残念ながら今日は波が上がりませんでした。ということで、事務処理をしたり雑用などをしています。昨日と違ってとても暖かく過ごしやすいのに波がなく残念です。
さて、下の写真は1982年1月4日撮影、内房布良です。早いものでもう26年前。お正月休みに西風の強風続きのあとに、まさかという大波がヒットしました。当時先輩が近所に工場を構え、SHAPEしてもらったCHITOSE SURFBOARDSを使用。ボードについては正確には記憶がありませんが、170cmちょっとのツインフィンスタビライザーだと思います。当時ショートボードブームみたいのがあって長さがどんどん短くなる傾向にありました。現在のトライフィン移行ちょっと前の時代だったのでは。お世話になっていた千葉の老舗SHOPに伺い、テンプレットをとりにいってそれを参考に製作してもらったことを覚えています。大先輩には大変失礼ながら(お許しを)、当時始めたばかりのモノマネシェイプ、論理もわからず今思えばよくそんなボードで乗れたものだな~と感心しています。その後千歳に戻り、千歳でサーフ中に真っ二つに折れてしまいました。かなりのダメージがあったんでしょうね。時代も変われば、そういったものは現代にはありませんので自分にとってのなつかしい思い出の1つです。この当時を知る方も少ないと思います。
▼ストンと落ちるように厳しいテイクオフ、面が硬く足の踏ん張りが必要で海から上がったあとはパンパンに張っていたと思います。友人や先輩のドロップインを横から見ると凄まじさが感じたものです。みんなそんなテイクオフだったんでしょうね。
海の中にいるサーファーと陸地のギャラリーとは天と地のような違いがあるデジャラスなロケーション。台風が来ても必ず波があるとは限らず、海に入るときの心構えは中途半端な気持ちではできません。1マン1ウェーブのルールを忘れず、Go for itの気合で行くしかない自分との挑戦をするような場面だったと思います。季節的にも冬ということでFULLのWETSUITSが必要であったり、経験や技術面でのハンデがありましたね。ボードのディケルは手書きのChitoseグラデーションロゴ、WETには某有名メーカのものにChitoseロゴをプリントして、LOCALブリブリ出していた頃です。あ~なつかしいな。
(注)当時のCHITOSE SURFBOARDSやChitoseロゴ(SURF TEAM)と現在類似するショップがありますが、一切関係がありませんので誤解のないように。