ケイの闘病や介護録

病気の記録や家族の介護の記録など

尿が出ず入院 14

2022年03月12日 | 兄の介護

ショートステイのロングから入所へ移行と言われ

ショート利用を開始して一ヶ月が経った頃

施設から「昨夜から歩けなくなった」と電話があり

夫と二人で施設に行きました。

玄関先に車椅子に乗った兄と例の看護師さんがおり

「急に歩けなくなったんです。 何だかお腹もフニャフニャしてて・・」

そう言いながらズボンと紙パンツを少し下げて

兄のお腹を押さえて見せる。

波を打つように動き、明らかにおかしい。

で、夫と私で兄を病院に連れて行くと入院となる。

原因は尿が出ていなかったのです。

あと半日遅れていたら危険でした。

 

尿が出なくなった原因は結局分からずじまい。

しばらくバルーンカテーテル(尿を出す管)を入れていましたが

徐々にリハビリも開始され歩行訓練も始まりました。

ベッドからの立ち座りから

脇から抱え込む大きな歩行器での歩行訓練へ

そして、手で押し歩くタイプの小さな歩行器での歩行訓練

退院の目途が立った頃には手すりがあれば歩けるまでに回復しました。

入院から3か月くらいだったと思います。

退院が決まればバルーンカテーテルを完全に外すとの事。

 

入院時、病院のケースワーカーさんが逐一

兄の状況を施設の看護師さんに報告して下さっていました。

退院の目途が立ったのでケースワーカーさんが

施設に退院日の調整の為に電話をすると急に態度が変わり

「そんな話は家族にして下さい。こちらにされても困ります。」

と言われたそうです。

ケースワーカーさんは「普通は施設と病院とで調整するのが当たり前なんです。

今までの状況報告は聞いていたくせに突然のあの態度には驚きました。

こんな施設は初めてです」と憤慨されていました。

 

嫌な予感がしながら、私が施設に行きました。



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