こんにちわ、今回はカシオドロスの手紙を考察してみました。
インターネットでのビジネスイングリッシュならぬ、言葉足らずなまたポイントを外れた返信に辟易している白雪姫です。
収益力がある大会社がちっぽけな顧客に
どういう対応をするのか、昔の商人道は良かったな❗
いつからこんなに偉くなったの?
すみません😣💦⤵
人は意識無意識にかかわらず自動的に場面場面に応じて変身し演技をするという。
[男性と女性]で決定されているもの、
[好意と悪意]からくる本能的な好き嫌い,
[上司、部下、同僚]で社会的なステレオタイプ身分の差に対する言葉使い、身の振る舞い方、
[緊張した仕事場にいる自分とリラックスした自宅にいる自分]の各場面に応じて自動的に演技している全てが[本当の自分]だと言う。
[全世界が一つの舞台
そして人間はみな役者に他ならぬ
それぞれに出があり引っ込みがあり
一生を通じて様々な役を演じる]
(おきに召すまま
ウィリアム.シェークスピア)
[好かれたい][馬鹿にされたくない]
[恥をかきたくない]
その目的で最高の演技をする。
最もだ。
犬だって、猿だって最もだ❗
カシオドロスの手紙
この手紙は一見謙虚(huminity)に読めるが、謙虚に演技をしていると言わせて欲しい。
カシオドロスは権力や恐怖で相手を威嚇(intimidation)するのをネガティブとし、ポジティブな取り入り(ingratiation)
で相手に好感を持たせるローマ風遺産を司令書に表現した。
積極的に相手にポジティブな印象をイメージ付け、相手を自分の思い通りに動かすと言う[獲得的印象操作(acquisitive impression management)]
ちょっとした言葉の使い方の違いで心理面を有利に操れるのは、インターネットの世界でも日常の宣伝文句だ。
[印象操作の深層言語術]とも呼べるものだという。
カシオドロスはベネチィアの生い立ちを熟知し、その優れた彼らの業績を実際に挙げて称賛し認めている。
人は自分と同じ意見を持つ人を好きになるという[態度の類似性]を持って誉めそやしている。
そして哀願(supplication)に見せかけた
威嚇(intimidation)も忘れていない。
ここが要点なのだ。
頭のいい君たちには理解できる。
自由の裁量を与えているんだよ。
塩も魚も採っていいんだよ。
これは司令だよ。
直ぐに準備をしなさい❗
ベネチィアの民の水準とプライドに標的を合わせた命令書なのだ。
本当の意図は食糧が欲しい。
緊急に欲しいのだった?
この後、ベネチィアは大商船国になった。
相手の能力を知っていたカシオドロス。
兵力は征服者蛮族ゲルマンが政治・経済は被征服者ローマ人が受け持つという何処にでもある話。
何度読んでも飽きたらない塩野七重
[ローマ人の物語]より
[心理戦で絶対に負けない本]
伊東明、内藤よし仁(よしひと)共著
より引用致しました。
日本はこんな古い時代に歴史的に食糧を外国から緊急輸入した事があったのだろうか?
ここまでのお付き合い誠にありがとう
ございました。