兄の小学生時代、てんかんの発作で倒れることはあったけれど
学校にも結構通え、珠算教室にも行けるくらいだったそう。
兄が小学4年生、夫が小学1年生の時に父が脳出血で突然他界。
兄の発作が徐々に増え、感情の起伏も激しくなり攻撃的になる事があった。
中学生の頃にはそれが原因で何度も入院を繰り返し
病院からのすすめで障がい者の施設にやむなく入所をする。
しかし突然の環境の変化についていけず、
食事が摂れなくなりやせ細った兄は帰って来た。
その後、薬がよくなったのか病院を替わったことがよかったのか
その後は1~2回入院したが攻撃性も少し落ちついてきた。
夫が成人し兄の精神状態が悪化しても、かなり抑えることができた事も
入院を回避できた理由と思われる。
長年、兄が在宅生活を続けることができたのは
父の代から自営で、夫と母が常にそばにいて介護を続けた賜物だと思います。