そんな富士ヒルに参加するのも今年で3回目。どんな結果になるでしょうか？
ネタバレ↓
タイム:1時間23分59秒
種目別順位：319位/1579人(男子40-44歳)
総合順位：1712位/8904人
今回宿泊したのは河口湖畔の湖龍というホテル。会場までは8kmも無いので普通ならば自走でも30分程でつく距離ですが、今年は参加人数が大幅に増えたという話です。去年までと異なり混雑するのでは？と心配してやや早めに出発したところ、会場に着いたらこの有様でした。
荷物預けスペースに人が集中してしまって渋滞しており、荷物を預けるだけで結構な時間がかかりました。トラックの出発に間に合わなかった人も沢山いたようで、救済措置として臨時便トラックが準備されたものの、この便は五合目への到着がレース終了後だったため、上で2時間も3時間も待たされた人もいたとか。
どうしてこんなことになったのか？それは去年と今年の会場レイアウトを見比べれば一目瞭然です。
これは去年のレイアウト。荷物預け場所は左下の大駐車場と右下の野球場周辺に分散しています。
今年のレイアウトがこちら。主催者選抜以外の荷物預け場所が野球場周辺に集中しており、なおかつ会場への入口が野球場脇の一箇所のみ。そりゃ渋滞しますよね。
じゃあ何でこんなレイアウトになってしまったかといえば、単純に参加人数が増えたこと、そして工事のため陸上競技場が使えなかったこと。裏を返せば、来年は陸上競技場が使えるようになっているでしょうから、少なくとも今年みたいなことにならないだろうと思うのですが。
トイレの行列も今年は酷かったですし、北麓公園は広いとはいえ人数的にそろそろ限界なんじゃないの？と思えます。今年に限定すれば、運営面は榛名山ヒルクライムの圧勝と言わざるを得ませんでした。
今日は曇天模様で雨の気配なし、気温はやや低め。観光的には見晴らしが悪くイマイチでしょうが、ヒルクライムには絶好の気象条件です。
富士ヒルのスタートは、基本的に自己申告タイムの早い順にグループ分け。去年と一昨年は申告タイム80分で第5ウェーブでしたが、今年は少し弱気になって83分で申告したところ第8ウェーブになりました。これがどう影響するのか・・・？
スタートしてしばらくし、料金所を過ぎた辺りでその違いはすぐにわかりました。去年までと異なり周囲に速度が合う人が少ないのです。そのため自力でどんどん前に出る走り方にならざるを得ませんでした。ライン取りに失敗して詰まってしまうロスも何度かあり、誉められた走りではなかったのですが、それでも5km地点は自己ベストタイムで通過。まあこれならいい結果が出そうです。（←死亡フラグ）
異変が起こったのは一合目通過後。樹木が少なくなるにつれて向かい風が強くなり、速度が思うように上がらなくなりました。そういえば今日の予報は強い南西の風で、ありがたくないことに的中してしまったようです。誰かを風除けにしようにも、速度の合う人は相変わらず少ない。参ったね、どーも。
この状態は四合目手前の大沢駐車場まで続きましたが、そこのヘアピンカーブを曲がると進路が北東方向に変わり追い風になります。それに乗ってペースを上げ、最後の平坦区間の手前で大き目の集団に紛れ込むことに成功したのですが、いざ平坦区間にはいると思ったより速度が上がりません。こりゃ失敗したか・・・？かといって他に牽いてくれそうな人も近くにいません。こうなったら自力で行くしかないと腹を括り、単独で飛び出しました。
追い風だったこともありすんなり加速できましたが、ふと後ろを見ると何人もついてきてトレインになっていました。ちくしょー、誰かがペースを上げてくれるのを待ってやがったな！文句の一つも言いたかったですが、焦れて飛び出した俺の負けです。
平坦区間は残り少なくなっていたので構わず牽き倒し、最後の坂もタイミングが良かったのか空いていたので必死でもがいて、結果は1時間23分59秒。一昨年の結果に7秒及びませんでした。
2週前の試走で去年一昨年より良いタイムが出ていましたので、今年は自己ベストが出せる！そう思ってたらこの結果。何が悪かったんでしょう。一番の要因は向かい風だったと思うのですが、これは不可抗力です。他の要因を探すとすれば、自己申告タイムにサバを読まず正直に申告してしまったことでしょうか。仮にもう少し前のグループでスタートすれば、ドラフティングもできてもう少し違った展開がありえたかもしれません。
普段の練習と運、これがあれば結果はついてくる。そう信じてまた来年も来るとしましょう。練習した覚えは無いですが些細なことです。
何はともあれ、今年の富士ヒルも無事に終わり。ちょうど富士山が顔を出しており、何かご利益がありそうな気がして拝んできました。
来年こそ自己ベスト更新のためご加護をお願いします具体的には、俺だけ超追い風にしてください！
