「エキナカ」好調、周囲の商店「客減った」と摩擦 (朝日新聞) - goo ニュース
※記事が長ったらしいので、内容はリンクをクリックして下さい。
最近、よく駅の中に商業施設ができるのをよく目にする。
ちょっとした珈琲屋から、搾りたての生果汁ジュースを売る店、本屋、ケーキ屋、コンビニ、なんでもござれ。ないのは居酒屋くらいか?
おいらの場合は、どちらかといえば、いわゆる「エキナカ」にはあまりお世話にはなっていない方で、利用してせいぜい西船橋駅のジュース屋か本屋くらいである。
薄学にして、他の「エキナカ」がどういうものかはあまり知った立場ではないので、あまり詳しいことは書けないのだが、こと西船橋に於いては、武蔵野線や京葉線の待ち時間がありすぎ、特に京葉線方面のごときは毎時2~3本ずつと、列車ダイヤを頭に入れておかないと、とんでもない待ちぼうけを食らう事にもなりかねず、そういった待ち時間の間に本屋でちょっと暇つぶし…というのにはもってこいである。「Juicer Bar」のミックスジュースは安くておいしいし、なにより関東でミックスジュースを手軽に飲めるというのが嬉しい。子供の頃の遠き思い出になろうとしていたミックスジュースが、21世紀の御代に帰ってきたのだから嬉しい限りではないか。一杯150円で手軽にのどを潤せる。
一方で、「独善的な顧客囲い込み」という見方があるのもまた事実。
乗り継ぎ客にとっては、一旦改札を出て買い物をするより、それらが駅の中で揃えばそれがいいに決まっている。本屋などはまさにその典型で、駅前の小さな書店でも、それなりに客が入っていたものが、自分のところより床面積が大きい書店が駅の中に出来たら、客はその中で本を買っていってしまう。
リンクした記事にもあるのだが、大宮あたりでは、駅周辺の商業施設の打撃が顕著に表れているという。
ただ、えてして大型店舗が開業すれば、駅周辺だけに限った話ではなく市域全体に影響が及ぶものなのだが、なんとかして共存共栄の道を探る方法はないのだろうか。
はっきり言って、どこでも買えるものを、わざわざ駅の改札を出て買う客はいないのである。どこでも買えるものが改札内で売っていたら、たとえ恥ずかしい夜に使う道具だろうと、乗り換えの最中に買ってしまうものだろう。つまり、駅の中で売れるものといえば所詮その程度であろうということである。
であるならば、いかに「エキナカ」の商品群との差別化を図るか…ということが求められよう。改札を出てでも買わせる商品を揃える以外に方策はないのではないか。「エキナカ」にレンタルビデオショップはないだろうし、居酒屋、ましてやホッピーにうまいモツ焼きを食わせてくれるところはないだろうし、若者向けのブランド洋服店はないだろう。本屋なんて、ほとんどの雑誌や本は、正直どこの本屋でも用が足りるし、定期券客でもない限り、わざわざ一旦改札を出てユニクロに買い物に行く客もいない。立ち食いそば屋だって、味に自信があるのなら、定期客ならわざわざ降り立ってでも食べに来るはずである。ただでさえJR東日本ブランドの立ち食いそば屋「あじさいグループ」は、その筋では「美味くない」と悪評ふんぷんである。であるならば、わざわざ列車を降りてでも、改札を出てでも食べたいと思わせるような、我孫子駅の弥生軒の「唐揚げそば」のような商品を開発しなければ、ただ立地条件だけで商売をしていれば、やがてシャッター通りが増えるだけである。
これが欲しければここに来い! というような、少々強引な手法がなければ、エキナカに対抗するのは不可能であろう。いいものには、客は必ずついてくる。
なんとかして共存共栄を図って頂きたいものである。
これ以上、日本の都市の駅前にシャッター通りを作るのは御免被る。
※記事が長ったらしいので、内容はリンクをクリックして下さい。
最近、よく駅の中に商業施設ができるのをよく目にする。
ちょっとした珈琲屋から、搾りたての生果汁ジュースを売る店、本屋、ケーキ屋、コンビニ、なんでもござれ。ないのは居酒屋くらいか?
