かつては旅人の大きな味方だった「ワイド周遊券」「ミニ周遊券」が、1998年に現行のセミオーダーメイドの「周遊きっぷ」に形態が転換されて14年、ついに「周遊きっぷ」も大幅に手が入れられることになりました。
「周遊きっぷ」の見直しについて - JR東日本
※↑PDFファイルですので御注意ください。
これによると、3月31日をもって発売を終了する周遊きっぷのゾーンは以下の通り。
・北海道ゾーン(10日間用)
・札幌近郊ゾーン
・飛騨・奥飛騨ゾーン
・富山・高岡ゾーン
・加賀・能登ゾーン
・越前・若狭ゾーン
・近江路ゾーン
・南紀ゾーン
・北近畿ゾーン
・山陰ゾーン
・岡山・倉敷ゾーン
・広島・宮島ゾーン
・津和野・秋芳・萩ゾーン
・下関・北九州ゾーン
・高松・松山ゾーン
・徳島・室戸・高知ゾーン
・熊本ゾーン
・宮崎ゾーン
・鹿児島ゾーン
周遊きっぷは2002年にも大規模な改廃が行われて大幅に縮小しており、今回は10年ぶりに大ナタがふるわれ、残る周遊きっぷのゾーン券は、北海道ゾーンの5日間用をはじめ、東京ゾーン、京阪神ゾーン、四国ゾーン、九州ゾーンなど10ゾーンのみとなる。
みどりの窓口で手軽に買えた周遊券時代の名残はどこへやら、各ゾーンまでのルートが好みに応じて選べるようになった代わり、経路が短距離であったり東海道新幹線を含めると「ゆき券」「かえり券」の割引率が大幅に異なったりと、手軽さは失われてほぼ乗り鉄専用きっぷとなって久しい「周遊きっぷ」。
2002年の大規模改廃時にも「周遊券の手軽さはどこへやら」と思ったものだが…。
ただ、あたしもわざわざ周遊きっぷを組むくらいなら、例えば北海道なら「北海道フリーパス」が予め買えるなら手配しておいて、往復の手段は別個好みに応じて考えたいと思うし、九州や四国に出掛けるにしても、JRだと夜行移動という手段がもはや使えないので、やっぱりこれも個別手配になっちゃうかなあ…。
そう考えると、わざわざ周遊きっぷを組んで四国や九州へ行くメリットが、今となってはあまりないような…。
そもそもが、1998年に今のようなセミオーダーメイドになってからというもの、周遊きっぷを組んで出かけたのは、2003年7月に出かけた際に、福岡ゾーンで周遊券を組み、帰りはひとまず東京都区内まで直行、行きは小郡(新山口)から宇部線、小野田線、美祢線、山陰線と回った経路を組んだことがあるくらい。
別に手間暇がかかったわけではなく、新浦安駅のびゅうプラザで待つまでもなくあっさり発券されたのでやや拍子抜けだったのが正直なところだけれど(^^ゞ、それでもびゅうプラザへでかけて発券を要する手間がかかるからねえ…。
あと、これは2000年代に突入してから特に顕著なのだけれど、各社間相互発着、すなわち東日本だったら東日本管内、東海なら東海管内だけの旅行なら大幅にサービスしますよ、或いは東海を挟まない東日本←→西日本相互間で行き来が出来る北陸方面は、米原経由ではなくて越後湯沢か長岡経由だったらサービスしますよ…という「北陸フリーきっぷ」のような使い勝手がいい企画きっぷがあれこれできたのも大きな要因ではないかと。
その一方で、各社間を挟む東京~九州間、或いは四国間なんてーのは動きづらいし…。
これも時代の流れといってしまえばそれまでなのだろうか。
得な切符は現地で手配しろと。
その一方で、九州は「九州ゾーン」だと、新幹線は特急券を別払いしても乗れず、乗車券も完全に別払いしないと乗れなくなったしねえ…。
だったら九州内の高速バス乗り放題の「SUN Q パス」でも使うかねえ…。
移動手段も、いろいろ吟味する時代になったようです。
ふう。
「周遊きっぷ」の見直しについて - JR東日本
※↑PDFファイルですので御注意ください。
