メルツのドネルケバブログ

ドネルケバブの話をざっくばらんに書いてます

ケバブ見聞録 「カッパドキア」(神戸・ハーバーランド・モザイク)

2016-12-30 13:39:55 | 見聞録(ケバブ屋・トルコ料理屋情報)

神戸のハーバーランドは、東京で例えるならお台場のような場所で、今回ご紹介する「カッパドキア」がある「モザイク」という商業施設から一望できる景色はまさに「THE 神戸」。地元の方、観光客の方にも人気のスポットです。

 

さてそんな一等地に立つケバブ屋さんが「カッパドキア」。ケバブも頂けますが、ラフマジュン(トルコの薄い生地のピザ)やサバサンドなど、中々食べることができない魅力的なトルコ料理を頂くことができます。特にサバサンドは最近少しずつ提供するお店は増え始めたものの、それでもまだ全国的に珍しいということができます。

 

▼お店の外観

 

▼店頭のメニュー

 

 

さて、ケバブを注文しました。お肉はビーフ、ソースはミックス(中辛)です。そして出てきたケバブは、なんと一面お肉。一瞬、このお店のケバブはお肉しか入っていないのかと、かなり焦りました。よく見ると底の方に野菜がありました。この見た目はインパクトがあります。

 

▼ケバブの外観

 

食べてみるとお肉は厚切りで硬めです。その分、しっかり噛むことになるので、お肉の下味をよく味わうことができます。そのためかソースはあまり前面に出てこず、下味を邪魔せず、かつスパイシーさを付け足すような印象を受けました。

 

▼お肉の外観

 

ケバブの上の方にお肉が盛ってあるので、食べ進めていくと「このままだとキツイかもしれない」という考えが頭をよぎります。しかし、ちょうどそのタイミングでシャキシャキとした食感が楽しめる野菜の層に突入します。最後はソースとお肉の肉汁でほんのりと味付けされた野菜で、爽やかに〆ることができます。

 

▼ケバブを食べ進めた様子

 

食べ終わってみると、量もあって味もいい満足度の高いケバブでした。なによりもこのお店の魅力は、このケバブを素晴らしい神戸の風景とともに頂けることだと思います。今回、私は店内で頂きましたが、次回は神戸の景色と共に頂きたいです。

 

▼モザイクからの「THE 神戸」な風景

 

・カッパドキア公式ページ

・カッパドキア(食べログ)

 




ケバブ見聞録 「Mezopotamia」(京都・寺町通商店街)

2016-12-30 12:59:11 | 見聞録(ケバブ屋・トルコ料理屋情報)

実は口コミで「ここのお店は美味しい。ビッグマックの味がする。」と教えていただいたお店がこちらです。「寺町通と新京極通が交差するところ」と教えていただいたのですが、果たして高騰の情報だけでたどり着けるのかと心配していました。運の良いことに無事に迷わず発見することが出来ました。

 

▼Mezopotamiaの外観とメニュー

 

メニューをよく見ると、「スイカ」「マンゴー」「ライチココナッツ」「ミックスベリー」と変わった味のトルコアイスが食べられるように見えたので、ぜひ夏の観光シーズンに京都に訪れた際は、チャレンジしてみたいと思います。

 

▼視線を上にすると、そこにもメニューが

 

どうやらたどり着いたのは閉店間際(21時頃)で、お肉のほうも残りわずかになっていました。こちらはお肉はチキンのみでした。

 

▼ケバブの様子

 

驚いたのは、ケバブと言えば普通はピタパンに挟むスタイルを想像してしまうところですが、なんとトルティーヤで巻くラップスタイルでした。ソースはメニュー表にはありませんが、種類があるらしく、お店のマスターに「スパイシーがいい?」と聞かれたので、スパイシーにしてもらうことにしました。

 

▼ケバブを作る様子

 

具材はキャベツ、玉ねぎ、そしてピクルス。それにお肉とソースを加えて、巻くとケバブの完成です。

 

▼ケバブの外観

 

食べてみるとチリっぽいソースと生玉ねぎの風味、そこにお肉が合わさって、食べ終わった後の後味は確かにビックマックっぽく感心しました。考えてみると、中身がビックマックと似ているので、なんとなくわかる気がしました。

 

