デパス発エチゾラム行きからの脱出

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1-2週間の過ごし方

2022-08-28 19:20:00 | 日記
人間の自覚する時間。それは、私の年齢になると恐るべき速さで過ぎていくものだ。誰しも、子供の頃の時間の経過と社会人10年目では、全く異なるものだという認知があるだろう。

子供と大人では、1分あたりに吸収すべき知識がまるっきり異なるものだ。身体が成長するか、老化現象に任せるか、その時点で吸収する知識の質は、まるで異なる。

生きる術と生きる時間の記憶では、性質が異なる。

横道に逸れることも善しとしよう。エチゾラムの断薬の記憶を全て忠実に残すこと。それは、自身の記憶として残すべき有意義なものだ。
そして、他人とシェアすることで、他人の認知の一助となれば、この上なく嬉しいものである。

エチゾラムの離脱症状があるとされる1-2週間。
即断すると、非常に長い。昨日のことと記憶しそうになる事象が今日のことになる。やたらと時間の経過が遅いのだ。

昼に見た久本雅美のTV番組が、3日も前のことのように思えるほどに、時間の経過が遅い。
ちなみに、久本雅美のTV番組は、八丈島観光のプログラムであった。

私は、普段はTV番組は見ない。
寧ろ、人生においてはくだらないTV番組は、雑音でありノイズであるとの認識で、徹底的に排除している。

言ってしまうが、TV番組の有用性に気づいたのも断薬のおかげである。私程度の意識でも、断薬の苦しみは、総じて新たな経験として有効活用できるものだと思うのだ。

断薬の1-2週間。これは、社会人としての1年レベルの長さだと思える。寧ろ、そういう類の時間軸の存在を定義して、世に広く認知されてみれば面白い。

その遅い時間。失われた(感度の減衰した)四感を埋める作用があるのか、やたらと子供の頃の記憶が脳内に去来する。昔の出来事や考え方、辛かったこと。そして、それらの乗り越え方。断薬による四感の衰えを以て、成長途上の子供の身体に起きた異変と心の認知の記憶が蘇るのだ。大の大人が取り組む悩みも、既に9歳の自分が克服していたと分かれば、それは大きな励みとなる。

子供の頃、肉体的、精神的な発達の過程で、その2局の和か積か、いろいろなことにぶつかっている。私の中で、四感が減衰した状態。つまり、今、最も重大なトラブル案件にも対峙し、克服した記憶がある。実にあっけらかんとした記憶である。

こういう脳の皺に刻まれた記憶。それがピンチになるとどうにかしようとする仕組みは面白い。
30年を越えてやってくる。そう思うと長生きはするものだ。経験は生きてくる。人は等しく生きている。

いろいろな気付きがある。のだ。


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