感じたい女であるけど(笑)

もう50才なのに「何やってんだよ」という生き方してます。変な女が変な男と会った出来事。

「歪んだ愛」 13話

2019-11-08 20:14:44 | 小説
とにかく和也のセックスは、独りよがりで、乱暴な感じ。
私は、こんな男が初体験の相手なんて
心底、自分がかわいそうだと思った。

本当に私のことを心から愛してくれる男性なら、こんな事はしないという感じだった。

彼の声は男性にしては高くて可愛い感じ。その声でささやかれて、少しは嬉しく感じてしまう事もある。「こっちにおいで」と言って、腕枕をしてくれる。

彼はかなり遊び慣れてる。
すぐに胸を触ったり、首筋を舐めたりしない。
まずは「こってるとこ、ないの?」と言って10分くらい肩や腕をマッサージしてくれる。

でも、いざセックスを始めると
私の足首をつかんで少しの距離を引きずったり、私を仰向けにして、腰を高くさせて足の裏は天井の方角で私のアソコが私から丸見えの状態で彼がクンニをする。
私はすぐ分かった。
「この男はAVの見過ぎだわ・・・」

和也は興奮すると「アソコを撮らせて」と言う。「絶対に嫌!」と断ると無理は言わなかった。

私の許可もなく、ラブホに置いてある電マを使用し始めた。すぐに私のアソコにあてる。私は彼の方を見た。長いコードの途中を自分の口に咥えて、神経を集中させて電マをあててる私のアソコを見てる。
すごく感じたが心の奥は白けていた。

和也はしつこいので「もう、いい!やめて!」とお願いした。「なんで?」「失神しそう」「すればえいやん」「いやいや!」

2時間くらい楽しんでようやく終わった。

私がシャワーを浴びた後、和也もバスルームへ

あんなセックスしか出来ない男だが、なんとなく愛しい。
彼が脱ぎ捨てた黒のタンクトップをたたんだ。

「ヤバい!切れた」といいながらバスルームから出てくる和也
ヒゲをそってて、顎の辺りをカミソリで切っていた。血が少し出てた。

ドジな男だ・・・。

傷口をティッシュでおさえて、服を着る。セーターの裾が乱れていたので、私は直してあげた。

「歪んだ愛」 15話

2019-11-08 19:16:11 | 小説
私は 和也とは真剣な交際はできない。
最初から 割り切りのセフレで都合のいい女。
それが 分かっていながら彼に惹かれていた。
恋愛経験があまりなくて 男性に免疫がなかったので
抱かれただけで 優越感を感じていた。
バカな女だ・・・・・・・・・・・・・・・・。

私は 彼に嫌われるのが怖かった。

もしも 山崎くんに口外したことがバレたら 彼に本当に嫌われる。
別の人から真実を聞かされるより 私が本当のことを言わなければ・・・
私はそんな気持ちにかられていた。

そして 和也にメールした。

「すみません。実は 山崎くんに二人の関係を話しました。私のせいです。本当に申し訳ございませんでした・・・」と。

和也はショックを受けたと思う。  どんな返信が来るのか怖かった。

「歪んだ愛」 14話

2019-11-08 18:55:51 | 小説
私は 和也とはもうプライベートでは会わないと決めた。
彼から 「中原さんがそう決めたなら それでいいよ。君の幸せを祈ってるね」
というメールがきた。

彼とラブホでラストエッチした翌日 仕事中にある派遣社員の男性が
休憩も取らずに仕事をしているのに 気が付いた。
その男性は西川という男

私は事務所にいた和也に報告に行った。
「川村さん 派遣の西川くんが 休憩も取らずに仕事してるみたいです」
和也はすぐに椅子から立ち上がり 「それはダメだよ。僕が注意するから。報告、ありがとう」と言ってくれた。

食品を真空する機械の前に二人がいた。何か言い争ってるみたい・・・。

その日 仕事が終わって 帰宅すると和也から メールが着ていた。

「西川くんに 休憩をとるように注意したんだけど・・・。その場で 西川くんから
(川村さんが そんな事を言えるんですか? 中原さんとプライベートで会ってるんじゃないんですか?)と言われたんだけど・・・。二人でいるところを見られたんだろうか?」 という内容

私はピンときた。山崎孝太郎と西川くんは仲が良かった。もしかして 山崎くんが
私と川村さんとの関係を口外したのか???



「歪んだ愛」 12話

2019-11-07 19:21:02 | 小説
私は 男性とセックスして気分が高揚していた。
誰かに 話したいと思った。
その衝動が止められなかった。

誰にも言わないでよ・・・。という言葉を付け加えて
この人なら 他言しないだろうと思い
私は 後輩の山崎孝太郎に話してしまった・・・。

「私ね、 実は同じ職場で山﨑くんも知ってる人とエッチした。」
と山崎くんにメールした。

彼は 「〇〇さん? 」と適当な名前を返信してきた。
違うよ・・・と私は返信した。「じゃあ 〇〇さん?」
「ちがーう」と私は答えた。
6人目くらいで やっと和也の名前が出た。

「当たり!!!」   「ええええっ そうなの???」

山﨑くんは かなり驚いていた。

私は このあと 和也とラストエッチをする・・・・。



「歪んだ愛」 11話

2019-11-07 19:14:57 | 小説
和也は二面性のある男。
家庭は壊したくないけど、適当に女性と遊びたい男。
分かっていたのに、プライベートで会ってしまった。

誰にも言えなかったが、私はこの年齢まで男性経験はゼロだった。

セックスに興味はあったが、そういう機会に恵まれなかった。

私は和也と出会ったことで、やっと男性に自分の身体を触ってもらえる。

私は和也に好意を持っていたが、和也は100%割り切り

セックスさせてくれない奥さんのかわりにセフレ関係にならないといけない

和也は既婚者なので、会うときは、こっそり。外食や手を繋いで買い物もできない。

和也は私を抱けることにウキウキしていた。

1度目は、ひとけのない公園でカーセックス。2度目は、彼のご両親の別宅。

私は2度目で和也との関係を終わりにしたかった。こんな惨めな思いは、辛すぎる。でも、もう一度だけ和也とセックスしたい。
私は彼をラブホに誘った。

「最後のセックスしませんか?ワンナインというラブホで会いたい」と私は和也にメールした。

その日は私は仕事が休み。和也は新店舗での研修会で昼には仕事が終わる。

和也から「午後なら、会えるよ。仕事が終わったら、メールするね。」と返事がきた。