ZWIFTでは相変わらずレースに出ることが多いのですが、最近はちょくちょくワークアウトもやるようになってきました。
ワークアウトとはトレーニングメニューのことで、ZWIFTには何百種類もある(らしい)のですが、その中で今日はSST(short)というメニューを紹介してみます。
SST(short)はFTPの96%と89%を繰り返し走ることでFTP(平均パワー)の底上げに効果があるとされるメニューです。
表彰台争いをするようなトップレベルの人を除き、ヒルクライムのレースというのは実質的に個人タイムトライアルです。従ってスプリント力もアタック力も重要ではなく、タイム短縮のためにはひたすらFTPを上げればよいはず。そう考えて以前はちょくちょくやっていたのですが、今はほとんどやってません。
なぜか。俺がZWIFTのレースに出るときは、レース中に無用なパワーの上下を少なくして消耗を抑えることで少しでも上位に食い込もうとしています。その結果FTPの80%~100%で走る時間が長くなり、高い強度で走る時間は短い登り坂のインターバルとゴール前スプリントくらいのもので、時間にすればほんの少し。
てことは、SST強度の練習はレースで足りているのではないか?せっかくワークアウトをやるのだから、レースで足りていない高強度の練習をしたほうがバランスが取れて良いのでは?と考えるようになったのです。
SST(Short)で要求されるパワーは低めなので難易度は高くありません。しかし89%というのは休憩にならない強度なので、40分間それなりのパワーを出し続ける必要があります。それがこのワークアウトの辛いところ。
この通り、単調というかメリハリがないので飽きてしまうのです。これをやるんだったらレースのほうがいいかなぁ。
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