小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

東海道の乗りドク列車「ホームライナー浜松3号」に乗ってみよう

2019-09-05 04:58:00 | それゆけ乗り鉄トラベラーズ
18きっぷや普通きっぷで静岡区間を、新幹線を利用しないで通過しようとすると、必ずどこかで混雑、ロングシート、トイレなしというこの3つが、忘れ切った頃に発生するものですが、時間帯さえ合えば、沼津18時31分発浜松行きの「ホームライナー浜松3号」に乗ってしまえば、沼津~浜松間特急型車両で乗り換えなし、更に浜松からも余得があるというので、機会が合ったので乗ってみることにした。

時間の軸を少々巻き戻して2019年6月。
ちょいと名古屋方面に泊まる用事が出来たもので、グリーン券1枚で沼津まで行けるなら、どうせならぴゅーっとグリーン車を選んで大名旅行という手もございます。

そらもう稲毛から飲みまくるというもんでございまして。



乗換駅は、対面乗り換えなら戸塚を容赦なく選ぶところではございますが、駅弁などいろいろ買い物したいところもあったので、東京駅で乗り換えることに。
東京駅で駅弁やおつまみを買い込むこともできます。



まずは目指すは15時27分の沼津行きになります。







グリーン車を変えて、更に飲みますw



で、この沼津行きグリーン車を利用する場合なんですが、駅ホーム券売機のスイカ専用自動券売機では、沼津までのグリーン券は買えなかったように思います。(調べてないけど、たぶん熱海か伊東までだったはず)。
沼津までは予め、駅改札外の券売機で、きっぷ様式のグリーン券を購入しておく必要があります。



( ´Д`)y━・~~土曜日だからか、長距離を移動する方々が多いのか、グリーン車の車内、沼津までなかなか乗客が減りませんなあ…。

列車は17時45分に沼津駅に到着いたしました。



目指す沼津18時31分発のホームライナー浜松3号浜松行きは、別にこれに乗らなくても、後続の東京15時47分発熱海行き普通列車で17時40分熱海着、17時51分発の浜松行きで18時10分沼津着を目指してもよい。東京をギリギリ遅く出るなら、東京16時18分発伊東行きで熱海着18時01分、すぐ接続の18時06分発浜松行きに乗れば、沼津到着が18時26分。5分の待ち時間で、何もなければ駅ホームの券売機で乗車整理券を買い足せるところだが、今回はかな~~り余裕をもって、17時45分着の沼津行きにして、46分の待ち時間を作ったのだ。
46分あれば、余裕でホームライナーのライナー券も買えるし、沼津の道中からのお酒やおつまみも買い足せることが出来るので、もし同行者をお連れでホームライナー浜松3号の乗車志願であるならば、なにごとも余裕をもって動ける、東京15時27分発のJR東海線直通の沼津行きをお勧めしておきたいところ。

さて、目指す18時31分発のホームライナー浜松3号の乗車整理券は、ホーム券売機か、改札外でも自動切符売り場で購入することが出来ます。


↑左下の「ライナー券」を押す


↑平日だと沼津始発のホームライナーが何本か走っており、候補が複数表示されそうですが、今日は土曜日、ホームライナー浜松3号のボタンをバキィっと押します。


↑「何人で乗りやがるんだ」と聞かれますので「うるせえ一人だよ」と悪態をつきながら「1人」のボタンをビシィっと押しましょうね。

そうすると、もうすでに切符が出てきます。
そう、ここで残念なお知らせを一つしておかなければなりません。
このホームライナー浜松は、座席の管理の仕様上、好きな席番を選んで取るという、現在では新幹線や在来線でも当たり前になったことが出来ません。
ここのホームライナーは、途中で客が入れ替わるのをある程度しか見越していないのかどうなのか、乗車区間がどうであれ、1列車1名に1席限りの発売しかしません。
従って、逆に言えば、沼津~浜松を乗り通してもその席は全く保証されますし、沼津で乗って富士で降りて行ったお客さんの席は、たとえ静岡を過ぎようが座ってきません。逆に沼津~静岡間は隣が空席でも、静岡から乗ってくるパターンもありますし、運がよく静岡を過ぎても隣人が誰も来ず、わーい2席貸切だわーいなんて喜んでいると、まさかの磐田からのご乗客…ということも考えられなくはありません。
なので、考えられるかどうかはわからないけれども、沼津発車時点では横4列満席でも、そのうちぽつぽつと空席が出来てしまえば、降りたお客さんの席はもう使われることはありませんので、そこに移動してしまえばいいわけです。

さて、待ち時間に沼津の立ち食いソバでも食べてみますか。






※気を付けよう この顔見たら トイレ無し(増結編成についている場合もあり)
↑※この写真だけ拡大しちゃいます。

さあお待たせしました。こちらがホームライナー浜松3号でございます。





373系は、個人的にはまだ定期的に走っていたムーンライトながらのボックス席以来、実に13年ぶりの対面。
会いそうでなかなか会わなかった子なんです。

沼津からそこそこの乗車率で発車。浜松まで走り切るので、この列車も遠距離乗車率が高そうな列車ではある。



シートには、このようにお弁当を楽に広げられるほどのテーブルが用意されております、ってまだ飲む気かw



目論見通り、静岡で半分以上が入れ替わったので窓際に座席移動。ここはもう乗ってこないスペース。

焼津、島田と乗客は減ってはいるが、6月1日、青春18きっぷの季節でも何でもないのに、沼津からr浜松まで乗り通す客もそこかしこに見受けられる。

まもなく終点浜松。

で、乗りドク情報その2。

「え~、この列車は引き続き普通列車豊橋行きになります。豊橋方面はこのままご乗車ください」

そうなんです。





浜松20時10分着。休む間もなく、20時12分発の豊橋行きとして運転されるので、沼津~豊橋間が座ったままで行けます。もちろんトイレもついてます。リクライニング付きです。

楽々と豊橋に20時46分に着きました~♪



豊橋からは、直近だと大垣行き特別快速が3分(土日4分)の乗り換え時間であるけれど(平日20時49分、土休日20時50分)、みんな特別快速に吸い込まれる中、あたしは後発の20時55分発の区間快速米原行きでゆっくり行くわ。名古屋到着も15分違っちゃうけど。
もっとも、特快が6両、区間快速が8両だったからこっちを選んだら、三河三谷で音楽イベントがあったらしく、引きの客がどやどやと乗ってきてちょっとアテが外れた(´・ω・`)

名古屋到着が最速で21時43分。
東京名古屋間の移動には、これはもう欠かせませんね。

みなさまもお時間とタイミングが合えば、ぜひご賞味ください。

(※取材日…2019年6月1日)


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