大道具の素

劇団ほうき座の大道具・舞台裏

抜き蝶番 2

2005年02月11日 | 舞台道具
      抜き蝶番の取付け方

手作り蝶番が出来たところで。大事なャCントがあります。


皿ビス(3×20)などで固定する時に2.5寸の釘を挿したまま取り付けます。
こうして遊びがない状態で取り付け、ナグリなどで抜き取って完成です。



で、なんでもかんでも抜き蝶番に。これはドア用。



ついでに。ボルトで繋ぐのならチョウナットを用意しましょう。
工具が要らないから…人が乗るような物は勘弁してください。


抜き蝶番

2005年02月11日 | 舞台道具
抜き蝶番(屋台蝶番)loose-pin hinge


市民オペラに参加した戦利品です。枚数が少ないのでもっぱら場転用に
使ってます。上演中に道具が分かれたり、暗転中にパネルを繋いだりと。
この辺じゃ売ってないし、高くて手が出ません。ということで作ります。


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       抜き蝶番の作り方

手に入りやすい安価な蝶番のカシメ部をグラインダで削って。2寸釘
などを使ってピンを抜き取ります。




2寸釘を曲げた物でもいいんですが、見た目も使い勝手もわるいので
かくし釘を曲げてピンを作ります。この直径3ミリの長めの釘を見つ
けた時は嬉しかった。

完成!
でもつづく~


初舞台はパーマン?

2005年02月11日 | 舞台写真
役者には興味がなかったのだけど…(コスプレ好きだった?)


「赤ずきん」(1987) 
テッチさん(ほうき座)の脚本、演出で幼稚園の発表会にお父さん達
だけで参加してお芝居をするところがあり、その台本を使ってスイミ
ングスクールのクリスマスパーティーで寸劇をしてました。

一日で三回公演!やるたびにパワーアップ!長い休憩…なつかしいなあ。
パーマンの台詞は五つでした。

お父さん達
この中から何人も入団してます。
クリスマスパーティーの寸劇
役者の登竜門?羞恥心をすて大きな声を出す修行の場。

七年後の小道具

2005年02月11日 | 舞台道具

「萩の花」(1994)で使用した刀です。「真説桃太郎」から7年で
軽金属→木製へと進化?しました。

桃太郎は身長5尺の小柄な女の子だったので、扱いやすいように
刃渡りは1.8尺。こちらは舞台も狭く、座る動作もあったので1.1尺
とかなり小振りです。

刃こぼれしてますが、立ち回りがあったわけではなく。子供が見つけ
おもちゃにした為です。

注意
子供の手の届かない所に保管しましょう。


昭和の小道具

2005年02月10日 | 舞台道具
錆びてない~って名刀? 


「真説桃太郎」(1987)の刀です。当時は木工の経験がなく、
アルミ+エャLシパテで、もうなんかプラモ感覚で作ってました。

これと、お約束の「大きな桃」も作ったのですが…。残念ながら写真が
手元にありません。寒い時だったので事務所で作ったのですが。

ドア幅より大きくて出せなくなったり、本番当日までスプレー塗装をして
シンナー臭くって、中の子供を心配したり…。 う~ん、思い出深い
「劇団ほうき座」とのかかわりをもつキッカケとなった道具です。

反省
道具は余裕をもって製作しましょう。
ネオ(サクラ)カラーなどの水性塗料を使いましょう。