これによると、3月31日をもって発売を終了する周遊きっぷのゾーンは以下の通り。
・北海道ゾーン(10日間用)
・札幌近郊ゾーン
・飛騨・奥飛騨ゾーン
・富山・高岡ゾーン
・加賀・能登ゾーン
・越前・若狭ゾーン
・近江路ゾーン
・南紀ゾーン
・北近畿ゾーン
・山陰ゾーン
・岡山・倉敷ゾーン
・広島・宮島ゾーン
・津和野・秋芳・萩ゾーン
・下関・北九州ゾーン
・高松・松山ゾーン
・徳島・室戸・高知ゾーン
・熊本ゾーン
・宮崎ゾーン
・鹿児島ゾーン
周遊きっぷは2002年にも大規模な改廃が行われて大幅に縮小しており、今回は10年ぶりに大ナタがふるわれ、残る周遊きっぷのゾーン券は、北海道ゾーンの5日間用をはじめ、東京ゾーン、京阪神ゾーン、四国ゾーン、九州ゾーンなど10ゾーンのみとなる。
みどりの窓口で手軽に買えた周遊券時代の名残はどこへやら、各ゾーンまでのルートが好みに応じて選べるようになった代わり、経路が短距離であったり東海道新幹線を含めると「ゆき券」「かえり券」の割引率が大幅に異なったりと、手軽さは失われてほぼ乗り鉄専用きっぷとなって久しい「周遊きっぷ」。
2002年の大規模改廃時にも「周遊券の手軽さはどこへやら」と思ったものだが…。
ただ、あたしもわざわざ周遊きっぷを組むくらいなら、例えば北海道なら「北海道フリーパス」が予め買えるなら手配しておいて、往復の手段は別個好みに応じて考えたいと思うし、九州や四国に出掛けるにしても、JRだと夜行移動という手段がもはや使えないので、やっぱりこれも個別手配になっちゃうかなあ…。
そう考えると、わざわざ周遊きっぷを組んで四国や九州へ行くメリットが、今となってはあまりないような…。
そもそもが、1998年に今のようなセミオーダーメイドになってからというもの、周遊きっぷを組んで出かけたのは、2003年7月に出かけた際に、福岡ゾーンで周遊券を組み、帰りはひとまず東京都区内まで直行、行きは小郡(新山口)から宇部線、小野田線、美祢線、山陰線と回った経路を組んだことがあるくらい。
別に手間暇がかかったわけではなく、新浦安駅のびゅうプラザで待つまでもなくあっさり発券されたのでやや拍子抜けだったのが正直なところだけれど(^^ゞ、それでもびゅうプラザへでかけて発券を要する手間がかかるからねえ…。
あと、これは2000年代に突入してから特に顕著なのだけれど、各社間相互発着、すなわち東日本だったら東日本管内、東海なら東海管内だけの旅行なら大幅にサービスしますよ、或いは東海を挟まない東日本←→西日本相互間で行き来が出来る北陸方面は、米原経由ではなくて越後湯沢か長岡経由だったらサービスしますよ…という「北陸フリーきっぷ」のような使い勝手がいい企画きっぷがあれこれできたのも大きな要因ではないかと。
その一方で、各社間を挟む東京~九州間、或いは四国間なんてーのは動きづらいし…。
これも時代の流れといってしまえばそれまでなのだろうか。
得な切符は現地で手配しろと。
その一方で、九州は「九州ゾーン」だと、新幹線は特急券を別払いしても乗れず、乗車券も完全に別払いしないと乗れなくなったしねえ…。
だったら九州内の高速バス乗り放題の「SUN Q パス」でも使うかねえ…。
移動手段も、いろいろ吟味する時代になったようです。
ふう。
いまや現地まで飛行機、それも格安チケットで飛べる時代ですから、わざわざオーダーメイドで周遊きっぷを組むメリットが薄れてきているのでしょうね。
北海道や九州の5日間は…。
鉄道会社が定期券状態の利用状況を危惧して締め付けたとも考えられますが、逆に言えば、そこまでサービスできないほどに追い詰められているのかもしれません。
九州は、新幹線に乗れない時点でもう…。