年、眼が離せませんね。