読み終えて・・・
「ブラボー!!」
心の中で、スタンディングオベーション
さすが、私に企画を持ち込んだ方だわ!
そう、そんな思いの方がいるからこそ、私が食育に携わる意味があるのだ!!
育児にも、家事にも前向きで、小さなことなんて気にしないわ!と、どーんと構えて、おおらかに暮らしているママもいる。
一方、小さなことにクヨクヨとして、育児も家事も、中途半端でパッとしない....常に、愚痴と悩みが口からこぼれるママもいる。いつも、自分を責めてしまうダメ母ちゃん。
「ダメ母ちゃんは、母ちゃんだけが悪いんじゃない!父ちゃんも悪い!行政も悪い!社会も悪い!自分だけを責めちゃダメだよ。みんなが完璧じゃない。ダメ母ちゃんなりに、出来ることをやっていこうよ」
ダメ母ちゃんの味方でありたい
Oさんの言葉です。私も、ダメ母ちゃんの味方になりたい。
食育においても、
手作り中心で、手間暇かかる料理を、いとも簡単に作ってしまう人もいれば、
中途半端な手作り料理で、おいしくもなく、結局、身体によくない(?)添加物に頼って、自己嫌悪に陥っている人もいる。
家庭菜園は、枯らしてしまう。
手作りしても家族に喜ばれず、時間ばかりかかって空腹にさらしてしまう。
そんな私は、いわゆる食育の世界では、落ちこぼれ母だ。
先日、食育を実践するお料理研究家の方のご自宅紹介番組を見た。
キッチンに穏やかな顔で立つそのお方「今日は、朝からずっと鶏がらを煮込んでいるんです。子ども達には、本物の味を知ってほしいので、我が家では、全部、こうして一からだしを取るんです~♪」
なぬ~?!
キッチンで、優雅に鶏がら煮てる間、子ども達はどうしてんのよ!!
掃除は?洗濯は?誰がやってんの???
これが食育?
何もかも手作りで、野菜中心で、毎日毎食家族が笑いながら食卓を囲むことが食育で、それが出来ない人間は母親失格というなら、私も、食育なんて大嫌いだ。
手作りが美徳と言われながら、食育をせっせとPRしているのは、大手ファーストフード会社だったりする。
何かおかしい
Oさんのコラムは、愚痴じゃなくて問題提起。
何かおかしくない??
手作り推奨!添加物排除!の食育をよしとする方が広がりを見せている世の中で、確かに、それは間違っていない。
それが出来る人はするに越したことはないんだろう。
(あ、でも、添加物NG思想に関しては意義アリです!!...これは、またいつか触れることにしませう)
でも、料理が出来ない人は落ちこぼれで、食育できてない、子どもを育てる資格がないんじゃない。
できないなりに、今、どう過ごすのか、これからどう過ごすのか、十人十色、十家族十色の食育があるはず。
添加物は悪者?砂糖は悪者?乳製品は悪者?
食べたら病気になる??
違う!
それぞれに大切な働きがあるし、役割がある。
食べてはいけないんじゃなくて、付き合い方を考える必要があるんだ。
三つ子の魂で全てが決まってしまう訳じゃない。
小学生になっても、中学生になっても、大人になっても、食育は続く...そして、その内容は変わっていくんだから。
私も、食育の第一人者の講演を聴いて、Oさんのコラムと似た感想を抱いたことを思い出しました。
子どもに伝えたいことは何?
それは、今、伝わること?できること?
出来ないなら、出来るようになってから、伝えようよ。
「ケ(日常)」の日もあれば、「ハレ(非日常)」の日もある。
頑張る日と頑張らない日があっていいじゃん。
今、出来ることだけ、やればいいよ。
そして、とりあえずは「見せる」こと。
Oさんのコラムを読んで、そんなことを考えました。
こんな私の食育論↓
子育てコンビニ 2004年11月の特集号
ママさん栄養士kekeさんの「栄養士ママの食育体験記」
http://www.kosodate.mitaka.ne.jp/toptop.htm
※トップページより、バックナンバーをクリック。2004年10月の特集をクリックして、「栄養士ママの食育体験記」を探してください!!
