先日新聞に「甲状腺がん薬不足」の記事が二日間に渡って出ていました。
「ヨウ素131」を製造する海外の原子炉で稼働停止が重なったために
治療の延期を余儀なくされる患者が出ているそう。
治療の延期で死亡リスク増。
肺や骨に転移があるなど再発のおそれが高い患者が
甲状腺の摘出術後3~4か月後に服用する事が多い。
服用が6か月以上だと6か月未満の場合より死亡リスクが
4.2倍高まるとする研究報告があるとのこと。
このヨウ素131は全量を輸入に頼っているそうで
国産化も視野に入れ、安定供給の戦略を考える必要性があるみたいです。
「要素131」
服用すると甲状腺から別の臓器に転移したがん細胞などに集まり
細胞を破壊する。国内では年間4000人の甲状腺がん患者が服用している。
・・・・・・読売新聞記事より抜粋・・・・
私は2008年と2009年に甲状腺腫瘍の摘出手術を受けています。
乳頭がんでしたがリンパや他臓器への転移は見らなかった為
ヨウ素131は服用していませんが
がんが発覚し、ネットで情報収集していた時
この治療を受けた方が数人おられました。
今、服用を延期されている患者さんやご家族の気持ちを思うと胸が痛くなります。
助かるはずの命が危険にさらされているなんて・・・
私の甲状腺がんは何気なく受けた脳ドックで見つかりましたが
後で思うと、予兆はあった感じでした。
何方かのお役に立てばと、その時の様子を次の記事にさせて頂きます。m(__)m