ソースはスパイシーでしたが、辛すぎることもなくピリ辛で留まっていて、ソースはバーベキューソースにも似た、旨みと酸味があります。ケバブを2つ食べた後ですが、それでも食べられる量なので、飲んだ後の〆にもってこいです。




ケバブ見聞録 「ZAZA PUB」(京都・三条)

2016-12-30 01:00:32 | 見聞録(ケバブ屋・トルコ料理屋情報)

高瀬川沿いの西木屋町通りにあるのが、こちらの「ZAZA PUB」。

 

▼お店の外観

 

こちらは店員にトルコの方が多くいらっしゃいますが、トルコ色はほぼ無いパブです。少なくとも50人は入れそうな広い店内にはテレビがあり、サッカーの試合を流していました。ここでスポーツ観戦も面白そうです。

 

さて、トルコ色は“ほぼ”ないと言った理由は、チキンケバブとラムケバブを食べることができるからです。ケバブと言っても、普段私たちがイメージするドネルケバブではなく、トルコではメジャーなシシケバブという、肉の串焼きになります。

 

▼カウンターのメニュー。お酒、カクテルが充実。

 

運ばれてきたケバブは実にお酒に合いそう。量もあるので、2人から3人でシェアしながら食べるのも良さそうですね。

 

▼ケバブの外観

 

お肉はとてもいい焼き加減で、噛むとスパイスとお肉の旨みがやってきます。あまりスパイシーではないので、辛い食べ物が苦手な方や、お酒を楽しみたい方でも大丈夫です。

 

ちなみにこちらのお店はシーシャ(水タバコ)が吸えるそうです。豊富なフレーバーの数々、ぜひお試しください。

 

▼シーシャ(水タバコ)のメニュー

 

ドネルケバブのブログという本質からは外れてしまうかもしれませんが、このように普通のパブやバーでもおつまみとしてケバブが、当たり前のようにメニューにある世界が私にとっては理想です。そうした観点からすると、こちら「ZAZA PUB」は1つの理想のスタイルではないでしょうか。

 

ZAZA PUB公式ページ(こちらに地図やメニュー等ございます。)

 




ケバブ見聞録 「ハミちゃんのチキンケバブ 2号店」(京都・三条)

2016-12-30 00:48:31 | 見聞録(ケバブ屋・トルコ料理屋情報)

お昼時はひっそりとしていた高瀬川沿いの通りが、夜7時頃に戻ってみると見違えるほどの活気になっていてびっくりしました。そんな三条の高瀬川沿いにあるのが、今回訪れた「ハミちゃんのチキンケバブ 2号店」。夜19時からの開店です。

 

▼お店の外観

 

お店はカウンター形式で、席に着くと目の前にはドリンクのメニューがありました。見たところ瓶ビールが充実していました。自分はギネスを頂きました。

 

▼メニュー表

 

さて、ケバブを頼もうとケバブのメニューを首を回して探したのですが、見当たりませんでした。とりあえず店頭にお肉はあったので、「肉があるんだから頼めないはずはないし、店員のお兄さんからソースを何にするか聞いてくれるでしょう。」という希望的観測のもと、とりあえず「ケバブください」と頼んでみました。ケバブは500円でした。

 

おもむろにピタパンを取り出して、ケバブ焼き器に近付ける店員のお兄さん。てっきり肉を焼くところにピタパンをかざして焼くのかと思ったら、なんとケバブ焼き器の上に網を置いて、そこでパンを焼くというより温めはじめました。こんな温め方もあるのかと新しい発見がありました。

 

▼ケバブの様子。機械の上に写る白っぽいものはピタパン。

 

さて、ケバブの完成を待っていると、自然と先客の方々と会話が始まります。通りと店内が仕切られていない立ち飲みに近いスタイルなので、気軽にいろんな人と話ができて楽しかったです。

 

さて、話しているうちに出来上がったケバブ。白いソースと、ケバブにしては珍しい黒いソース。黒いソースはテリヤキかなと思いながら食べてみると、むしろお好み焼きソースに近い味でした。店員のお兄さんに聞いてみると、白はヨーグルトソース、黒はバーベキューソースとのことでした。甘辛いながらもヨーグルトソースのコクとバーベキューソースの旨みが、これまたビールに合います。

 

▼ケバブの外観

 

