「食べる」をとことん楽しんじゃお♪

「見せる食育」がモットーの親子cookingを主催しています。
頑張り過ぎない、のんびり種蒔き育児の記録など。

余韻の残る絵本 ~石のスープ

2007-06-02 | レシピいろいろ
「オオカミと石のスープ」
アナイス・ヴォージージュラード作,絵 平岡敦訳
徳間書店

原作は他にあるのかな?
私が聞いた話では、旅人は人間だったんだけど、この本では、オオカミが主役。
めんどりや豚など、とってもいいダシが出そうな動物達と、おいしいスープを作
り上げ、ひっそりとその場を立ち去っていく。

読み終わった後、子供達は、しばらく言葉が出ませんでした。
もちろん、私も。


オオカミって、悪いヤツじゃないの.....?

兄くんがポツリとつぶやきました。



オオカミみたいな人間になれたら、すごいな。

母は心の中で思いました。


石は入りませんでしたが、限りなく、石のスープに近いレシピ
じんわりあったまるスープ
http://cookpad.com/mykitchen/recipe/287725/
我が家では、ベーコンを入れてしまいます豚さん、ごめんなさい




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4 コメント

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わたしもウレシイ♪ (keke)
2007-06-06 09:46:27
こんな些細なきっかけで、絵本が好きになって、「食べる」こと「作る」ことに興味を持ってくれたら...それが、わたしの目指すところです。
私の記事が、少しでもひびき家の食育に、影響したのだと思うと、ウレシイ限りです♪

今週も、新しいネタ探しに図書館へ行ってきま~す☆
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うち流スープ (ひびき)
2007-06-04 20:22:47
そうかぁ~。
そんな主題があったのか…。
そこまで読み取れなかったなぁ。

という訳で?
家でもスープ作ってみました。

兄が、
「じゃあ、もう一度本を見てみよう!
うちのはめんどりと同じセロリ入りだね。」
もりもり食べてくれました。

こういう食育って自然だね~。
この絵本にも興味がわいて何度も見ていたし!
ちょっと得した気分でした。

kekeさんに感謝
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stone soup (keke)
2007-06-04 18:53:31
我が家に「stone soup」という料理レシピ本があるの。
英文科の学生達が、卒論の一環で、それぞれの知識や特技を寄せ集めて、お料理のバイリンガルレシピをまとめたもので、その工程が、民話のstone soupに似ているということで、本のタイトルにしたのだそう。

みんなが、少しずつ力を合わせることで、何もないところから、すばらしいスープが出来上がる...というストーリーに惹かれて、いつか原作が読みたい!と、思っていたの。

で、偶然、図書館でこの本を見かけて、借りてみた...という訳。

確かに、全然ユーモラスではないよね(^_^;)
設定がオオカミってところが...ね。
でも、このオオカミの器の大きさには感動したわ!
自分には、一つも利益はなく、ただただ、見知らぬ村人達のお腹を満たし、気持ちをつないで、立ち去る。
私も、こんなに深い話だとは思わなかったよ。

ま、あんまり深く考えずに、おいしいスープ作ってね♪

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余韻… (ひびき)
2007-06-04 09:47:23
早速、図書館で借りてきて読んでみた。
家族でしぃ~ん…。
なんとも寂しい話だった。不思議な余韻が残った。

兄が、「歯が一本なんて、オオカミは年寄りなんだね…」
父が、「何でこんな展開になっちゃうの?」
他に言葉がでなかった。


裏表紙のコメントに
”… おかしくてたまらない、フランスで人気のユーモラスな絵本。”とあったけど??
私たち(日本人)には理解できないユーモア?

あまり考えすぎず、石のスープ・我が家流、作ってみようかな!


kekeさん、この本どうして読むことになったの?
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