ままとんきっずvol.15「子どもを守る! お医者さん特集」にも、こそっと載っています。
よろしかったら、ご一読下さい♪
数年前にヒットした「食品添加物の裏側」という著書。
読み終えた私は、「やっぱり、添加物って敵じゃないんだ。もっと使い方を勉強しなくちゃ」という感想を持った。
でも、同じ著書を読んだある方が、「あれを読んで、添加物がいかに身体に悪いかがよくわかった。絶対にとってはいけないものね!安いしょうゆもコーヒーフレッシュも怖くて買えなくなったわ」と話していました。
どこをどう読んだら、そんな感想になるの...???
文章って、読み手のとらえようで、いろんな解釈が出来る。
同じ人間が読んでも、その時の気分だったり、体調だったりによって、違うとらえ方をしてしまうこともある。
私は、このコラムを読んで、自分の役割を改めて確認することが出来ました。
「ブラボー!!」
心の中で、スタンディングオベーション
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さすが、私に企画を持ち込んだ方だわ!
そう、そんな思いの方がいるからこそ、私が食育に携わる意味があるのだ!!
育児にも、家事にも前向きで、小さなことなんて気にしないわ!と、どーんと構えて、おおらかに暮らしているママもいる。
一方、小さなことにクヨクヨとして、育児も家事も、中途半端でパッとしない....常に、愚痴と悩みが口からこぼれるママもいる。いつも、自分を責めてしまうダメ母ちゃん。
「ダメ母ちゃんは、母ちゃんだけが悪いんじゃない!父ちゃんも悪い!行政も悪い!社会も悪い!自分だけを責めちゃダメだよ。みんなが完璧じゃない。ダメ母ちゃんなりに、出来ることをやっていこうよ」
ダメ母ちゃんの味方でありたい
Oさんの言葉です。私も、ダメ母ちゃんの味方になりたい。
食育においても、
手作り中心で、手間暇かかる料理を、いとも簡単に作ってしまう人もいれば、
中途半端な手作り料理で、おいしくもなく、結局、身体によくない(?)添加物に頼って、自己嫌悪に陥っている人もいる。
家庭菜園は、枯らしてしまう。
手作りしても家族に喜ばれず、時間ばかりかかって空腹にさらしてしまう。
そんな私は、いわゆる食育の世界では、落ちこぼれ母だ。
先日、食育を実践するお料理研究家の方のご自宅紹介番組を見た。
キッチンに穏やかな顔で立つそのお方「今日は、朝からずっと鶏がらを煮込んでいるんです。子ども達には、本物の味を知ってほしいので、我が家では、全部、こうして一からだしを取るんです~♪」
なぬ~?!
キッチンで、優雅に鶏がら煮てる間、子ども達はどうしてんのよ!!
掃除は?洗濯は?誰がやってんの???
これが食育?
何もかも手作りで、野菜中心で、毎日毎食家族が笑いながら食卓を囲むことが食育で、それが出来ない人間は母親失格というなら、私も、食育なんて大嫌いだ。
手作りが美徳と言われながら、食育をせっせとPRしているのは、大手ファーストフード会社だったりする。
何かおかしい
Oさんのコラムは、愚痴じゃなくて問題提起。
何かおかしくない??
手作り推奨!添加物排除!の食育をよしとする方が広がりを見せている世の中で、確かに、それは間違っていない。
それが出来る人はするに越したことはないんだろう。
(あ、でも、添加物NG思想に関しては意義アリです!!...これは、またいつか触れることにしませう)
でも、料理が出来ない人は落ちこぼれで、食育できてない、子どもを育てる資格がないんじゃない。
できないなりに、今、どう過ごすのか、これからどう過ごすのか、十人十色、十家族十色の食育があるはず。
添加物は悪者?砂糖は悪者?乳製品は悪者?
