エチゾラムの断薬に伴い、新たな境地に立つ、拓くこともある。おそらくは、四感が不完全となったことで、想像する力を得たのであろう。
まさに感覚が不完全なのであるから、物理現象としてのリアルの世界とは摩擦や軋轢が生じる。それは、容易に想像のつくことだ。
例えば、1-2週間の間は、皮膚の張りも普段とは全く違う。
私は、特に意識して、回復の基準を皮膚の張りに置いている。四感を失った状態をエチゾラムの断薬による離脱症状だとして、それの状態であると、皮膚がピンと張ってしまう。
皮膚が張った状態であると、顔の毛穴は脂汗を分泌する。
毛穴が脂を出すのは、スキンケアを謳うウェブサイトでは、乾燥が原因だと書いている。そして、乾燥させないために保湿を十分に行うことをすすめてくる。
しかしながら、私の断薬による症状は、皮膚の乾燥という幻を認知して脂汗を分泌しているが、実際は特に乾燥しているわけではないのだ。
全く難儀なものだ。断薬の症状が薄まると、皮膚のつっぱりが取れて、途端に毛穴が開き、肌質が変わる。私の場合は、急にヒゲが生えてくる。物理現象と感覚の認知に差異が生じていることのわかりやすい例である。
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