委員会視察2日目は滋賀県野洲市。くらし支えあい条例、債権管理条例など、庁内ネットワークで生活困窮者に寄り添った支援事業を学びました。
野洲市債権管理条例の冒頭に「ようこそ滞納していただきました」「滞納は生活状況のシグナル」という文字が踊っています。一瞬「えっ!」と思う言葉ですが、税などを滞納している市民ほど相談にこない、滞納したことで市民との接点が生まれ、生活支援のきっかけになるという考え方です。
様々な生活困窮者への支援がありますが、お金をベースにしているところに野洲市の特徴があります。滞納の現場から課題が見えてくる。課題が見えればその解決のための仕組みが見えてくる。アンテナを張って、国の予算を探す。職員が生き生き仕事をしている様子が伝わってきました。滞納した税や保険料を完納したら、市の要綱に沿って延滞金の減免を行い、相談者のモチベーションを上げるようにしています。市民に寄り添った行政の原点を見た思いです。因みに「ようこそ滞納していただきました」は、市長さんが考えた標語だそうです。中身の濃い視察でした。
野洲市債権管理条例の冒頭に「ようこそ滞納していただきました」「滞納は生活状況のシグナル」という文字が踊っています。一瞬「えっ!」と思う言葉ですが、税などを滞納している市民ほど相談にこない、滞納したことで市民との接点が生まれ、生活支援のきっかけになるという考え方です。
様々な生活困窮者への支援がありますが、お金をベースにしているところに野洲市の特徴があります。滞納の現場から課題が見えてくる。課題が見えればその解決のための仕組みが見えてくる。アンテナを張って、国の予算を探す。職員が生き生き仕事をしている様子が伝わってきました。滞納した税や保険料を完納したら、市の要綱に沿って延滞金の減免を行い、相談者のモチベーションを上げるようにしています。市民に寄り添った行政の原点を見た思いです。因みに「ようこそ滞納していただきました」は、市長さんが考えた標語だそうです。中身の濃い視察でした。