食べたら病気になる??
違う!
それぞれに大切な働きがあるし、役割がある。
食べてはいけないんじゃなくて、付き合い方を考える必要があるんだ。
三つ子の魂で全てが決まってしまう訳じゃない。
小学生になっても、中学生になっても、大人になっても、食育は続く...そして、その内容は変わっていくんだから。
私も、食育の第一人者の講演を聴いて、Oさんのコラムと似た感想を抱いたことを思い出しました。
子どもに伝えたいことは何?
それは、今、伝わること?できること?
出来ないなら、出来るようになってから、伝えようよ。
「ケ(日常)」の日もあれば、「ハレ(非日常)」の日もある。
頑張る日と頑張らない日があっていいじゃん。
今、出来ることだけ、やればいいよ。
そして、とりあえずは「見せる」こと。
Oさんのコラムを読んで、そんなことを考えました。
こんな私の食育論↓
子育てコンビニ 2004年11月の特集号
ママさん栄養士kekeさんの「栄養士ママの食育体験記」
http://www.kosodate.mitaka.ne.jp/toptop.htm
※トップページより、バックナンバーをクリック。2004年10月の特集をクリックして、「栄養士ママの食育体験記」を探してください!!
ままとんきっずvol.15「子どもを守る! お医者さん特集」にも、こそっと載っています。
よろしかったら、ご一読下さい♪
数年前にヒットした「食品添加物の裏側」という著書。
読み終えた私は、「やっぱり、添加物って敵じゃないんだ。もっと使い方を勉強しなくちゃ」という感想を持った。
でも、同じ著書を読んだある方が、「あれを読んで、添加物がいかに身体に悪いかがよくわかった。絶対にとってはいけないものね!安いしょうゆもコーヒーフレッシュも怖くて買えなくなったわ」と話していました。
どこをどう読んだら、そんな感想になるの...???
文章って、読み手のとらえようで、いろんな解釈が出来る。
同じ人間が読んでも、その時の気分だったり、体調だったりによって、違うとらえ方をしてしまうこともある。
私は、このコラムを読んで、自分の役割を改めて確認することが出来ました。
どうぞこれからも、私を助け、味方になってやってくださいませ(笑)
文章って、相手に表情も口調も声色も、フォローの言葉も伝わらないから、伝えたい通りに伝わらないことがあるよね。
自分もブログやってて、日々『難しいなぁ』と感じてます。
読む人の、気分、体調、先入観…色んな物が受け取り方をまるで違う物に変えちゃうんだなぁ。
私は、Oさん御本人を知っていて、ラッキーだなぁって思います(^_^)
私も言いたいことはいっぱいあるけど、今日は長くしないと決めたのでした(笑)
自分のブログでコツコツと、伝えたいことは地道に伝え続けていきます♪
「そうそう、そういう意味で『何かおかしい!』ってつけたんだ」と、思い出してしまいました。
子どもをうっとおしいと思うときもある、手が出ちゃうこともある、言葉で傷つけてしまうことだってある。家がホコリだらけだって、台所が油汚れでガビガビだって、料理が手抜きだって、家庭菜園枯らしちゃったって、ダメでいいじゃん。それでも、子どもは元気だし「母ちゃん~」って甘えてくるじゃない。おっぱいまさぐってくるじゃない。膝の上にのっかってくるじゃない。アタシってダメだな~っていう自覚と反省があるからこそ「たまにはちょっと工夫してみようかな」という向上心だって出てくるんだと思う。
子どもの前でダメな自分をさらけ出せないおかあさんだと、子どもも息が詰まるんじゃないかな。
開き直ってるんじゃなくて、素直にそう思います。
さて「食育」ですが、より不安をあおっているのが残留農薬や添加物、遺伝子組み換えといった言葉の数々です。
