欧州で大腸菌、「Ｏ １０４」の混乱広がる

ドイツを中心に腸管出血性大腸菌「Ｏ１０４」の被害が広がっています。

感染すると腎機能が低下する溶血性尿毒症症候群を発症する例が多く、世界保健機構（ＷＨＯ）は新種の大腸菌の可能性もあると警戒を深めている。

ＤＰＡ通信によるとドイツ国内の死者は２２人、感染者は２７００人を超えた。
ドイツに旅行した米国人にも感染の疑いが出るなど、欧州１２カ国に広がった。

感染問題は５月中旬に表面化したが、未だ感染の発端や経路が解明されていない。
当初、独ハンブルグの保険当局はスペイン産のキュウリが感染源と発表、ところがその後の検査で感染源でない可能性が高まり、６月５日にはハンブルグに近いニーダーザクセン州の農場が作ったモヤシに発生源の疑いがあると同州が発表。
だが、その後の検査で菌は見つかっていない。

関係当局がトマトやサラダ用野菜も食べないように注意したこともあり、幅広い野菜や果物で買い控えが起きている。

日本ではユンケで「Ｏ１１１」、それから「Ｏ１５７」の問題が新聞をにぎわせましたが、欧米はそれ以上に深刻なようです。

現在、何で起こるかわからない食中毒

もし感染した時、軽く済むか、重症化するか、不幸にして死に至るのかの分かれ道は、自己の免疫力です。

感染した時のために、日頃から免疫力を維持する努力が必要になっています。

元気な人でも、日頃から自己の免疫力を落とす最大の原因、活性酸素対策が必要な時代です。