メルツのドネルケバブログ

ドネルケバブの話をざっくばらんに書いてます

ケバブ見聞録 「オスカーケバブ」 (上野)

2016-10-18 23:16:35 | 見聞録(ケバブ屋・トルコ料理屋情報)

 

上野のアメ横がケバブ激戦区と呼ばれる所以は、この光景のせいではないでしょうか。から揚げ屋を挟んで、手前が今回レポートをするオスカーケバブ、奥がモーゼスさんのケバブ。それぞれが客引きを通りに出しているので、アメ横を歩くと必ずこの2店舗に声をかけられるという形となっています。

 

オスカーケバブはアメ横3店舗でも、特にトルコを意識したお店。そして2016年11月9日より開催されるケバブグランプリに初出店します。

 

▼オスカーケバブのメニュー

 

オスカーケバブのメニューは、ケバブ、ポテトケバブ、バケットケバブ、ラップ、ケバブ丼の5種類。特にバケットケバブはアメ横だとオスカーケバブだけのメニューのはずです。

 

お肉はチキンとビーフのミックスが基本。

ソースは、オリジナル(甘口)、中辛、辛口、激辛、ヨーグルトの5種類。

 

▼トッピングメニュー

 

そう、このオスカーケバブの特徴は、アメ横だけでなく全国と比較しても充実しているトッピングの種類。特にたまねぎフレークや紫キャベツ・マリネは珍しいです。紫キャベツ・マリネはトルコ人スタッフのこだわりなんだとか…。

 

▼紫キャベツ・マリネをトッピングした図。わかりにくいですが、端の方に紫色の切れ端が…肉の下の方に埋まっています。食感と酸味が良いアクセントになります。

 

1回目は、ケバブ、中辛を注文しました。紫キャベツ・マリネのトッピングも注文しましたが、品切れだったようで、ピクルスを底と上に入れて頂きました。野菜はキャベツ、トマト、そしてピクルスの3種類です。

 

▼ケバブ

 

▼重さ測定(220g)

 

重さは220gと、アメ横のケバブとしては中間的で、1回目はピクルスを付けて頂いているので、よりサッパリと頂きました。

 

さて、今までのケバブレポートでは「ソースは他店と比べて甘め」という表現を多く使っていたのですが…辛党の皆さまお待たせいたしました。オスカーケバブは、他店と比べて辛めになっていて、中辛でも他店の辛口くらいはあります。辛さの中に旨味があるという感じで、直線的に口や舌にスパイシーさが伝わります。

 

▼食べ進めた時の断面図

 

記憶が正しければ、この時は上のみにソースをかける形だったので、下のキャベツにはあまりかかっていませんでした。ソースが辛めで口の中に十分に余韻が残っているので、むしろこの方が美味しく食べることができます。

 

▼2回目の写真

 

さて、2回目に訪れた時の写真が上です。前回とは異なりピクルスが無いのと、ソースのかけ方が上だけではなく、サイドから底に流し込むように入れているのが特徴です。また前回よりも量は確実に多いです。

 

 

サイドからソースを流し入れているので、前回よりもソースが濃く味わえます。こうなると甘いものが欲しくなるのですが、オスカーケバブさんはトルコアイスも売っている時があります。隙を与えぬ二段構えですね。

 

まとめですが、オスカーケバブの特徴は、豊富なトッピングと辛めのソース。特に紫キャベツ・マリネはトルコ感が増す希少なアイテムなので、ぜひお試しください。




ケバブ見聞録 「モーゼスさんのケバブ」(上野)

2016-10-18 00:06:12 | 見聞録(ケバブ屋・トルコ料理屋情報)

 

上野アメ横ケバブ戦争と題した、アメ横ケバブ特集第一弾は、アメ横にあるケバブの中でも抜群の知名度を誇る「モーゼスさんのケバブ」です。

 

「モーゼスさんのケバブ」は都内各地に店舗を持っているので、名前のインパクトも相まって知名度が高い有名店。しかし、実はこの店名、現在はブランド名のような形になっていて、店や地域でオーナーが全く異なります。なので、オーナーごとに味やメニューが異なっており、それを楽しめるのも「モーゼスさんのケバブ」の特徴です。

 

▼メニュー

 

メニューはケバブ、ポテトケバブ、ケバブ丼、ラップケバブの4種類ですが、店によってはポテトケバブが無いところもあります。お肉はビーフとチキンをミックスで提供されます。ソースの名前が変わっていて、「MIX」は「井上スペシャル」、「CHILI」は「滝沢スペシャル」と変わった名前がついています。

 

自分はケバブ、MIXソースを注文しました。

 

▼1回目の試食

 

ケバブを食べて思うのは、ソースがとても味わい深い点です。他店に比べてもフルーティーな味わいがします。辛さもピリ辛な程度で、むしろフルーティーな分、甘みがあるので辛いのが苦手な方でも大丈夫です。お肉はチキンがちょうど良い固さと大きさでした。

 

▼重さ計測。240.5g

 

また、ボリューム面としては240.5gと標準的でした。程よい満腹感が得られる、ちょうど良い量です。

 

▼食べ進めた際の断面

 

1回目の場合、ソースは底の方までかけてくれていたので、最後まで美味しいソースをお肉や野菜と共に味わうことが出来ました。

 

ただ肉やパンが冷えて、パンに至ってはかなり硬かった印象でした。温かさというのは、食事の満足度に直結する部分だけに、とても残念でした。

 

▼2回目の試食

 

1回目が少し残念だったので、日を改めてもう一度訪れました。今回注文したのは、前回同様にケバブ、MIXソースです。今回はパンもお肉も温かく、おかげで美味しく頂くことが出来ました。

 

そしてなんと、他のケバブ屋さんで最近見ていなかった顔見知りの店員さんが、こちらに転職されたそうで、久しぶりの再会を果たしました。その方に、再会でテンションが上がった状況下でケバブを作っていただいたため、量は普通よりも多いかもしれません。前回の240.5gよりも重く感じられました。

 

▼食べ進めた際の断面(2回目)

 

前回のケバブでは底にもソースをかけていたのですが、今回は中ほどのキャベツにソースがかかっていませんでした。辛いソースであればちょうど良いブレイクタイムのような形になるのですが、今回はソースがとても美味しいだけに、キャベツにかかっていないことは、少し残念でした。

 

改めてモーゼスさんのケバブを食べてみて思ったことは、やはりソースは万人受けするだろうと感じるほど美味しいことでした。そして店員さんや時間帯でバラつきがでるのもケバブ屋めぐりの楽しみなのですが、1回目と2回目がかなり印象が異なるあたり、その楽しみを思い出させてくれます。

 

知名度が高く、熱狂的なファンも多い「モーゼスさんのケバブ」。自分のフォロワーには、ケバブを8個まとめて買って冷凍し、家で解凍して食べていた猛者もいます。

 

今後のご活躍に期待しております。