アトリエ
2008-07-15 | 道具
Katzeの鋳造(キャスト)ブースです。
手前・・ハードワックスポット(ゴムの型にWAXを流し込みます)
奥中・・吸引式鋳造機(石膏の鋳型に溶かした金属を流し込みます)
機械屋サンのデモ機を安く譲ってもらった。(スンゴイ昔・・・)
・・・・・・よく頑張っています。・・・・・・
奥右・・電気炉×2(石膏に埋没したWAXを焼成して溶かし空洞を作ります)
・・・・・・・・チョット・・ワカリニクイヨネ・・・・・・・・・・・
リング・ブローチ・イヤリング等のジュエリーの金属部分の加工方法に
鋳造(キャスト)と鍛造の大きく分けて2つの技法があります。
鋳造(キャスト)は、複雑な曲面や線・彫刻的なものの加工に適しています。
熟練度により『ス』などが出易く、強度・仕上がりに差がでます。
鍛造は、叩いて伸ばして曲げていわゆる鍛冶屋サン的加工法で
シンプル・シャープな物に適しています。
地金を〆てから作るので『ス』は出にくいのですが、
柔らかで複雑な面や線を作るのが難しい様です。(出来ない訳じゃない)
↑↑一般論です・・超越した猛者は世の中にゴロゴロいます。
普通は、作品によって(鋳造)or(鍛造)or(鋳造&鍛造)使い分けています。
Katzeでは、いろんなデザインにあらゆる角度から制作しています。