振り向けば大宮の夜が明ける。 少し変わった角度から眺めるの!

大宮在住。
伸び行く大宮市、
その時々の目に留まったことなどを楽しくユーモアも交えて
書きたいと思います。

加賀友禅唐草文様の穏やかさ!

2019-02-11 08:46:19 | ブログ

優しく柔らかさでふんわりと仕上げた、

どんな女性が着ましても、

穏やかな優しさを真綿みたいにふんわりと・・・・

 

 

 

 

いしかわ伝統工芸フェア2019年が

飯田橋駅前の東京ドーム、後楽園内で開催されました。

加賀友禅染めの豪華な華やかさにうっとりと

目の中の瞳孔が「加賀百万石だい!」

といいました。

 

 

 

 

歩き方が一味違う日本の美しいお母さんたちでした。

このデモンストレーションが

さすが加賀県の匠の技でした。

足袋を履いた時点でシャンとなるそうです。

身のこなし方、教えてください。

 

 

 

この着物のデザインは、唐草文様というのだそうです。

 

 

 

 

 

 石川の伝統工芸品は、い加賀あ~~~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①花唐草


●花唐草は、花だが何の花だかは特定できない花。

 

中国伝来の「唐花文」も同じ「唐」は花形文様の総称。

 

唐草と花を組み合わせた物を「花唐草」と呼ぶ。

 

「牡丹唐草」「菊唐草」「蓮唐草」などは

装飾文様の代表です。

 

花という文字を先に持ってきました。

日本らしいですね。

 

 

 

②菊唐草


 ●菊の花をモチーフにしたとても日本的な格調高い柄。

 

ベーシックに利用範囲の広い文様。

 

菊の花は、

花びらの色や縁取りの色が様々で、連続文様も単調には

ならずに動的です。

 

単調なんて言葉すら浮かんできませんよね、

躍動感のあるプリズムの中を覗いているみたいです。

直ぐに目に浮かんできますのは、

現代人のラフな浴衣姿でした。

 

 

 

 

③忍冬唐草(にんとうからくさ)

 

複数の曲線や渦巻き模様を組み合わせることで、

つるが絡み合う様子を表します。

 

左右対称の図形的な渦巻き模様などに簡略されたもの、

多種多様の唐草模様が愛されています。

 

 

古代ギリシャ遺跡の神殿などで

アカイア式円柱に見られる文様が唐草文様の原型で、

メソポタミアやエジプトから伝播したといわれる。

(他の説もある。)

シルクロード経由で伝わったとある。

(これも他の説がある)

様々な説が世界中にあり、

日本でさえも統一した意見は見つからないのです、

デザインの由来は殆どがそうです。 

 

 

④宝相華(ほうそうげ)

 

蓮華分の変化したものとも、

中国に宝相という名であるバラ科の花だとも、

ブッソウゲというアオイ科の花だとも言われている。

 

優美に文様化された植物の装飾文様で

唐華、端花ともいう。

 

中国では、隋、初唐時代から用いられ盛んになった。

日本では、飛鳥時代に盛んだった忍冬文(にんどうもん)

に代わり、

奈良時代から広く用いられて平安時代以降も人々に

愛された。

 

 

 

 

 

洗練された崇高な美意識が日本文化の源泉粋です。

 

 

 

 

 

 

 ④葡萄唐草

 

ブドウの房、ツル、葉などで構成した唐草模様。

古くアッシリアに広まったと言われ、ギリシャ、ローマ、

ササン朝ペルシャなどで盛んになり建築装飾、土器、

織物の文様として用いられた。

 

日本では白鳳時代から盛んになり、

室町時代末には、建築装飾や蒔絵などの工芸意匠にも

用いられた。

(西本願寺など)

 

 

⑤しのぶ


しのぶとはシダ科の植物で

輪島塗にみられるシノブの沈金仕上げ・外面・は、

特徴あるオリジナルの輪島塗ならではの文様です。

 

〇沈金とは、

細いノミで溝を彫った後に、

金粉を埋め込む輪島独特の手法です。

 

 

 

 

加賀友禅の唐草文様、

伝統100万石の香りの壺の蓋を少し開けて・・・

松田風華作

 

 

 

 

いつも思うのです、

日本の男性の高尚な美意識はどこからくるの?

 

いつも受けとめます答えは、

「四季のある美しい日本列島だから」

 

それでは、今日も

日本列島のお水を飲んで優しく行きましょう!

 

 

 

 

ここまでのお付き合いありがとうございました。

シャンシャン。

エッ、シャン!

OK!

 


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