こちらの記事の続きになります。
さて、ノーホーラに終わった競馬に打ちひしがれながら、今度は地下道を通らず一般道を迂回して仁川駅まで歩いてみることに。
仁川の駅周辺は、たった1年と期間は短かったけれど、通っていた中学校の校区に含まれていたため、道筋さえ理解すれば勝手知ったる地元道…のはずだったが、あれから23年が経過しようとしている状況では、昔の記憶などいずこへやら。
阪神競馬場のことを「仁川」「仁川」と連呼する競馬ファンがいるが、そもそも「仁川」とはなんぞや。断じてインチョンのことではないw
仁川とはすなわち、これ。
甲東園を出発して40パーミルの急勾配を駆け上がり、西宮市との市境になっている仁川の鉄橋を渡って、仁川駅に滑り込まんとしている宝塚行き。写真奥が西宮市ということになる。
さて、最終12レースのフラワーカップは打たずにお帰りしてきたので、最終レース後に発車する梅田行き臨時急行までは20分ほど時間がある。しばし仁川駅を行き交う阪急電車の撮影タイム。
というより、今日これからの目的地は、阪九フェリーが出発する六甲アイランドのフェリー埠頭。最寄り駅は阪神御影かJR住吉駅。JRにスイッチするには阪急線からでは非常に不便で、フェリー乗り場への送迎バスが出ているのが阪神とJRの2箇所なら、仁川からならほぼ必然的に西宮北口乗り換えで今津へ出て阪神線に乗り換えるというもの。
乗り換えの手間を省くのならむしろこれ以外に選択の余地が残されていないのだが、今回は以前にも触れたとおり、せっかく阪神競馬場に来て、一度も今津線から直通の梅田行き列車というものに乗ったことがないので、今回のチャンスを逃すと、今度はまたいつ乗るチャンスがやってくるか分かったものではない。
まあ、本当なら競馬帰りってことで、梅田まで臨時急行で出た後、立ち呑み屋で頭を冷やす上でも一杯くらい引っ掛けられたらいいのだが、はたして時間があるや無しや。
そんなわけで、仁川駅で未だに稼動する行灯式行先案内。
競馬開催日以外は多分使われていないはず。全列車が西宮北口行きなので、光らせていても仕方がないからだ。
おいらが子供の頃は、確かこの行先表示が光っているのと、臨時改札口が稼動しているのを見て阪神競馬場開催を確認していたはずである(笑)。
普通列車は6両編成、臨時急行は線内の客扱いは行わないため8両編成。
乗車位置をずらして混雑緩和の工夫をしている。
今津線を行き交う列車たち。
神宝線内最古参3000系の方向幕改造車。
傍から見たら1965年から活躍している系列だとはとても見えない。
仁川駅前の弁天池をバックに宝塚へと走り去る6000系。
ちなみに足場がかかった建物のはるか裏手の山の上に、1年間だけ通っていた中学校があるw
西宮北口の車庫から回送列車が到着。
これが引き上げ線で折り返して臨時急行梅田行きとなる。
今や貴重になってきた、今津線の方向幕非装備車。
貴重な一枚となることが予想されるので、拡大でご覧いただきます。
ちなみにこの編成は、この後、阪急今津線に残る最後の方向板使用車として活躍の後、2011年9月に廃車された。
先に川西能勢口でもご覧頂いた5100系。
3100系。昼過ぎに仁川まで乗った編成と一緒かな?
そして臨時急行。
ちなみに仁川駅西宮北口方面行きホームの宝塚寄りには、降車専用の臨時ホームが設けられていて、阪神競馬開催日の西宮北口行きが数本、ここで降車客のみを扱うために一旦停車した後に、こちらのホームに入ってくることになる。
写真では分かりづらいが、手前の改札口付近に、停車指示ときっぷ回収の役目を負った助役がスタンバイしている。
そんなわけで梅田行き臨時急行、通称「馬急」乗車。
列車は仁川を16時43分ごろに発車。
以前は午前中に梅田発仁川行きの臨時急行も走っていたのだけれど、お客さんがかなり減っているということもあって、今は基本的に夕方の梅田行きのみの運転となっているが、桜花賞などのG1開催日だと下りも動くのかな?
