7月5日(木)の稽古風景
(福岡県京都町・苅田町総合体育館「合気道 真風会」)
「合気道 真風会」では、”ケガをしない、させない稽古”を心掛けています。
真風会での稽古方法は、お互いに技を掛け合い、受けの人は変に逆らわずに、素直に受けを取って技を覚えていきます。
お互いの体を借りて稽古をするのですから、関節技で必要以上に痛く極めたり、投げ技において危険な落とし方をしてはいけません。
合気道をしている人の中には、必要以上に相手に痛い思いをさせて、自分は強いと勘違いしている人をたまにみかけます。
稽古の為に無抵抗で体を貸してくれている相手に対して、必要以上に痛い思いをさせなくても良いのです。
「合気道 真風会」における、”正しい技と、正しい受け”を、しっかりと身に付け、”ケガをしない、させない稽古”を心掛けてください。
しかし、”ケガをしない、させない稽古”を重視はしていますが、その反面、「合気道 真風会」は強さを求めていますので、逆に少々のケガで目くじらを立てるような人には向いていません。
たまにですが、空手や柔道は無理だけど、”合気道なら自分にもできそうだから。”と言う理由で体験にくる人がいます。
合気道に、どのようなイメージを持たれているのかはわかりませんが、私たち「合気道 真風会」は営利目的のカルチャーセンターではありません。
「合気道 真風会」は”強い心”と”強い体”を鍛える”道場”です。
お客さん気分の人、また、そのような甘い考えの人は、「合気道 真風会」には来てはいけません。
あくまでも希望者のみですが、有段者以上は「黒帯研究会」において、自由組手も行います。
実戦性を目指している以上、自由攻防は必要なのです。
普段の稽古にて、”ケガをしない、させない技術”を身に付け、有段者になれば、そのような組手を実践するのです。
しかし、自由組手となれば、まだまだ発展途上ですので、やはり少々のケガは付き物です。
ですので、”真風会合気道は痛くありません、ケガはしません。”と言うつもりは全くないのです。
入門時に「誓約書」を書いてもらっているのは、少々のケガは覚悟の上で入門して欲しいからです。
”ケガをしない、させない稽古”とは、”心掛け”そのような相手を思いやる心と技を養って欲しいと言う意味です。
他流派のことはわかりませんが、「合気道 真風会」はこのような考え方の合気道場です。
これから真風会に入門を希望される方は、この事をよく理解してから来て欲しいと思います。
最後に、2006年7月1日に設立した「合気道 真風会」も先日6周年となりました。
私達を支えてくださっている皆様に、本当に感謝致します。
この場を借りてお礼申し上げます。
「合気道 真風会」は、これからも理想の合気道を目指して精進します。
これからも応援宜しくお願いします。