手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

シェクター 改造記 1

2022年03月18日 01時19分57秒 | Guitar

Schectorのストラト改造記 その1

ESP LTD Metallicaを入手した数日後に性懲りもなく、シェクター(Schector)のストラト(USA製)をオークションで入手した。出品者は中古品を扱う業者だった。説明文のなかで「シェクターだと思われる」ということだった。確かに説明用の画像を見ると通常ヘッドにはSchectorのロゴが書かれている。またヘッドにはふつうだとシリアル番号が書かれているが、そういう記載が全くない。ただし、PUは見た目はシェクター製に見えた。またブラス製というピックガードの内側にはSCHCTERと書かれたステッカーが貼られていた。
 想えばオークションが始まった頃に偶然、シェクターUSAの初期バージョンを入手したことがある。
その頃はギターはGibsonのES335しか持っていなかったので、ギターの弾き心地とか音についての経験がなかった。やたら重くて弾きにくいギターという印象だった。そのためすぐに手放してしまったという苦い思い出がある。
そういうこともあり、自分なりの拘りのギターを作ってみたかった。そうなると対象はMoon,Valley Artsかシェクターになる。
今回のシェクター・ストラトはそういう思い入れのあるギターだ。

<全体像>

 

独特の色合いのボディーだ。

この画像ではピックガードがブラス製には見えない。

さて通常は、まず音を出してみるのだろうが、そのまま使う気はないので、ピックガートを外すことにした。

通常のプラスティック製であれば簡単に外せるが、金属製なのでネックを外さないと、それができない。
これまで何本もストラトを改造してきたが、ネックを外したことは1度もなかった。ネックを外すなんてことは素人のやる領域ではないと思っていた。
でも、今回は仕方がないので、外した。そして手持ちのストラト用のピックアップを組み込んだボードがあったので、それを取り付けた。
 早速、音出しをした。ちゃんと音が出るが、チューニングが安定しない。というか出来ない。
おかしいなと思いながらネックを掴んで動かしたら上下にグラつくではないか。
裏側のネックジョイントのボルトが緩いのだろうと回してみたら4本のうちの1本が空回りした。
外してみたら、まづい状態だった。ヘッド側の2つの穴は、本来の規格である7mm径くらいだが、下側の2つは
ナメられているというのか、すり鉢状だ。右側が特にひどい。木片で埋めてやってみたが、保持力がないというかダメだった。
どうしようかと途方にくれたが、こういうときは、同じ経験をした人がいるはずと、ネットで検索したら解決方法が見つかった。木ネジで締め付けるのではなくて、ボルトを使う方法があった。

早速、それをネットで入手。

<< 続く >>


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