今津線は定期的に運転している準急も門戸厄神までは各駅停車だから、仁川を発車して、甲東園と門戸厄神に止まらないというだけでまず新鮮。
前に西宮北口行きが走っているのでスピードはゆるゆる。
そして西宮北口構内へ。
列車は確かに、西宮車庫や神戸本線へ出る「9号線」へ入りました。
ダブルクロスのポイントをどちらかに行けば今津線6号線か7号線ホームへ。
その先の片渡りを曲がって分岐。
神戸線の列車と当たるのでここで一旦停止。
神戸線では同じタイミングで梅田行き特急が発車したところだろう。
競馬開催日なので、この時間でも増発されてホームは両面使用。
1分ほど停車した後、こちらもするすると発車。
元はダイヤモンドクロッシングで今津まで直通していた今津線。
垂直に交わる今津線と別れ。90度の急カーブを描いて神戸本線へ。
おやおや、4号線には後走りとなる梅田行きの各駅停車が停車中。
あとは先行の特急が前を空けてくれているので、特急とほぼ同じスピードで神戸線を突っ走る。
…これは…。
たしか2011年2月に燃えた塚口駅前の商店街…。
まだ取り壊されずにそのまま残っていたとは…。
残骸がなんとも言葉が出ない…。
乗ったのは最後部車両なのでガラガラ。
前に行けば行くほど乗車率は高くなるだろうが…。
列車は17時過ぎに梅田に到着。
阪神御影駅発のフェリー乗り場行き送迎バスが17時50分、18時10分、18時40分となると、せめて18時10分くらいには乗っておきたい。
となると、梅田を出るのは17時30分頃の特急に乗って御影へ行けばよい。
30分ほどの時間は出来たけれど、土曜日の夕方とあって、梅田界隈は東京とは比較にならないくらいの大賑わい。少なくとも節電の文字一つすらなく、ネオンが立派にあちこちに輝き、人と人とが手を取り合って梅田のムービングウォークを行き交っている時点で、全くの別世界に来たと感じる。
重たいキャリーケースが邪魔になるぜ(´・ω・`)
本当なら阪急電車グッズを冷やかそうと、阪急百貨店の玩具売り場に立ち寄ろうと思ったのだが、阪急百貨店リニューアルにともなって、なんとまあバビオだか32番街だかの売り場に移動してしまったとな。
いくらなんでも重たい荷物をガラガラ引いて30分でそこまで往復する気力などあるわけはないので、中途半端な時間を如何に使うかといえば…。
( ´Д`)y━・~~立ち呑み屋へGo!
↑※撮影は2006年1月
入った。
飲んだ。
出た。
クハ~。
1000円ちょいでいい酔い加減。
これから船に乗ろうってのに先に酔っちまうとはこれいかに(´・ω・`)
この立ち呑み屋、大阪駅や阪急から降りてきたら分かりづらいけれど、阪神の正面改札を出て階段を上がった脇にある便利なところにあるから、これから阪神電車に乗ろうとするあたしにはものすごくうってつけなわけ( ̄▽ ̄;)
そんなわけで、阪神梅田17時30分発の須磨浦公園行き特急で阪神御影へ。
転換クロスがついていたから座を占めて、つい御影まで一眠り。酒に寝不足もあったので、阪神車だったか山陽車だったかは覚えていないが、なんとなく山陽電鉄5000系だったような気がするのだが…。でも山陽車って、須磨浦公園折り返しの阪神特急の運用に入ったっけか?
