かやのなか

あれやこれやと考える

下痢とのたたかい

2023-01-02 00:57:09 | 日々のこと
私が、ではなくお犬様のこと。ひと段落したのでブログに書けることになったが、実はもう日付が変わって6日だ。今から4日分の日記を書く。
1月1日の夜、犬に異変が起きた。玄関に立ってずっとこちらを見ているのだ。このようなことはあまりない。絶対に外に出たいという意志を感じる。仕方ないのでパジャマから着替えてコートを着込み、ハーネスを装着して外へ出ると、急にぐいぐい走り出す。そして中腰にふんばったかと思うと、ビャーッ、見たことのないような水状の下痢を噴出した。
そして次の日の朝。散歩中にふたたび噴出。しかし、少しだけ固形分も混じっている。毛が生えているので顔色が不明だが、元気もない気がする。昼に友人と会う約束があったがキャンセルして様子をみることに。どうも落ち着きがなく挙動不審だ。しかし寝不足のためすぐに寝ようとする。寝れば治るか。私も寝不足だったので一緒に寝ようとする。すると実家の先住犬がちょっかいをかけにくる。母が追い払う。また寝かしつける。先住犬がチェックにくる。繰り返し。
3日に、満員の特急と新幹線を乗り継ぐのは体力的に相当厳しいのがわかっていたので、もともと2日の夜に帰ることにしていた。しかしロシア語の先生と打ち合わせ兼食事会が開催できることが決まったので、急遽早めに京都に向かうことに。こうのとり、はしだてと乗り継いで5時ごろ京都着。こうのとりの隣の客は優しくて若いお姉さんだったが、はしだてはひどかった。ベンチャー社長みたいなツーブロックに青いジャケットのおじさんが、常にスマホに向かって舌打ちしたり悪態をついていた。犬が蹴られるんじゃないかと気が気じゃなかった。京都駅では降り立った瞬間に、八条口前の横断歩道のど真ん中で下痢をした。タクシーおよび通行人の皆さん申し訳ないです。でもどうしようもなかった。犬も一緒に、岡崎あたりでお食事。ロシア語の先生にも再会できた。元気をもらった。10時ごろ宿に送ってもらう。そしてまた始まる下痢。一旦ホテルに戻り、風呂からあがってさあねようとしたらまた部屋の出口にトコトコ歩いていきこちらを見つめる犬。深夜2時。散歩、下痢。タクシーでビオフェルミンを買いにいってもらう。帰ってきて、半錠飲ませてやっと寝る。朝5時半、起きる犬。部屋の出口にトコトコ。3日の朝がきた。

一年の計

2023-01-01 02:28:11 | 日々のこと
一年の計は元旦にありと言うけれど、本日の出来によって今後の一年の未来が左右されるかと思うと、ちょっと緊張する。それくらい私は信心深い。
朝はわりと早く起き、犬二頭の散歩にいき、おせちを食べ、初詣にいき、帰ってきてまた犬の散歩にいき、夜ごはんを食べ、また犬の散歩にいった。
今年も犬の散歩まみれの年ということか。まぁいいけど。
初詣で引いたおみくじ(小吉)の病気の項目に注目してしまうようになった。「医者を選べ 治る」だって。前は恋愛とか結婚とかを真っ先に読んでいたのに。
医者を選べってなんだ。緑内障は基本的に治らないし、それなら別の病気が見つかるってことか。なんだ。こわい。
帰りの車の中で、母が追い討ちをかけるように「チラシに挟まってた鷹野神社(近所のお宮さん)の占いの紙を読んだんだけど、あんたとお父さんは今年はあんまりよくないらしいわ」とか言ってくる。やめてくれ。
父は一笑に付してけろっとしている。曰く、よくないことは考えても仕方ないので考えないようにしているらしい。なんでもなるときはなるしならんときはならんし。だそうだ。
さすか、心筋梗塞から生還した男は違う。私は健康診断のC判定ひとつでハラハラするのに。
今年も父と生き抜きたい。そして犬の散歩をがんばる。あとこのブログも毎日書きます。

