手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

Heritage H-140 改造記 その1

2016年09月13日 00時39分36秒 | Guitar


 ようやく酷暑が終った感じで、夕方になると少し涼しさを感じるようになった。
ということで、以前から気になっていたギターをチェックすることにした。
それは、Heritage Guitar H-140 1986 レスポールモデル。3年ほど前に オークションで見つけて入手した。




Heritageというギターは、地方に居ると、なかなか実物に接っすることはない。もし、見ることができたと
しても、それは大抵、フルアコ・タイプ --いわゆる Jazzギターのモデルのことが多い。
値段も高くて、ポピュラーなGibsonのES-175の1.5倍以上はする。私の行きつけの楽器店は、意外な
ギターを置いていることがあり、そこで初めて見たが、とても「弾かせて」とは言えなかった。
 というか、その頃には自分のことも分かり始めていて、フル・アコはとても無理だと自覚していたから。
それでも、Heritageというメーカーのことは雑誌で読んだりしていたので興味はあった。
 以下、引用
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  1984年8月ギブソン社はミシガン州カラマズーの工場を閉鎖し、生産の拠点をテネシー州ナッシュビルに移しましたが、
  ナッシュビルに引越しできなかったクラフトマン達は、ギブソン社から工作機械と木材を引き受け、
  ヘリテージ・ギターを創業しました。

  ヘリテージが初めて発表したモデルは、元会社であるギブソン社のレスポール・モデルをモチーフとした
  ソリッドボディ・シングルカッタウェイ仕様のH-140であり、1985年6月に開催されたNAMMショーで披露され、
  「ヴィンテージのクォリティを新作で得ることができる」との評価につながりました。
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それで、15年くらい(?)前にオークションが始まった頃は雑誌では知っていても、実物を知らないギターが、結構出品されていた。
それで気になるギターを大抵入手してみた。Heritageの H-170というのを運よく入手したことがある。
が、悲しいかな、まだ「いいギター」というのがわかっていなくて、手離してしまった。
同じ頃に、Schecterの初期物のストラトも入手していたが、これも、価値がわからずに「重くて、弾きにくいなあ」と
手離してしまった。この2本のギターを手放したことが悔やまれる。
 「いいもの」は、価値が分かる人の手に渡ると、二度とオークション等には出て来ないようだ。

という私にとって、いわくつきの Heritage H-140であるが、かなり前所有者により改造が加えてあった。

 * PRSのPUについては、このサイトが詳しいです。

  http://bug.seesaa.net/article/293851759.html

だからと言って、音はかなり良い。が、しばらく弾いていると 妙なことに気がついた。
ボリュームの回転で音がかなり変わるのだ(Toneコントロールが働くような、、、)。
音がこもったりと。

ということで、裏蓋を開けて結線をチェックしてみた。すると、PUから来たケーブルが結線される
VRの位置がおかしい。オーディオをやっている人ならすぐに、おかしいと気がつくだろう。
PUからのワイヤーがVRの2番に繋がっている。そのせいで、VRの回転角で音が妙になるのだろう。

ということで、本来の音に戻すべく 修正作業をすることにした。


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