そんなわけで、ここいらでこの夏に出かけたところをまとめておきましょうか。
関東近辺が主だった場所とはいえ、過去の人生に於いて、これだけ短期間にあちこち出かけたという記憶は、学生時代を含めても記憶にないというほど、この夏、とりわけ8月後半から9月前半にかけてはあちらこちらへ出かけて来た。
8月18日 おかんと一緒に身延線一周
8月30~31日 鬼怒川温泉単身一泊
9月5日~7日 青春18キップで北陸一周
9月10日 青春18キップで水郡線一周
このうち、8月中に出かけて来た2発については、元から決まっていたモノだったのだけれど、9月に出かけた青春18キップの予定は、おかんが体調不良で入院したこともあって、急遽おかんが使う予定だった18きっぷが余ったために出かけたもの。そもそも、この夏をおかんと一緒に旅に同行「せざるを得なくなった」のは、相応の理由があり、それがまた8月末から1週間のおかん入院という事態にも繋がっていく話なのだけれど、それはまた追い追いいずれ。まあ、正直かなり振り回されて疲れ果てているのは、間に立つこっちだよ…ということだけ書いておきたい、どうしても。
そんなわけで、おかんの体調不良の絡みもあり、青春18きっぷが8月末の段階で3日分余ることになってしまった。
使いたいのはヤマヤマだが、いくらなんでも親が入院しているその向こうで、息子が18きっぷの旅に出るなどということが許されていいはずもなく、体調を崩すか否かに限らず、多分「余ったら…」と密かな期待を寄せていた旅程を温めてはいたのだが、言ってしまえば、それは全ては入院したおかんの体調次第。
その予定は…。
北陸地方一周。
当ブログを開設当初からご覧頂いている、一部の奇特かつ有り難き古い読者様からすれば、この旅程が何を意味するものか、一瞬でご理解頂けるかと。
6年前の2004年の今頃の時期。
仕事上での、ほんの些細なことからの上司との衝突に加え、プライベートでは失恋の予感、加えて球界再編問題でマリーンズがどうやら合併に動いて無くなりそうな気配と、どれか1つでも、生き抜くためにはかなりの心のキャパシティを要する出来事だというのに、それが一瞬で3つも重なってしまい、あっさりおいらは体調を崩し、以後長期のリハビリを余儀なくされてしまうことがあった。
もしあの場面で、体調を崩さずにいることが出来れば、或いはあの時仕事を辞めることはなかったのかも知れないし、悪いことが更に悪い流れへの呼び水になることもなかったのではないかと思うが、それが「タラレバ定食」だったらどうなっていたかは、正直分からない。
あの時の傷の正体を解き明かす一つの鍵が、金沢。
あれから6年経ち、まずなんとか医者断ちをすることに成功。
正直通勤電車に乗れないパニック障害については、まだまだ解決したとは言い難いし、頓服を盛ってなんとか堪えている状況ではあるので、医者断ち自体はかなり危険な行為。
だが、このまま行けば、医者断ちどころか減薬すらままならない状況で、ブログ開設当初の各エントリをご覧頂ければお分かりいただけるかと思うが、当初2~3日に一度は波に襲われて、通常の生活とダウナーの生活を交互に繰り返していた「体調」は、徐々にその波も緩くなっていき、今では季節の変わり目にやや落ち込みが見られる程度まで回復。まあ、今でも涼しい風が吹き込むと正直きついんだけどさあ(泣)。
体調も、6年前、2~3日に一度は、男のくせにワンワン泣いていた頃に比べればかなり回復し、傷を負った場所であるはずの「金沢」という単語を見ても、びくともしないところまで回復している。
だったら、今こそこの地に足を踏み入れて、あの頃の「荷物」を置いてくる作業をするべきだと。
いつまでも避けては通れぬ古傷。
だったら今のうちに免疫をつけて、金沢で持っている荷物を放り出すこともまた、大事な作業ではないのかと。
そんなわけで、日程は一瞬で決定。
9月5日新宿発の「ムーンライトえちご」の指定席を押さえておき、北陸本線をたらたらと下って金沢で一泊。
翌火曜日、折良く大阪ドームで檻ッ鉄対ロッテ戦があるので、金沢から18きっぷでたらたら大阪まで移動。行ければ、敦賀から未乗の小浜線、福知山線三田以北を潰すという手もある。
水曜日は、残り1枚の18きっぷで大阪からたらたら千葉を目指せばよい。
もちろん、5日日曜日の分は18きっぷを使うなどというもったいないことをする訳もなく、ムーンライトえちごの前走りの電車を捕まえるなら、0時01分発の北鴻巣で18きっぷを使い出せば、高崎でムーンライトえちごを捕まえることが出来る。この辺の18きっぷの使い方は、ある意味初歩の初歩ですな。
…と、こんな形でスケジューリングをしてみたはいいけれど、もちろんこれとて、おかんの入院が長引けば、とても行っていられる状況ではなくなるわけで。
おかんの入院の原因は、酷暑での体調不良による肺炎。
入院してすぐ熱は治まったが、何日病院に留め置かれるのかは全く分からない状況だったので、直前までこのスケジューリングは「行けなくなることを前提とした」、いわば白紙の状態。
結局、直前の金曜日に、翌土曜日には退院できることが判明し、この旅も決行できることに。日曜退院だと正直微妙だったし、いくらおかんが「行ってきな」とは言っても、そりゃ行けと言われても退院当日にそうそう出かけられるものでもあるまい。
というわけで、トラウマなにするものぞの人体実験、いよいよスタートです。