ラッシュラッシュ

2022-12-20 00:01:32 | 日々のこと
金曜日の19時前に4回目のワクチンを打って、土曜日の早朝から徐々に発熱。そのまま夜まで38度前後をキープし、ギブアップして解熱剤を服用。徐々に汗をかき始めて体温が下がり、日曜日は36度8分付近を推移しながら頭痛と共存。出歩ける程度には回復したが基本は布団でゴロゴロしていた。
そして夕方からM-1決勝、鎌倉殿最終回を挟んでワールドカップ決勝と急に目まぐるしい。
鎌倉殿はながら見だったのでそれほど語れる内容がないけど、上手に見せ場を作って終わるなぁという印象。
M-1決勝とワールドカップ決勝は生の人生の面白さが爆発してカンストしてた。
表彰式でベストGK賞のトロフィーを早速股間に当てるGKを見て、日本がワールドカップの決勝ラウンド勝ち進むのに必要なのはなりふり構わず勝ちをとりに行く執着心ではないかと思った。
やれロッカーを片付けて賞賛されただのゴミ拾いをして各国サポーターから賞賛の嵐だの、マスコミの取り上げるトピックがいちいちセコい。
成績が振るわないから内申点で推薦を勝ち取ろうとするような、小市民的精神、過保護な母親の精神といってもいいけど、それからいい加減脱却すべき。
98年のワールドカップの時はそれもよかったけどね。
そもそもゴミ拾いとか片付けとか、取り上げない方がかっこいいんだからいちいちとりあげて水をさすなと。
なんて私がいくらグチグチいったところで国民性が変わるわけはなく、ただの場末の掃き溜めに吐き散らかされたグチなのだ。
木曜日に見たお芝居の感想を手帳に書かなきゃいけないと思い続けてもう4日が経ってしまった。怖いな。
コンディションが最高になる日を待っているうちに棺桶に足を突っ込んでいそう。ぼちぼちでやるしかないか。

タコスとタコライス

2022-08-10 00:40:00 | 日々のこと
撤退したかと思われた夏が帰ってきた。
このまま秋に突入してもらっても一向に構わなかったのだが、そう都合よく回るはずもない。毎朝、職場までの道のりが試練だ。cocoaの接触通知を何気なく確認すると、七月二十八日に30分、陽性者との接触が記録されていたが、通知が来なかったように思う。cocoaも状況に慣れてしまったか。

暑さを凌ぐため、麦わら帽子風に樹脂が編み込まれた小麦色のハットを被って出勤しているが、鏡をみると畑仕事に出向くおばあちゃんだ。首にタオルでも巻いたら完成品。でも機能よりも見た目を気にするような洒落っ気はこのところ下降の一途を辿っているので、これで良いのだ。良いのか?

昼ごはん代を節約するために、昨日今日と2日続けて弁当を持参した。梅干しをのせた米におかず二品程度の簡易弁当だが、弁当をメインに据えて、適当におかずを追加で購入する。すると、わが社食ではおかず一品が百円から二百円なので、二百円前後で腹が膨れ、とても財布に優しい。社食は通年でメニューにあまり代わり映えがなさそうなので、味のバリエーションは弁当側でつければよいか。

朝の河原で会う、黒柴を飼っているご近所さんが一級建築士で、赤柴を飼っているご近所さんが写真家、別の赤柴のご近所さんはお能をやっていて、白柴の飼い主さんは大地主。すごい人たちばかりで恐縮する。

また面倒な事務仕事が発生した。職場お得意の官僚仕事で、号令をかけた人々の理想と、末端で行う現実の仕事内容が乖離しているように思える。旗振り役の某省庁の気持ちもわかるが、もっとマシなやり方はないのだろうか。AIとかデータサイエンスとかいう前に、こういう問題を解決できるプログラムを誰か開発してほしい。(他力本願)

ハタハタとレタスと茄子のパスタ

2022-08-09 00:23:04 | 日々のこと
朝夕の散歩中は、だいたい配信とかラジオを聴いていることが多いが、ふと気がつくと物思い耽りがちだ。四十にして惑わずという。確かにやみくもに惑わなくなった気がするが、単に足が止まってしまったようにも思う。気をつけていないと、毎日同じことの繰り返しになってしまう。一年も半分以上過ぎたというのに、一月一日の自分とあまり変わり映えがない。本を読むとか映画をみるとか、そういったことは昔から習慣化してしまっているので、手に垢がついてしまった感がある。もっと抜本的に、何かまったく新しいことを始めなければならない気がしてくる。そういえば、今年の春ごろから「ご近所付き合い」というのが始まったのだった。何かを成し遂げるとか、上達するとかいった類の話ではないが、これも一応は変化といえるか。

10年以上前、ある時期チャットでよく交流していた人を、ツイッターでみかけた。HNも画風も当時から変えていない様子で、てきぱきした行動力とエキセントリックな言動は健在らしく、おかげでだいぶ悪目立ち、もとい炎上していた。炎上はこれが初めてではないらしい。むちゃくちゃにみえて、実はマメに周囲に気を遣って話す人のイメージだったが、少し追ってみると本人の言動は当時よりさらに先鋭化しているようだった。同好の士が集まるクローズドなチャットグループの中では、多少の暴言もコミュニケーションのひとつ、歪んだ愛の形としてみなされる。でも、ツイッターは彼女の悪い面しか強調されないツールだろう。しかし、彼女だってただ黙々と創作に没頭しているわけにはいかないだろう。輪を作るタイプの人なので、口を閉ざしてしまっては、やっていることの楽しみが半減してしまうはずだ。私自身ができないことなので、現状(および思想)はどうあれ、やっぱり根本的に強い人間だなと思う。私なんぞ、いまだに決まったハンドルネームのひとつも考えつかない優柔不断さだ。