いうまでもなく、規模といい人気といい大レースと呼ぶにふさわしい大会なのですが、どうも機会に恵まれず出ることができませんでした。今年はようやく予定が空いたので初参戦です。
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スタート地点は去年まで前橋市の合同庁舎だったと記憶していますが、ことしは道の駅まえばし赤城に集合となっていました。今年できたばかりの真新しい設備で、広いし奇麗だし申し分ありません。
恐ろしいことに、特に早く来たわけでもないのに建物内の椅子を確保することができてしまいました。相当のキャパがある設備なのでしょうね。
一つ苦情があるとすればトイレでしょうか。設備的には申し分ないのですが、こういった大会に付き物の仮設トイレが無かったので、大行列ができていました。来年は是非改善してほしい部分です。
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このレースのスタートは、自己申告タイム順でグループ分けされるハルヒルスタイルです。俺は80分で申告して第4グループになりましたが、先月試走したときは暑さに負けたとはいえ90分以上もかかってしまいました。
周りにいる人たちは80分前後で申告した人が多いはずです。この集団についていけるのだろうか?
そんなことを考えながら建物の中でくつろぎ過ぎてしまった結果、スタート地点に行くのがギリギリになってしまい集団後方からのスタートになってしまいました。ただでさえ追走できるか怪しいのに、スタート直後にぼっちになっちゃったらどうしよう。
スタートしてしばらくはタイムを測らないパレードラン。・・・なのですが、なかなか計測開始地点が出てきません。おかしい、パレードランこんなに長かったっけ?
後で知ったのですが、直前になってスタート地点が変更になっていました。途中にある交差点のカーブが急で危険だから、らしいですね。
しかしそれを知らない俺は、まさか計測開始地点を見落としたんじゃ・・・と疑心暗鬼。周りの人ものんびり走っているからそれは無いだろうと思いましたが、疑いは消えません。
なんやかんやで問題の交差点を曲がり、その少し先から計測開始。ここから本気モードで走るわけですが、新兵器のパワーメーターを今回は導入しています。FTPの95%くらいを目途にしてなるべく一定のパワーになるよう調整しながら登っていきます。
パワーメーターの恩恵はほんの数分走っただけで明らかになってきました。脚の疲労や呼吸のキツさが過去のレースと明確に違います。感覚的には、いままでのレースの序盤は110%くらい出してたんじゃないでしょうか?そりゃ後半バテますよね。
このレースは同じ群馬県ということで(そして前橋市と高崎市が不仲らしいこともあって)ハルヒルと比較されがちです。
住民の方たちが声援をくれる辺りはハルヒルっぽいのですが、コース形態は全く似ていません。
ハルヒルのような激坂ゾーンがあるわけではなく斜度の変化に乏しいし、ゴール前を除いてカーブも少ない。ありていに言って単調なコースです。
しかしそれだけに一定ペースで走りやすく、集団がばらけにくい。富士ヒルやハルヒルではすぐぼっちになってしまう俺も、今回はかなりの長時間を小集団で走ることができました。
この動画の1:15:05辺りで右から出てくるのが俺です。
いつもだったらゴール前はヘロヘロなのですが、今回はラスト1分くらいをそれなりの高出力でスパートしてゴールとなりました。これもパワーメーターの恩恵ですけど、スパートする余裕があるならもうちょっと道中のペースを上げても良かったんじゃないか、という思いもあります。この辺りは今後の課題ですかね。
タイムは78分20秒、順位は50代男子で完走607人中111位でした。うーん、良いのか悪いのかよくわからないや。
これにて、ハルヒル・赤城山・箱根・富士ヒル・東京ヒルクライムシリーズと、関東近郊の主なヒルクライムは全部出た、はず。来年は何に出ましょうかね。
なお乗鞍はマイカーが無いとキツそうなので出る気が無い模様。