赤と青・・・リング

WAX を突っ立てたまま・・・放置する事、数日・・・ブログ更新せぬ事、う～ん日・・・
・・・・・・夜中、仕事部屋から何やら物音が・・・・・
・・・・・・見てはダメと言われると余計に気になってそっと覗く・・・・・・・
『とうとう見ちゃいましたね・・・あれほど見てはならぬと言ったのに・・・では、バイバイ！！』
なんと、 WAX のリングが豪華なリングになってるではないですか・・・・・・・・ナイナイ！！
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そんなことあるわきゃない！！・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


昨年クリスマス、 Katze でお求め頂いたオーバルカットのルビーを前に、デザインを思案されてる時、
Katze で過去の作品のリストからルビーをアウィナイト(アウィン)で取り巻いたリング写真がお目に留まり、『イメージはこれで・・・』との事なのですが、「アウィナイト(アウィン)の綺麗なルースがそんなに産出されないので高価、硬度もとっても低く割れるリスクも高く、リペアも難しい」と説明してご理解頂き、ブルーサファイヤでお作りさせて頂く事になりました。たしかにアウィンはブルーはすばらしいのだけれど、こんなに弱い石はお勧めできないです。

で、リングデザインですが、過去のアウィン取り巻きとはルビーの形状も大きさも色目も違うし、せっかくオーダー頂いたのだから、同じようなのを作るのではなく、個性あるオンリーワンを・・・
で、デザイン画をあれこれ描いて、WAX を何点か削って、パターンを替えて・・・・決まったのは、すり板の上で燦然と輝くこれ！！

あのWAX をプラチナで鋳造しました。 吹き上がりも綺麗です。


横一線の丸窓はダイヤの彫留めの華やかな輝きで一層引き立てます。

取り巻きとリング肩のサファイヤは拘って色の明るい綺麗なブルーを揃えました。




こんな感じで出来上がりました。

どうですか？
手前味噌ながら・・・良いですね！！綺麗に出来上がっています。

重く感じやすいこのタイプ、地金少なく見せて軽さが感じれたらと、中石と取り巻きの爪でレース感を出したのもとっても良かったですね。

ありがとうございました。



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