関東近辺が主だった場所とはいえ、過去の人生に於いて、これだけ短期間にあちこち出かけたという記憶は、学生時代を含めても記憶にないというほど、この夏、とりわけ8月後半から9月前半にかけてはあちらこちらへ出かけて来た。
8月18日 おかんと一緒に身延線一周
8月30~31日 鬼怒川温泉単身一泊
9月5日~7日 青春18キップで北陸一周
9月10日 青春18キップで水郡線一周
このうち、8月中に出かけて来た2発については、元から決まっていたモノだったのだけれど、9月に出かけた青春18キップの予定は、おかんが体調不良で入院したこともあって、急遽おかんが使う予定だった18きっぷが余ったために出かけたもの。そもそも、この夏をおかんと一緒に旅に同行「せざるを得なくなった」のは、相応の理由があり、それがまた8月末から1週間のおかん入院という事態にも繋がっていく話なのだけれど、それはまた追い追いいずれ。まあ、正直かなり振り回されて疲れ果てているのは、間に立つこっちだよ…ということだけ書いておきたい、どうしても。
そんなわけで、おかんの体調不良の絡みもあり、青春18きっぷが8月末の段階で3日分余ることになってしまった。
使いたいのはヤマヤマだが、いくらなんでも親が入院しているその向こうで、息子が18きっぷの旅に出るなどということが許されていいはずもなく、体調を崩すか否かに限らず、多分「余ったら…」と密かな期待を寄せていた旅程を温めてはいたのだが、言ってしまえば、それは全ては入院したおかんの体調次第。
その予定は…。
北陸地方一周。
当ブログを開設当初からご覧頂いている、一部の奇特かつ有り難き古い読者様からすれば、この旅程が何を意味するものか、一瞬でご理解頂けるかと。
6年前の2004年の今頃の時期。
仕事上での、ほんの些細なことからの上司との衝突に加え、プライベートでは失恋の予感、加えて球界再編問題でマリーンズがどうやら合併に動いて無くなりそうな気配と、どれか1つでも、生き抜くためにはかなりの心のキャパシティを要する出来事だというのに、それが一瞬で3つも重なってしまい、あっさりおいらは体調を崩し、以後長期のリハビリを余儀なくされてしまうことがあった。
もしあの場面で、体調を崩さずにいることが出来れば、或いはあの時仕事を辞めることはなかったのかも知れないし、悪いことが更に悪い流れへの呼び水になることもなかったのではないかと思うが、それが「タラレバ定食」だったらどうなっていたかは、正直分からない。
あの時の傷の正体を解き明かす一つの鍵が、金沢。
あれから6年経ち、まずなんとか医者断ちをすることに成功。
正直通勤電車に乗れないパニック障害については、まだまだ解決したとは言い難いし、頓服を盛ってなんとか堪えている状況ではあるので、医者断ち自体はかなり危険な行為。
だが、このまま行けば、医者断ちどころか減薬すらままならない状況で、ブログ開設当初の各エントリをご覧頂ければお分かりいただけるかと思うが、当初2~3日に一度は波に襲われて、通常の生活とダウナーの生活を交互に繰り返していた「体調」は、徐々にその波も緩くなっていき、今では季節の変わり目にやや落ち込みが見られる程度まで回復。まあ、今でも涼しい風が吹き込むと正直きついんだけどさあ(泣)。
体調も、6年前、2~3日に一度は、男のくせにワンワン泣いていた頃に比べればかなり回復し、傷を負った場所であるはずの「金沢」という単語を見ても、びくともしないところまで回復している。
だったら、今こそこの地に足を踏み入れて、あの頃の「荷物」を置いてくる作業をするべきだと。
いつまでも避けては通れぬ古傷。
だったら今のうちに免疫をつけて、金沢で持っている荷物を放り出すこともまた、大事な作業ではないのかと。
そんなわけで、日程は一瞬で決定。
9月5日新宿発の「ムーンライトえちご」の指定席を押さえておき、北陸本線をたらたらと下って金沢で一泊。
翌火曜日、折良く大阪ドームで檻ッ鉄対ロッテ戦があるので、金沢から18きっぷでたらたら大阪まで移動。行ければ、敦賀から未乗の小浜線、福知山線三田以北を潰すという手もある。
水曜日は、残り1枚の18きっぷで大阪からたらたら千葉を目指せばよい。
もちろん、5日日曜日の分は18きっぷを使うなどというもったいないことをする訳もなく、ムーンライトえちごの前走りの電車を捕まえるなら、0時01分発の北鴻巣で18きっぷを使い出せば、高崎でムーンライトえちごを捕まえることが出来る。この辺の18きっぷの使い方は、ある意味初歩の初歩ですな。
…と、こんな形でスケジューリングをしてみたはいいけれど、もちろんこれとて、おかんの入院が長引けば、とても行っていられる状況ではなくなるわけで。
おかんの入院の原因は、酷暑での体調不良による肺炎。
入院してすぐ熱は治まったが、何日病院に留め置かれるのかは全く分からない状況だったので、直前までこのスケジューリングは「行けなくなることを前提とした」、いわば白紙の状態。
結局、直前の金曜日に、翌土曜日には退院できることが判明し、この旅も決行できることに。日曜退院だと正直微妙だったし、いくらおかんが「行ってきな」とは言っても、そりゃ行けと言われても退院当日にそうそう出かけられるものでもあるまい。
というわけで、トラウマなにするものぞの人体実験、いよいよスタートです。
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