酔いがある程度醒めた状態で御影着。
目指すフェリーターミナルまでの送迎は、神戸フェリーバスという会社が路線を開設しているらしい。
18時10分まで、10分ほどの待ち合わせ。
(※以下続きます)
さて、ノーホーラに終わった競馬に打ちひしがれながら、今度は地下道を通らず一般道を迂回して仁川駅まで歩いてみることに。
仁川の駅周辺は、たった1年と期間は短かったけれど、通っていた中学校の校区に含まれていたため、道筋さえ理解すれば勝手知ったる地元道…のはずだったが、あれから23年が経過しようとしている状況では、昔の記憶などいずこへやら。
阪神競馬場のことを「仁川」「仁川」と連呼する競馬ファンがいるが、そもそも「仁川」とはなんぞや。断じてインチョンのことではないw
仁川とはすなわち、これ。
甲東園を出発して40パーミルの急勾配を駆け上がり、西宮市との市境になっている仁川の鉄橋を渡って、仁川駅に滑り込まんとしている宝塚行き。写真奥が西宮市ということになる。
さて、最終12レースのフラワーカップは打たずにお帰りしてきたので、最終レース後に発車する梅田行き臨時急行までは20分ほど時間がある。しばし仁川駅を行き交う阪急電車の撮影タイム。
というより、今日これからの目的地は、阪九フェリーが出発する六甲アイランドのフェリー埠頭。最寄り駅は阪神御影かJR住吉駅。JRにスイッチするには阪急線からでは非常に不便で、フェリー乗り場への送迎バスが出ているのが阪神とJRの2箇所なら、仁川からならほぼ必然的に西宮北口乗り換えで今津へ出て阪神線に乗り換えるというもの。
乗り換えの手間を省くのならむしろこれ以外に選択の余地が残されていないのだが、今回は以前にも触れたとおり、せっかく阪神競馬場に来て、一度も今津線から直通の梅田行き列車というものに乗ったことがないので、今回のチャンスを逃すと、今度はまたいつ乗るチャンスがやってくるか分かったものではない。
まあ、本当なら競馬帰りってことで、梅田まで臨時急行で出た後、立ち呑み屋で頭を冷やす上でも一杯くらい引っ掛けられたらいいのだが、はたして時間があるや無しや。
そんなわけで、仁川駅で未だに稼動する行灯式行先案内。
競馬開催日以外は多分使われていないはず。全列車が西宮北口行きなので、光らせていても仕方がないからだ。
おいらが子供の頃は、確かこの行先表示が光っているのと、臨時改札口が稼動しているのを見て阪神競馬場開催を確認していたはずである(笑)。
普通列車は6両編成、臨時急行は線内の客扱いは行わないため8両編成。
乗車位置をずらして混雑緩和の工夫をしている。
今津線を行き交う列車たち。
神宝線内最古参3000系の方向幕改造車。
傍から見たら1965年から活躍している系列だとはとても見えない。
仁川駅前の弁天池をバックに宝塚へと走り去る6000系。
ちなみに足場がかかった建物のはるか裏手の山の上に、1年間だけ通っていた中学校があるw
西宮北口の車庫から回送列車が到着。
これが引き上げ線で折り返して臨時急行梅田行きとなる。
今や貴重になってきた、今津線の方向幕非装備車。
貴重な一枚となることが予想されるので、拡大でご覧いただきます。
ちなみにこの編成は、この後、阪急今津線に残る最後の方向板使用車として活躍の後、2011年9月に廃車された。
先に川西能勢口でもご覧頂いた5100系。
3100系。昼過ぎに仁川まで乗った編成と一緒かな?
そして臨時急行。
ちなみに仁川駅西宮北口方面行きホームの宝塚寄りには、降車専用の臨時ホームが設けられていて、阪神競馬開催日の西宮北口行きが数本、ここで降車客のみを扱うために一旦停車した後に、こちらのホームに入ってくることになる。
写真では分かりづらいが、手前の改札口付近に、停車指示ときっぷ回収の役目を負った助役がスタンバイしている。
そんなわけで梅田行き臨時急行、通称「馬急」乗車。
列車は仁川を16時43分ごろに発車。
以前は午前中に梅田発仁川行きの臨時急行も走っていたのだけれど、お客さんがかなり減っているということもあって、今は基本的に夕方の梅田行きのみの運転となっているが、桜花賞などのG1開催日だと下りも動くのかな?