具材はキャベツ、トマト、玉ねぎ。お肉はソースを邪魔しない控えめな味付けなように思えました。また量もお酒を飲みながらお腹を満たすのにちょうど良い量でした。お酒と会話を楽しみながら、珍しいバーベキューソースで食べるチキンケバブ。オススメです。

 

ちなみに高瀬川対岸の西木屋町通り沿いには、系列店のシーシャバーがあります。もちろんケバブも食べることができます。水タバコを吸いながら、または完全な屋内でハミちゃんのケバブを召し上がりたい方は、こちらもオススメです。

 

▼シーシャバー外観

 

ハミちゃんのケバブ公式ページ

 

ハミちゃんのケバブFacebookページ

 

▼お店への地図(餃々三条木屋町店を目指して来て頂くとわかるかと思います。)

 

ちなみにケバブにお好み焼きソースは合うのかとお思いになられる方もいらっしゃるでしょう。他のケバブ屋さんの日本人店員と、ソースについて話をした時「店のソースに飽きてしまって、お好み焼きソースをかけたら美味しかった」と聞きました。ぜひやってみてください。




関西のケバブ事情について

2016-12-27 00:44:58 | ケバブ遠征

これから訪れたお店の見聞録を書く前に、関西のケバブ事情について感じたことをまとめたいと思います。京阪神、意外とそれぞれに特徴がありました。

 

京都

・HAMIちゃんのキャバブ(京都・三条)
・ZAZA PUB(京都・三条)
・Mezopotamia(京都・四条)

 

京都では3つのケバブを食べました。

京都のケバブ屋は、地図で赤く囲った三条から四条にかけて集中しています(地図の左下は京都駅)。

 

三条と四条を実際に歩いてみると、三条は歌舞伎町のように夜のお店が多いイメージで、四条は吉祥寺のようにオシャレなお店が平面的に広がっていました。三条のお店は2店行きましたが、どちらも夜19時頃開店と夜間の需要を狙っています。こうした開店時間のお店は東京にもあって、錦糸町にも三条のケバブ屋とほぼ同じ開店時間のお店があります。また、眠らない町と名高い六本木のケバブ屋は24時間営業です。

 

神戸

・カッパドキア(神戸・ハーバーランド)
・アリババケバブ(神戸・元町)

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神戸ですが、こちらは街全体にケバブ屋が点在している印象です。行ったケバブ屋はハーバーランドと元町の2店で、歩いて20分ほどの距離でした。しかし、この他にも六甲アイランドや学園都市といった、街の中心から電車で30分かかるニュータウンにもケバブ屋があるようです。

 

ちなみに神戸は日本で初めてモスクが建設された地です。

 

 

大阪

・ドネルケバブ チャオ(大阪・恵美須町)
・アラプスン(大阪・大東)

・ナザール(大阪・心斎橋)

 

大阪のケバブ屋およびトルコ料理屋の多くは、大阪環状線の内側にあります。大阪環状線の内側は、難波を中心とするミナミと呼ばれるエリアと、梅田を中心とするキタと呼ばれるエリアで2分されていますが、ミナミはケバブ屋、キタはトルコ料理屋が多いです。京都の三条のケバブ屋は夜に営業しているので、ミナミのケバブ屋もそうなのかと思いきや、遅い店でも23時で店を閉めます。トルコ料理屋の店数は京阪神ではトップで、トルコ料理屋めぐりだけで3日必要でしょう。

 

全体

京都、神戸、大阪をそれぞれ一言でまとめると以下の通りです。

 

・京都…多くは三条~四条にあって、夜間営業の店が多い。

・神戸…都心部や郊外に満遍なくお店が分散している。

・大阪…キタはトルコ料理屋、ミナミはケバブ屋が多い。

 

ちなみに、地方にケバブ遠征する際は、必ず食べログなどのグルメサイトのお世話になるのですが、関西は共通して「ケバブ 地名」で検索すると、たくさんのインド料理屋が出てきました。検索結果からケバブ屋やトルコ料理屋など、ドネルケバブが食べられそうな場所を選別するだけでも一苦労でした。

 

また京都の四条にあるMezopotamiaは、HAMIちゃんのケバブにて出会った方に教えて頂き、初めて存在を知りました。グルメサイトには載っていないケバブ屋でした。以上のことから、関西にはグルメサイトには載っていないお店が、実は数多く存在するのではと睨んでいます。ご存知の方、ぜひ教えて頂けると幸いです。