逃げ馬の悲哀

いつの間にか馬群から追い出されるように先頭に立ち、気分よく走っていたらいつの間にか後続馬群を引き離し単騎先頭、そのまま向正面から３コーナー、気がつけば、いつの間にか後続馬群があっという間に殺到して…

西武、今季初の貯金＝プロ野球・西武―ロッテ(時事通信) - goo ニュース

西武が競り勝ち、今季初の貯金１。二回に中村の１５号ソロで先制。同点の三回に栗山の本塁打で再びリードを奪い、５人の継投で逃げ切った。菊池は５回１失点で今季初勝利。ロッテは連敗。七回１死三塁を逃すなど打線が精彩を欠いた。　

[ニッカン式スコア]

○　井口打ていや菊池雄星　１勝１Ｓ
Ｓ　松戸市民　３敗１１Ｓ
●　スンゴ　１勝１敗
ＨＲ　おかわり１５杯目、栗山２号
審判：名幸、有隅、小林和、佐々木


( ´Д`)y━・~~勝てねえなあ…。

晋吾が試合を作れば打てないし、打てなければ打てないなりに投手陣が凌げばチャンスが来るかと思ったら、チャンスに攻めが後手後手に回るとか…ねえ。
最後の大松の打席で早坂盗塁死で試合終了とか…。
あれは９回表１点ビハインドの２死１塁、カウント2-2からの盗塁だから、走るカウントではあるわけだし、走ること自体はもちろん悪い仕掛けでもなんでもなく、むしろ西武バッテリーのストレート主体の配球で、2-2で走らざるを得ない状況を作らされたといった方がよいのか。
アレで仕掛けないなら早坂が代走で出てきた意味がないし、2-2で追い込まれるカウントで走るよりは、結果がどうであろうと1-1から走ってきた方がよかったような気もするし、もっと言うなら早坂代走は角中出塁の場面で出して欲しかったと思う。
手が１つずつ後手後手に回っていた結果だったのかなあ…とは、純粋に最終回の攻防を見て思いますね。

まあねえ。
初回１死３塁のチャンスでオギタカをしっかり返せないところから、チーム状態は問題山積み、それはオールスターブレイクを挟もうと、なんら変化の兆しがあるわけではなかったわけで…。

勝って綺麗に仕切りなおしといきたいところなのだけれど、先発陣も足りないし、先発の枚数が足りないから自動的に中継ぎにしわ寄せが行くし、リズムがいいと打てないし、首位にまだ立っているとはいえ２位ハムとはゲーム差なし、今までさんざん引き分けで貯金を蓄えてきたからこそのストックを放出せざるを得ない状態。

う～ん。
厳しいね。
早いとこ連勝、３連勝あたりができて、悪い流れを断ち切る仕切りなおしができれば一番いいのだけれど、そういった材料もいまはなかなか見つからなさそうだしねえ…。

気がつけば、中団馬群以下を引き離して３コーナーに入ったつもりが、いつの間にか集団になっていたという状況。
これを打開するには…。

打ってけよ打ってけよ。
打たなきゃ点は入らんぜよ。