政治の話題二題

ヒューザー・小島社長、１月中旬に証人喚問 (読売新聞) - goo ニュース

自民党は２２日、マンションなどの耐震強度偽装問題で、来年１月中旬に衆院国土交通委員会を開き、開発会社「ヒューザー」の小島進社長の証人喚問を行う方針を決めた。
　自民党の細田博之・国会対策委員長と衛藤征士郎・衆院国交委筆頭理事が２２日に会談し、１月２０日に召集予定の通常国会前の実施で一致した。

　また、参院国交委員会は、６人の参考人質疑を１月１９日に行う。強度偽装が判明したマンションの関係者らを招致する方向で人選する。


自民党としては痛し痒しというか、引くに引けない状況になってきたことが伺える。
おそらくはこのままダンマリを続けたかったのだろうけれど、どうも国民がそれを許してくれなそうだぞと。「改革を止めるな」などと叫んで先の選挙で大勝したのは自民党そのものだろうと。改革を止めるなと言うならば疑惑を晴らした方がよい、というより、逃げ場がなくなってしまったというわけで。
まあ、オジャマモンの言うとおり、相当程度、国交省にいられなくなる人物が出てくるのは間違いないだろう。
自公の突然の方針転換にはいまだぬぐえぬ疑問もあるわけだが…。
その辺は、先のブログでリンクを貼っておいた「まぶちすみおの不易塾日記」を相当程度読んでいただくとしよう。まあ、ネットが世論を動かすには至らなかったことは確かだが、良くも悪くも今回の件は、ネットが先行していたのも紛れもない事実。確かな与党も大事だが、確かな野党が必要なのもまた事実。


大仁田参院議員が出馬検討　来年２月の長崎県知事選……Yahoo!ニュース

来年２月の長崎県知事選にプロレスラー出身で自民党の大仁田厚参院議員（４８）が立候補を検討していることが２２日、分かった。大仁田氏の関係者が同日、長崎市内で開かれた知事選の立候補予定者説明会に出席し記者団に明らかにした。
　関係者によると、県内の若手企業経営者らが「市民の手で知事をつくりたい」と、同県出身である大仁田氏に立候補を要請した。大仁田氏は近く経営者らと会い、県政に対する考え方などを聞くという。
　自民党長崎県連は３選を目指す現職の金子原二郎知事（６１）に既に推薦を決めていることから、大仁田氏に真意をただす考えだ。
　このほか、知事選には市民団体代表の高村暎氏（６５）とインターネット関連会社「ゆびとま」役員、小久保徳子氏（４７）が出馬を表明している。

頼むからそれだけはやめてくれ。
いや、おいらは長崎県民でもないし住んだこともないし何一つ縁もゆかりもない人物だけれども、だからといって大仁田出馬ってどーなのよ。
だって、自民比例名簿二番目で当選して、二期務めただけですぜ。
現職の県知事さんが出馬を表明しているので、大仁田出馬はなさそうな気がするが、若手企業経営者が「市民の手で知事を作りたい」と立候補を要請とはなんたることかと、長崎県のナウいヤング達を怒鳴りつけたいところだったが、距離があまりにも遠いので、大仁田のなんたるかを知っての行動かともそもそと苦言を呈しておく。

まあ、大仁田が石川の馳浩先生並みになれれば話は別なんだけどね。そこまで行くにはこの先もかなり時間がかかりそうだし…。ってゆーか無理でしょ。多分。