昨年「おはなしの世界を食べちゃおう」講座と同時期に、「ホントに本当?不安情報を検証する」という講座も開催しました。
子どもの凶悪犯罪は増えているのか、不審者は増えているのか、学力は低下しているのか、といったテーマのほか、食の不安についても講師に採りあげてもらいました。
一昨年度厚生労働省の食中毒発生データによれば、残留農薬や添加物などの科学物質が起こした被害は皆無、ノロウィルスやサルモネラ菌など自然物質の方がずっと凶悪なんですよ。
HERP(平均的な一日摂取量を続けた集団の半数が障害に発ガンする確率)は酒、室内の空気、コーヒーが横綱級で、農薬やダイオキシン、DDPといった合成物質の発ガンパワーはレタスやトマト、リンゴ、ニンジンといった普通に食べているものよりずっと下なんです(だから危険! じゃないですよ)。
遺伝子組み換えへの不安だって「そんなこと言ったら、動物も植物も進化の過程で自然に遺伝子組み換えしてきた」「人間は、農耕が始まったときから品種改良という遺伝子組み換えを繰り返して、今の食べ物がある」と喝破。
「人間の身体には解毒作用が備わっています」で締めくくってもらい、参加者からは大好評でした。
みあるかさんもおっしゃっていましたが、○か×か、黒か白かじゃない。物事には両面あって、毒物の代名詞みたいになっている農薬だって農産物の生産性を高め、安く市場に出回り、大勢の人たちを養う力になってきたのですよね。
確かに伝える力も養わないといけないと思いますが、情報を受け取る力も養わないといけないと思います。み○も○たの情報番組で紹介されていた食品をすぐに買いに走ったり、あるいは不安情報に踊らされて、お菓子はダメ(驚きましたよ!)に思考が直行するのも「ちょっと待って!いったん考えようよ。オレオレ詐欺みたいなもんかもよ」と言いたいですね。
講師は安原ひろみさんという方です。興味がありましたら、ぜひ覗いてみてくださいね。
「女子リベ」
http://ameblo.jp/hiromiyasuhara/archive1-200710.html
すみません、コメント欄で語りすぎちゃいました。
KeKeさん、みあるかさん、落ち込んでいたので元気でました。ありがとう。
気に入りました♪使わせていただきます!!
安原さんのお話、ぜひぜひ聞いてみたいです。
ブログもおもしろかった!!! こういう話をしてくれる人、そろそろ出てきてもいいよなって、思ってました。
でも、裏づけするのがとっても大変ですよね。
あれダメこれダメと言ってる方がよっぽど楽(^-^;)
中国餃子問題で、また、国産無農薬思想が高まりそうですね。
これで一気に冷凍食品不買運動が進む???
今朝のTVで、
ある家庭はパンパンに詰まった冷凍庫から、次々に中国産食品が出てきて、他の家庭では「うちは子どもに安全なものを食べさせたいので国産しか買いません」と冷凍庫ではなく冷蔵庫を映して「手作り派」を印象付けていました。
安けりゃ何でもいいってもんでもないし、
国産無農薬なら何でもいいってもんでもないでしょ
...どうしてこうも両極端になってしまうのか...
なんだか、命令みたいで、母親の立場としてはプレッシャーになります。
ご家庭によって、食生活の何が良くて、何が足りないのかをぞぞれの家庭で考えられて、責任もって自己決定が出来れば、私はそれでいいと思うのですが、
どうしても大半のお役所(特に頭の固い事務職のおっさん達)は理想を求める・・・。
ファジーな食育を求めます。
理想は理想であっていいですが、それを押し付けられては、母親を苦しめるだけ。
理想と現実をどうすりよせるか、どう妥協していくかをフォローするのが栄養士であり、保健師の役割となるのでしょうか?
責任感じちゃいますね(^-^;)