くまがい桂子 の  エッセイ  「木もれ日あびて」

「民報ゆうばり」に隔週で掲載している
エッセイ「木もれ日あびて」です。

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テレビ、あれこれ…。

2005年04月18日 | Weblog
 先週の日曜版コラム「風の色」、『テレビって一体?』読まれましたか?

 「いつの間にか、テレビって、そのたびごとに話題が三つくらいしかなくなったなあ。次々と浮かんでは消えたモノやヒト。パナウェーブ、統一教会、サッチーからフセインまで。多分ロス疑惑

のころから始まって、オウムでピークに達して、そのまま続いている。共通するのは『恐怖』をウリにすること。得体の知れない何かが私たちを攻めてくるかも、洗脳されてしまうかも…。

B級ホラーのような内容を繰り返し流して、必要以上に『恐怖』を増幅させる。
 「その割にさ、本当に怖い現実はあまり描かないんだよねえ。君が代を歌わないだけで処罰と
か、チラシまいただけで逮捕とか。

『自由が奪われる現実の『恐怖』は描かずに、そういう政策を実行中の都知事のドラマや国会議員をゲストにバラエティ番組をやる。そういうテレビ局の態度のほうがよっぽど恐怖なんだけど。』 …海南友子さん

 先日、銀行から、NHKに受信料不払いの連絡をしたところ、担当者から「ご意見を伺いたい」と電話が来ました。

「国民に大切な事実を報道するのが公共放送の役目ですよね。国営放送と呼ばれるような内容の、現在の報道や番組内容が改善されれば、すぐに支払いは再開します。

戦後六〇年たっても、この国が「お上」の意識をぬぐえないのは、NHKにも大きな責任があると思う。本当の民主主義を国民の中に根付かせるには、少数意見をきちんと報道し、国民の様々な運

動や考え方を公平に紹介して、国民が自分で考え、判断する材料をきちんと提供するべき。大人の責任として、子どもたちに、まともな日本を残しましょうよ。」と話すと、

「大変よくわかりました。おっしゃる通りだと思います。今後、改善に力を尽くしてまいります!」

 さて、今後のNHKは…?