薔薇は荒野の中で朝のように美しくて若々しかった。
よく見ようと近くまで走ってきた。
喜びに胸がふくらんだ。
バラ バラよ 赤い小さなバラよ 荒野に咲く小さなバラよ
「折られるのはいやよ。折ったらあなたを刺しますわ。」
「いつまでも私の事を覚えているように」とバラは言い返した。
バラ バラよ 赤い小さなバラよ 荒野に咲く小さなバラよ
バラは抵抗をして少年の指を刺して 少年に痛みを与えたけれど
結局は折られてしまった。
なるがままになるしかなかった。
バラ バラよ 赤い小さなバラよ 荒野に咲く小さなバラよ
ゲーテは若くまだ学生だった頃に、一人の女性と恋に落ちたが勉学の
ために彼女を選ばなかった。
女性は独身を貫いたという。
童(わらべ)はみたり 野なかの薔薇(ばら)
清らに咲ける その色愛(め)でつ
飽かずながむ
紅(くれない)におう 野なかの薔薇
手折(たお)りて往(ゆ)かん 野なかの薔薇
手折らば手折れ 思出ぐさに
君を刺さん
紅におう 野なかの薔薇
童は折りぬ 野なかの薔薇
折られてあわれ 清らの色香(いろか)
永久(とわ)にあせぬ
紅におう 野なかの薔薇
やんちゃな子供との楽しい歌だと思っていました。
音楽の時間に唄いましたね。
私が野ばらよ!
失礼を致しました。イッヒツヒ!
上野国立科学博物館の中庭に薔薇の園がありました。
読者の皆様、今まで本当に有難うございました。
近日中にgooブログ様から自分のブログへ移行することになりました。
後何回かは投稿させていただきます。
最初から白雪姫自身がびっくりするくらいの好評をいただきまして
本当に有難うございました。
ひとえにgooブログ様の信頼の元に培われてきたことに感謝の念を
捧げます。
また親切なご協力本当に有難うございました。
尚、題名は同じで「振り向けば大宮の夜が明ける」をもう少し
お上品にお送りしたいと思います。
みんな、寒さに気を引き締めて、幸せになろうよ!