朝青龍並んだ!逆転V6“王手” (スポーツニッポン) - goo ニュース
大相撲秋場所14日目(24日・両国国技館)、琴欧州が稀勢の里に敗れ2敗に後退。1差で追走していた朝青龍が、千代大海を危なげなく下してトップに並んだ。千秋楽で朝青龍が栃東に勝ち、琴欧州が千代大海に負けた場合、大鵬以来2人目の6連覇を達成する。ともに勝てば決定戦、ともに負ければ稀勢の里を含めた三つどもえの決定戦となる可能性もあるが、流れは完全に朝青龍に傾いた。
支度部屋で間断なくフラッシュをたくカメラマンの列を見て朝青龍は「きょうは多いなあ」と余裕たっぷりに笑った。負けてだんまりを決め込み、フラッシュの光にイライラを募らせた琴欧州とは対照的な姿だった。
琴欧州の敗戦は土俵下で見届けた。「負けたなと思った。ここで自分が勝たないといけないと思って気を引き締めた」。自力Vの可能性が復活し、土俵だまりで少し笑っているように見えた。千代大海をもろ差しから素早く寄り切って一蹴。この状況で取りこぼす横綱ではなかった。
13日目の直接対決を気迫あふれる相撲で制し、自分自身でこの流れをつくり出した。琴欧州を倒した前夜は友人と飲みに出かけ、3人でウオツカ3本と年代物の赤ワインで祝杯を挙げた。豪快に気分を発散し、場所入りすれば抜群の集中力。「下手に優勝を意識するとカチカチになる。何回も経験してるから、そんなこと一切考えないんだ」と優勝13回の貫録を漂わせた。
本割の結果次第で決定戦の可能性もあるが、既に心理的にはリードしている。「あした1日集中してやるだけ」と言う前に「あと一番だね」と言い間違えたのがその証拠。九重審判部副部長(元横綱・千代の富士)も「横綱がが然有利。経験も豊富だし精神も強いよ」と語った。
「きのうでノドに詰まったものが取れた感じ。全部を懸けてやったんだから」。いつもと違う不安定さを漂わせていた今場所も、大一番を制して気持ちも乗ってきた。6連覇の可能性は限りなく高い。
≪琴欧州 痛恨の2敗目、大関昇進は見送り≫悔やんでも悔やみ切れなかった。琴欧州は浅いもろ差しから引いてのはたき込みに失敗。そのまま稀勢の里に押し出された。墓穴を掘って、痛恨の2敗目。ついに朝青龍に並ばれてしまった。
支度部屋では目を閉じて何を聞かれても無言。朝青龍の取組をテレビで見ることなく、帰りの車へ向かった。追いかける報道陣に「話したくない!分かって!」と叫んで質問をさえぎった。
「ここに来て自分のやりたいことができなかった」と九重審判長。まだ横綱と2敗で並んでいるが、精神的には追い込まれた状態になった。千秋楽で対戦する千代大海とは過去2勝2敗。北の湖理事長(元横綱)は「胸を借りるつもりでいけばいい」と期待した。それでも場所後の大関昇進については「考えていない」と昇進見送りを明言した。
大相撲も風雲急を告げてまいりましたな。
琴欧州の活躍で新星現るかと思ったのだが、横綱もそう簡単に優勝はくれてはやらぬといったところか。
しかし、琴欧州の活躍といい、朝青龍の強さといい、千秋楽で言う台詞でもないのだろうが、日本人力士はどうした!?
普天王が初日にやらかして、ちょっとは期待したのだけれども、そうは甘くはなかったということか。
そうそう、応援している阿武松部屋の福本くんは、優勝はさすがに無理だった、というより、同じ部屋の梓弓くんに譲ったものの、5勝2敗と勝ち越して終了。応援した甲斐がちょっとはあったかな。
大相撲秋場所14日目(24日・両国国技館)、琴欧州が稀勢の里に敗れ2敗に後退。1差で追走していた朝青龍が、千代大海を危なげなく下してトップに並んだ。千秋楽で朝青龍が栃東に勝ち、琴欧州が千代大海に負けた場合、大鵬以来2人目の6連覇を達成する。ともに勝てば決定戦、ともに負ければ稀勢の里を含めた三つどもえの決定戦となる可能性もあるが、流れは完全に朝青龍に傾いた。
支度部屋で間断なくフラッシュをたくカメラマンの列を見て朝青龍は「きょうは多いなあ」と余裕たっぷりに笑った。負けてだんまりを決め込み、フラッシュの光にイライラを募らせた琴欧州とは対照的な姿だった。
琴欧州の敗戦は土俵下で見届けた。「負けたなと思った。ここで自分が勝たないといけないと思って気を引き締めた」。自力Vの可能性が復活し、土俵だまりで少し笑っているように見えた。千代大海をもろ差しから素早く寄り切って一蹴。この状況で取りこぼす横綱ではなかった。
13日目の直接対決を気迫あふれる相撲で制し、自分自身でこの流れをつくり出した。琴欧州を倒した前夜は友人と飲みに出かけ、3人でウオツカ3本と年代物の赤ワインで祝杯を挙げた。豪快に気分を発散し、場所入りすれば抜群の集中力。「下手に優勝を意識するとカチカチになる。何回も経験してるから、そんなこと一切考えないんだ」と優勝13回の貫録を漂わせた。
本割の結果次第で決定戦の可能性もあるが、既に心理的にはリードしている。「あした1日集中してやるだけ」と言う前に「あと一番だね」と言い間違えたのがその証拠。九重審判部副部長(元横綱・千代の富士)も「横綱がが然有利。経験も豊富だし精神も強いよ」と語った。
「きのうでノドに詰まったものが取れた感じ。全部を懸けてやったんだから」。いつもと違う不安定さを漂わせていた今場所も、大一番を制して気持ちも乗ってきた。6連覇の可能性は限りなく高い。
≪琴欧州 痛恨の2敗目、大関昇進は見送り≫悔やんでも悔やみ切れなかった。琴欧州は浅いもろ差しから引いてのはたき込みに失敗。そのまま稀勢の里に押し出された。墓穴を掘って、痛恨の2敗目。ついに朝青龍に並ばれてしまった。
支度部屋では目を閉じて何を聞かれても無言。朝青龍の取組をテレビで見ることなく、帰りの車へ向かった。追いかける報道陣に「話したくない!分かって!」と叫んで質問をさえぎった。
「ここに来て自分のやりたいことができなかった」と九重審判長。まだ横綱と2敗で並んでいるが、精神的には追い込まれた状態になった。千秋楽で対戦する千代大海とは過去2勝2敗。北の湖理事長(元横綱)は「胸を借りるつもりでいけばいい」と期待した。それでも場所後の大関昇進については「考えていない」と昇進見送りを明言した。
大相撲も風雲急を告げてまいりましたな。
琴欧州の活躍で新星現るかと思ったのだが、横綱もそう簡単に優勝はくれてはやらぬといったところか。
しかし、琴欧州の活躍といい、朝青龍の強さといい、千秋楽で言う台詞でもないのだろうが、日本人力士はどうした!?
普天王が初日にやらかして、ちょっとは期待したのだけれども、そうは甘くはなかったということか。
そうそう、応援している阿武松部屋の福本くんは、優勝はさすがに無理だった、というより、同じ部屋の梓弓くんに譲ったものの、5勝2敗と勝ち越して終了。応援した甲斐がちょっとはあったかな。
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