今津線は定期的に運転している準急も門戸厄神までは各駅停車だから、仁川を発車して、甲東園と門戸厄神に止まらないというだけでまず新鮮。
前に西宮北口行きが走っているのでスピードはゆるゆる。
そして西宮北口構内へ。
列車は確かに、西宮車庫や神戸本線へ出る「9号線」へ入りました。
ダブルクロスのポイントをどちらかに行けば今津線6号線か7号線ホームへ。
その先の片渡りを曲がって分岐。
神戸線の列車と当たるのでここで一旦停止。
神戸線では同じタイミングで梅田行き特急が発車したところだろう。
競馬開催日なので、この時間でも増発されてホームは両面使用。
1分ほど停車した後、こちらもするすると発車。
元はダイヤモンドクロッシングで今津まで直通していた今津線。
垂直に交わる今津線と別れ。90度の急カーブを描いて神戸本線へ。
おやおや、4号線には後走りとなる梅田行きの各駅停車が停車中。
あとは先行の特急が前を空けてくれているので、特急とほぼ同じスピードで神戸線を突っ走る。
…これは…。
たしか2011年2月に燃えた塚口駅前の商店街…。
まだ取り壊されずにそのまま残っていたとは…。
残骸がなんとも言葉が出ない…。
乗ったのは最後部車両なのでガラガラ。
前に行けば行くほど乗車率は高くなるだろうが…。
列車は17時過ぎに梅田に到着。
阪神御影駅発のフェリー乗り場行き送迎バスが17時50分、18時10分、18時40分となると、せめて18時10分くらいには乗っておきたい。
となると、梅田を出るのは17時30分頃の特急に乗って御影へ行けばよい。
30分ほどの時間は出来たけれど、土曜日の夕方とあって、梅田界隈は東京とは比較にならないくらいの大賑わい。少なくとも節電の文字一つすらなく、ネオンが立派にあちこちに輝き、人と人とが手を取り合って梅田のムービングウォークを行き交っている時点で、全くの別世界に来たと感じる。
重たいキャリーケースが邪魔になるぜ(´・ω・`)
本当なら阪急電車グッズを冷やかそうと、阪急百貨店の玩具売り場に立ち寄ろうと思ったのだが、阪急百貨店リニューアルにともなって、なんとまあバビオだか32番街だかの売り場に移動してしまったとな。
いくらなんでも重たい荷物をガラガラ引いて30分でそこまで往復する気力などあるわけはないので、中途半端な時間を如何に使うかといえば…。
( ´Д`)y━・~~立ち呑み屋へGo!
↑※撮影は2006年1月
入った。
飲んだ。
出た。
クハ~。
1000円ちょいでいい酔い加減。
これから船に乗ろうってのに先に酔っちまうとはこれいかに(´・ω・`)
この立ち呑み屋、大阪駅や阪急から降りてきたら分かりづらいけれど、阪神の正面改札を出て階段を上がった脇にある便利なところにあるから、これから阪神電車に乗ろうとするあたしにはものすごくうってつけなわけ( ̄▽ ̄;)
そんなわけで、阪神梅田17時30分発の須磨浦公園行き特急で阪神御影へ。
転換クロスがついていたから座を占めて、つい御影まで一眠り。酒に寝不足もあったので、阪神車だったか山陽車だったかは覚えていないが、なんとなく山陽電鉄5000系だったような気がするのだが…。でも山陽車って、須磨浦公園折り返しの阪神特急の運用に入ったっけか?
酔いがある程度醒めた状態で御影着。
目指すフェリーターミナルまでの送迎は、神戸フェリーバスという会社が路線を開設しているらしい。
18時10分まで、10分ほどの待ち合わせ。
(※以下続きます)
宝塚線の梅田直通準急に一度乗ろうと思いながら、とうとう乗らず仕舞でした。
短絡線って、合法的にインチキしているみたいで興奮します。
そうでいらしたんですね。
あの準急は、乗ろうと思わなければなかなか乗れない代物ですから…。なにせラッシュのピーク時に運転されますから、試し乗りとはいえ混む列車にわざわざ乗るわけですから。
短絡線のように、一般の旅客列車が通常走行しない路線は興奮しますね。
今や武蔵浦和から貨物線経由で大宮まで、毎日乗れるようになりましたしw