アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

年の瀬の乃木神社

2016-12-26 06:00:03 | つれづれ

先日、六本木に出掛けた帰り、ふらっと乃木坂に向かった。そこで、目に入ったのが乃木神社である。そして今更ながら乃木神社に今まで行ったことがないことに気が付いた。

 

 ということで、お参りすることにした。乃木坂の地名の元でもあるこちらだが、そもそも乃木大将のお住まいのあったところ。

 今も、旧宅が残されていたことを恥ずかしながら、今回初めて知った。どうも、まだまだ知識が浅い。いや見識というべきか・・・

 

 さて、鳥居をくぐると来年の干支である鶏の絵が描かれ、樽酒で飾りつけられていた。この光景・・・以前どこかで似たようなもの見たような・・・と。

 というところで思い出したのは、こちらの記事12年前のいや厳密には11年前のものか。あんときは、「きのととり」だったが、今回は「ひのととり」になる


  

 そこから参道を通り、本殿までお参りに進む。年の瀬で、これといったイベントのある時期ではなかったが、それなりに人は出ていた。

 何かあるのかしらん・・・と思ったら、こんな看板が目に入った。鎮座100周年の記念行事をやっているという。

 

 調べてみたが、この神社の創建は1923年なので、鎮座100周年はまだ先のこと。ちなみに創建が許可されたのが1913年というので、いずれにしろちょっと不思議な?

 もしかしたら、2023年に向けて・・・だとしたら、これまた気が早い。まあ、あまり真剣に考えない方がいいのかも知れない。

 

 もちろん、乃木大将を祀るところだから、歴史的には浅いのは当たり前だが、その旧宅があり、そして大将にちなみ、乃木坂という地名まで定着しているのだから、あと100年もしたら、どんなことになっているのやら・・・

 乃木坂もその昔は「幽霊坂」と呼ばれていたというのだから、なにやらオカルトじみてくる。

 

 乃木大将の殉職というのも、今のご時世にはびっくりされるかも知れないし、信じがたいかも知れない。もちろん、その頃のように「天皇を神とあがめたてるべし」なんて言うつもりもない。

 ただ、そんな時代とは真逆なご時世になっている。個人的には、今上の陛下はまことに尊敬できる人であると思っているが、その陛下に対し「勝手に公務を増やしておいて、途中で辞めたいなんてのはわがままだ」とか言っている政治ってどうよって。

 

 また、いわゆるネトウヨたちからは、「天皇の反日をなんとかしないと」なんて声まで出ている始末。今の時代を乃木大将が見たら、どう思うんだろう・・・

 そんなことを思いながら神社を後にした・・・

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