優しく柔らかさでふんわりと仕上げた、
どんな女性が着ましても、
穏やかな優しさを真綿みたいにふんわりと・・・・
いしかわ伝統工芸フェア2019年が
飯田橋駅前の東京ドーム、後楽園内で開催されました。
加賀友禅染めの豪華な華やかさにうっとりと
目の中の瞳孔が「加賀百万石だい!」
といいました。
歩き方が一味違う日本の美しいお母さんたちでした。
このデモンストレーションが
さすが加賀県の匠の技でした。
足袋を履いた時点でシャンとなるそうです。
身のこなし方、教えてください。
この着物のデザインは、唐草文様というのだそうです。
石川の伝統工芸品は、い加賀あ~~~!
①花唐草
●花唐草は、花だが何の花だかは特定できない花。
中国伝来の「唐花文」も同じ「唐」は花形文様の総称。
唐草と花を組み合わせた物を「花唐草」と呼ぶ。
「牡丹唐草」「菊唐草」「蓮唐草」などは
装飾文様の代表です。
花という文字を先に持ってきました。
日本らしいですね。
②菊唐草
●菊の花をモチーフにしたとても日本的な格調高い柄。
ベーシックに利用範囲の広い文様。
菊の花は、
花びらの色や縁取りの色が様々で、連続文様も単調には
ならずに動的です。
単調なんて言葉すら浮かんできませんよね、
躍動感のあるプリズムの中を覗いているみたいです。
直ぐに目に浮かんできますのは、
現代人のラフな浴衣姿でした。
③忍冬唐草(にんとうからくさ)
複数の曲線や渦巻き模様を組み合わせることで、
つるが絡み合う様子を表します。
左右対称の図形的な渦巻き模様などに簡略されたもの、
多種多様の唐草模様が愛されています。
古代ギリシャ遺跡の神殿などで
アカイア式円柱に見られる文様が唐草文様の原型で、
メソポタミアやエジプトから伝播したといわれる。
(他の説もある。)
シルクロード経由で伝わったとある。
(これも他の説がある)
様々な説が世界中にあり、
日本でさえも統一した意見は見つからないのです、
デザインの由来は殆どがそうです。
④宝相華(ほうそうげ)
蓮華分の変化したものとも、
中国に宝相という名であるバラ科の花だとも、
ブッソウゲというアオイ科の花だとも言われている。
優美に文様化された植物の装飾文様で
唐華、端花ともいう。
中国では、隋、初唐時代から用いられ盛んになった。
日本では、飛鳥時代に盛んだった忍冬文(にんどうもん)
に代わり、
奈良時代から広く用いられて平安時代以降も人々に
愛された。
洗練された崇高な美意識が日本文化の源泉粋です。
④葡萄唐草
ブドウの房、ツル、葉などで構成した唐草模様。
古くアッシリアに広まったと言われ、ギリシャ、ローマ、
ササン朝ペルシャなどで盛んになり建築装飾、土器、
織物の文様として用いられた。
日本では白鳳時代から盛んになり、
室町時代末には、建築装飾や蒔絵などの工芸意匠にも
用いられた。
(西本願寺など)
⑤しのぶ
しのぶとはシダ科の植物で
輪島塗にみられるシノブの沈金仕上げ・外面・は、
特徴あるオリジナルの輪島塗ならではの文様です。
〇沈金とは、
細いノミで溝を彫った後に、
金粉を埋め込む輪島独特の手法です。
加賀友禅の唐草文様、
伝統100万石の香りの壺の蓋を少し開けて・・・
松田風華作
いつも思うのです、
日本の男性の高尚な美意識はどこからくるの?
いつも受けとめます答えは、
「四季のある美しい日本列島だから」
それでは、今日も
日本列島のお水を飲んで優しく行きましょう!
ここまでのお付き合いありがとうございました。
シャンシャン。
エッ、シャン!
OK!