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【2015パリ同時多発テロ】今後のテロの傾向と対策ついての考察

2015年11月18日 | 日記やメモとか
現行のテロ対策は、以下のもの。
危険人物を国外に迅速に追放。
過激な思想を持つモスク(イスラム礼拝所)の閉鎖。
同時テロで犯行声明を出した過激派組織に対する空爆強化。

それと同時にやらねばならぬ事は、貧困からの救済と教育。

貧困の環境下では、選択の余地が無い。
ゆえにそれがテロ組織であろうが、食い物にありつけるところに行くことになる。
かつて、オウム真理教もホームレスに衣食住を与え、武装部隊(白い愛の戦士)を形成していた。
貧富の格差による不満は、怒りへと簡単に昇華されるのは明白の事実。

また、社会に対する不平不満と人生哲学(幸福論)がないがゆえ、自己存在意義を資本主義(拝金主義)下では満たせない人々が、それに対抗する別の思想(過激主義や共産主義など)に傾倒する。

今後必要なテロ対策は、短期的な現行のものと、長期的な支援が必要であると考える。
後者を疎かにすれば、別のテロ組織が形成され、いつまでも終わる事がない。

テロはゲリラ戦なので、どこで行われるかわからないし、誰が敵なのか分かりにくい点も撲滅しにくい点である。

これについてはまた今度。


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