羽田空港には国内線第2ターミナルに「ミセスイスタンブール」というケバブ屋さんがあることは既に紹介をしていましたが、その系列店「けばぶ工房」が昨年12月にオープンしていました。
▼ミセスイスタンブールさんを扱った記事
・ケバブ見聞録 「ミセスイスタンブールで朝ごはん」(羽田空港第2ビル)
・ケバブ見聞録「ミセスイスタンブール」 (羽田空港第2ターミナル3F)
さて、早速お店に行ってみると、和風な外観にトルコのパンが陳列されているなんとも不思議な空間を見ることができます。第2ターミナルのミセスイスタンブールでも販売されているトルコのパンをここでも購入できるのは嬉しいです。そしてケバブグランプリでも登場するトルコ風アイスの「どんどるまん」もありました。
▼お店外観
メニューはシンプルなシステムになっています。好きなお肉と食べ方を選ぶのですが、どれを選んでも一律単品680円、ドリンクセットなら800円です。食べ方で値段が変わらないのは関西で例がありますが、どんなお肉を選んでも値段が変わらないのは記憶にないです。
・お肉
‐ビーフ…ドネルケバブ
‐チキン…シシケバブ
‐ラム&ビーフ…アダナケバブ
↓お肉を選んだら食べ方を選ぶ
・食べ方
‐パンズでサンドする
‐ラップで巻く
‐ご飯に載せる
その他にもサバサンドや、初めて見たシャクシュカサンドもあります。これらも単品680円です。シャクシュカはトルコ料理屋で食べたことがありますが、それがファーストフードとして食べられるのは驚きで、次回ぜひ頼みたいと思います。
▼メニュー
席は特にテーブル等は無く、フロアに長椅子がいくつか用意されていて、そこに腰を掛けて食べる形となります。これはこのお店だけではなく、同じ並びのお店はすべてこのスタイルでした。
▼フロアに用意されている長椅子
さて私は、アダナケバブをラップで頂くことにしました。ミセスイスタンブールのアダナケバブはケバブグランプリ2016でも登場していて気になっていました。
▼アダナケバブのドゥルム
手に持った時、ラップのトルティーヤがヒンヤリとしていて意表を突かれました。しかし、アダナケバブ自体は熱々だったのでバランスが取れていたかもしれません。ソースは辛口を頼んでいたので、アダナケバブ自体の辛味と相まってとてもスパイシーで、むしろトルティーヤがヒンヤリしていて助かりました。
大きさ自体はあまり大きくなく、細くて長いという印象です。中には玉ねぎ、キャベツ、ニンジンが入っていて、特に玉ねぎとニンジンのシャキシャキとした食感がとても良かったです。
アダナケバブをファーストフードとして出すお店は少なく、これが物価の高い空港でドリンク込みで800円というのはありがたいです。どうしても匂いがあるので空弁にするには難しいですが、その場合は店頭のトルコのパンを買っていきましょう。
▼アダナケバブのドゥルムの断面
アルミホイルで巻かれているラップには共通の弱点があります。ラップの細かい凹凸にアルミが入り込み、剝がしきれず一緒に食べてしまうことがあるのです。食べ進めていくうちにその可能性は高くなりますので注意が必要です。