おいらの場合は、どちらかといえば、いわゆる「エキナカ」にはあまりお世話にはなっていない方で、利用してせいぜい西船橋駅のジュース屋か本屋くらいである。
薄学にして、他の「エキナカ」がどういうものかはあまり知った立場ではないので、あまり詳しいことは書けないのだが、こと西船橋に於いては、武蔵野線や京葉線の待ち時間がありすぎ、特に京葉線方面のごときは毎時2~3本ずつと、列車ダイヤを頭に入れておかないと、とんでもない待ちぼうけを食らう事にもなりかねず、そういった待ち時間の間に本屋でちょっと暇つぶし…というのにはもってこいである。「Juicer Bar」のミックスジュースは安くておいしいし、なにより関東でミックスジュースを手軽に飲めるというのが嬉しい。子供の頃の遠き思い出になろうとしていたミックスジュースが、21世紀の御代に帰ってきたのだから嬉しい限りではないか。一杯150円で手軽にのどを潤せる。
一方で、「独善的な顧客囲い込み」という見方があるのもまた事実。
乗り継ぎ客にとっては、一旦改札を出て買い物をするより、それらが駅の中で揃えばそれがいいに決まっている。本屋などはまさにその典型で、駅前の小さな書店でも、それなりに客が入っていたものが、自分のところより床面積が大きい書店が駅の中に出来たら、客はその中で本を買っていってしまう。
リンクした記事にもあるのだが、大宮あたりでは、駅周辺の商業施設の打撃が顕著に表れているという。
ただ、えてして大型店舗が開業すれば、駅周辺だけに限った話ではなく市域全体に影響が及ぶものなのだが、なんとかして共存共栄の道を探る方法はないのだろうか。
はっきり言って、どこでも買えるものを、わざわざ駅の改札を出て買う客はいないのである。どこでも買えるものが改札内で売っていたら、たとえ恥ずかしい夜に使う道具だろうと、乗り換えの最中に買ってしまうものだろう。つまり、駅の中で売れるものといえば所詮その程度であろうということである。
であるならば、いかに「エキナカ」の商品群との差別化を図るか…ということが求められよう。改札を出てでも買わせる商品を揃える以外に方策はないのではないか。「エキナカ」にレンタルビデオショップはないだろうし、居酒屋、ましてやホッピーにうまいモツ焼きを食わせてくれるところはないだろうし、若者向けのブランド洋服店はないだろう。本屋なんて、ほとんどの雑誌や本は、正直どこの本屋でも用が足りるし、定期券客でもない限り、わざわざ一旦改札を出てユニクロに買い物に行く客もいない。立ち食いそば屋だって、味に自信があるのなら、定期客ならわざわざ降り立ってでも食べに来るはずである。ただでさえJR東日本ブランドの立ち食いそば屋「あじさいグループ」は、その筋では「美味くない」と悪評ふんぷんである。であるならば、わざわざ列車を降りてでも、改札を出てでも食べたいと思わせるような、我孫子駅の弥生軒の「唐揚げそば」のような商品を開発しなければ、ただ立地条件だけで商売をしていれば、やがてシャッター通りが増えるだけである。
これが欲しければここに来い! というような、少々強引な手法がなければ、エキナカに対抗するのは不可能であろう。いいものには、客は必ずついてくる。
なんとかして共存共栄を図って頂きたいものである。
これ以上、日本の都市の駅前にシャッター通りを作るのは御免被る。
大半が女性専用の店で、閉めるのも早く感じます。
エキナカのローソンも溜池山王にありますが、どうもサイズが女性向きでは。。。
駅を出ればローソンが多いし、横浜市営地下鉄の駅だとヤマザキデイリーストアもあります。
「Juicer Bar」は京阪レストランが経営してるものの、京阪の主要駅(京橋・樟葉など)・JR東日本エリアにあります。
また「餃子の王将」はJR東日本横浜支社エリアに多く出店し、小田急エリアは下北沢店が朝5時迄営業で、お笑い芸人(東京・関西問わず)が反省会する所でもあります。
しかし、JR東日本は、マジでエキナカに金をかけるより、真の意味でのエキナカに金をかけないと、大変なことになりますよ。
昨日(7月30日)の常磐線の架線事故は、そりゃもう大変なことになったらしいですから…。
最近、架線だの線路隆起だの、国鉄時代にはおおよそ考えられなかった事故が頻発してますから…。