いつものようにネットの記事を眺めていたら、懐かしい車が目に留まった。そういう意味ではノスタルジーにジャンルした方がいいかも知れない。
こちらは、愛知県豊田市豊田スタジアムで行われた「NAGOYA CLASSIC CAR MEETING」の中から、軽自動車をピックアップしたもの。
まずはトップ写真のこれだ。こちらは1973年式のスズキ「フロンテ」だ。記憶が間違いなければ、CMでは「低く、さらに低く」なんて言ってた。
スティングレイなんて愛称もついていたはず。RRというのも今のスズキ車と違っていて、時代を象徴する感じ。
その意味では、こちらの黄色いスバル360もRRだ。あえてバックビューにしたが、リアにエンジンを積んでいることがよくわかる。
当時の軽自動車の規格では、FFよりRRの方がスペースを確保しやすかったことがわかる。もちろん小回りの点でも有利だ。
その点でユニークというか、古典的アプローチだったのがこちらの三菱ミニカ。なんと、このサイズでFRを採用していたというもの。
このころって、マツダもキャロルという軽を作っていた。360cc時代の終盤にホンダがLIFEを4ドアで出して話題になったが、キャロルはかなり前に出していた。
だが、何よりこちらのホンダZには、オヤジとしてはときめいてしまう。丸みを帯びた独特のスタイル、フロントマスクやフェンダーミラーは今でも通用しそう。
特に、「水中メガネ」と呼ばれていたリアハッチの形状はユニークで、のちのワンダーシビックにもコンセプトはつながっていた。
近所のお兄さんが乗っていたので、本気で憧れた車のひとつだ。特にモスグリーンの方は、ピラーレスのハードトップで、ホンダの技術を示してくれていた。
この1973年式「GSS」は、5速MTを搭載していて、オーナー歴は24年だという。驚異的なのは、今も9000回転で連続走行も可能という
当時の高回転でパワーを絞り出すホンダのエンジンの性格がよく出ている。今の車で、9000回転なんてありえない・・・
当時は、三菱もクーペを出していたり、フロンテの2シーターのクーペもあった。国産車が、いや日本が元気だったころは、こうした個性的な軽自動車が群雄割拠の状態であった。
オヤジにはなんとも懐かしい思い出である・・・
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