小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

マーチャン、天に駆ける

2008-04-25 00:41:20 | 競馬の話をしようか
快速牝馬アストンマーチャンが急死 - (netkeiba.com) - Yahoo!ニュース

07年スプリンターズS(GI)など重賞4勝を挙げたアストンマーチャン(牝4、栗東・石坂正厩舎)が、21日に急性心不全により死亡していたことがわかった。

 同馬は、X(エックス)大腸炎を発症し、栗東トレーニングセンター競走馬診療所にて入院加療中だった。

 アストンマーチャンは、父アドマイヤコジーン、母がJRA3勝のラスリングカプス(その父Woodman)という血統。06年7月の小倉でのデビューから2戦目で初勝利を挙げると、続く小倉2歳S(GIII)、ファンタジーS(GIII)と3連勝。阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)では2着だったが、年明け初戦のフィリーズレビュー(GII)を快勝。桜花賞(GI)7着後はスプリント路線に進むと、北九州記念(GIII)6着から臨んだスプリンターズSで、3歳牝馬としては15年ぶりとなる同レース制覇の快挙を達成した。その後は2戦したが、いずれも大敗。今年のシルクロードS(GIII)10着が最後のレースとなった。通算成績11戦5勝(重賞4勝)。


嗚呼、なんということか…。

去年のスプリンターズステークスは呪われていたのか。

アストンマーチャンは昨年の同レースの覇者、サンアディユは2着、上位2頭がともに天国へ旅立ってしまうとは…。
おいらにとっては、あのレースが忘れ形見になってしまうなど、夢にも思わなかったよ…。
あの日、9月30日…か。
大雨の中山競馬場。
雨を突いてすいすい逃げる快速アストンマーチャンに、追いすがるものなど誰もなし。4角で3馬身のリードは、スプリント戦なら完全にセーフティリード。
夏に一躍飛躍を遂げたサンアディユが懸命に追いすがるも2着が精一杯。

翌年の春の実りを夢に、更なる飛躍を誓った両馬だったが…。

サンアディユは3月のオーシャンステークスのレース後、栗東に帰厩してから心臓麻痺に倒れた。
アストンマーチャンも、あのレースの後はイマイチパッとせず、休み明けで高松宮記念を目指したシルクロードステークスでも大敗。高松宮記念を回避したと思ったら、体調を崩して入院していたとは。

おいらはG1レースの日は、90年代の隆盛を極めた頃の競馬場の混雑を知っているから、まず回避する…というクセが付いていて、最近になってようやくG1レース当日の競馬場に行くようになったので、なかなか生でこうした大レースを見ることがない。
その数少ないレースのうちの、去年のスプリンターズステークスの1、2着馬が、こうした運命に翻弄されることになるとは…。

春にもう一度見るはずだった、サンアディユとアストンマーチャンのレースは、俺達の胸の中で走らせることにしよう。

謹んで、アストンマーチャンのご冥福をお祈りいたします。

。・゜・(ノД`)・゜・。

アストンマーチャンの全成績はこちらから。

  

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2 コメント

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 (ざわ)
2008-04-25 08:22:39
短距離路線、呪われてるんですかねぇ…
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しかも (小馬太郎兵衛)
2008-04-25 10:46:03
牝馬ですからねえ、両方とも…。
両馬の対決はもちろんのこと、どのような子を残すのか…という将来の楽しみもあったんですが…。
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