みなさん、こんにちは。
改修工事の為、約1年2か月使えなかった「苅田町総合体育館」が、いよいよ使用再開となり、9月5日(木)より稽古場所も「苅田町総合体育館柔道場」へ戻りました。
本当は前週の8月29日(木)から、復帰する予定でしたが「台風10号」の接近により、稽古を中止しました。
ですので、リニューアルされた新しい道場を使うのはこの日からとなりました。
新しい畳はクッション性も良くなり、投げの衝撃を吸収してくれますので、きれいになっただけではなく、安全性も高くなりました。
「稽古の心得」と「審査基準表」を掲示しています。
コロナ以降掲げるのを中止していた、「合気道 真風会」の「道場旗」も復活です。
「合気道 真風会」設立10周年のときに、会員さん達がサプライズで献上してくれた手作りです。
午後7時稽古スタート、「準備体操」からです。
「膝行(しっこう)」で前進
「膝行(しっこう)」で後進
「受身(うけみ)」
新道場へ復帰した、この機会に改めて「合気道 真風会」で制定している12か条からなる「稽古の心得」を説明しました。
その第1条は「”怪我をしない、させない”稽古を心掛ける事」
(受身が取れるように投げる。関節技は不要に痛みを与えない。)
技はお互いに掛けたり、掛けさせたりしながら、身に着けて行きます。
稽古の相手に、受身が取れない危険な投げ方や、関節技で不要に痛みを与えてはいけません。
無抵抗で技を受けている相手に対して「関節技」で相手に悲鳴をあげさせて、自分が強くなったかのような勘違いしている人がいます。
「合気道 真風会」では、そのような人はいませんが、他道場では、たまに見かけますので、真風会の道場生の皆さんには、しっかりと意識をして欲しいです。
あくまでも、お互いの技の向上の為のパートナーであると言うことを忘れないでください。
普段は私(上土井)の話は短いのですが、この時は12か条を全て説明しましたので、かなり長話をしてしまいました。
長時間の静坐で足がシビレて苦悶している人もいましたネ!(笑)
気が付けば「三原文化会館」時代に入門し、「苅田町総合体育館」での稽古が初めてという人も結構います。
ですので、稲垣先生がまずは「少年部」を集めて下駄箱などの現場に連れて行き、改めて道場での基本的な作法を教えています。
「下駄箱での履物の置き方」
「履物は揃えること」
「苅田町総合体育館の職員の方たちや、それ以外の人に対しても、すれ違う人には挨拶をすること」
「トイレのスリッパが乱れていたら、きれいに揃えてあげること」
「道場への入り方」などなど。
「合気道 真風会」は礼儀、礼法に対しては、一段とうるさいですが、当会では、まず身に着けて頂きたいのは「礼儀」です。
武道は「礼に始まり、礼に終わる」
世の中で、どこへ行っても通じる「礼節をわきまえた人」になって欲しいです。
「少年部」終了後、「一般部」に対しても同じ説明をしました。
「一般部」の稽古
”継続は力なり”
”努力に勝る天才なし”
そして、
「強くなければ生きていけない。
優しくなければ生きて行く資格がない。」
では、また道場で会いましょう!