新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が進む中、少しでも多くの人に接種を受けてもらうため、集団接種会場を競馬場内に開設したり、接種済みの人への“特典”を用意したりするなど、あの手この手で接種のスピードアップを図る自治体がある。国の接種スケジュールの前倒しに翻弄されながらも、「コロナ禍が収束していけば」と取り組んでいる。
東京都品川区は、大井競馬場内に集団接種会場を開設。「4号スタンド」を使用し、1日約1400人を受け入れる。
大阪府泉佐野市は、3回目接種を受けた市民を対象に、地域ポイントを5千ポイント付与。1ポイント1円で、市内の飲食店などで使用できる。