今日は勝てるよ、うん、たぶん

確かにロッテ名物「追いつかない程度の反撃」かもしれないけれど、９回裏の打撃内容を、素直に評価したいなあ…。

ロ３－５オ（２９日） オリ、３連勝で首位タイ(共同通信) - goo ニュース

[ニッカン式スコア]

○　金子千尋の神隠し　２勝２敗
Ｓ　大加藤　２勝５Ｓ
●　宇都宮のジャズバーでカクテルなんかいいよね　３敗
ＨＲ　大引け２号、あそっか６号、画伯１号

う～ん…。

語るべきところが９回裏しかないというのも…orz
というより、中継を９回からしか見てないからなんだけど。
なもんで、バーナム画伯のレフトのwktk守備なんかもう完璧に見逃しちゃって、どれほど末恐ろしいのか見ておらず、世の流れを掴んでいないおいらがいたりするわけでorz

でもね。

完全に完封ペースで投げていた金子を、９回１死でマウンドから引きずり降ろしたことを、素直に評価したいですな。
むしろあの場面は、金子は１点は仕方がないにしろ、最低でも完投が求められていた場面、それまでのマリーンズの散発ぶりを見れば、それが最低ノルマということくらいは、金子自身がよく分かっていたはず。
それを引きずり降ろし、大久保、そして火曜日に２イニング投げている加藤大輔を出させたのだから、むしろよくやったと思う。
なにより、バーナム画伯の一発だけで終わらずに、金子から代わった大久保から、ベニーが左中間を真っ二つに切り裂く２塁打を放ったのが大きい。
画伯の一発で打線が切れれば「所詮は（以下略」という攻撃だろうけれど、にわかに活気づいたままの勢いでの２塁打だから、２点差あるとはいえ、そのままで終わるのか、勢いづかせて終わるのかでは、翌日の流れに大いに影響するはずだ。

結果、とうとう打率が福岡県筑後地方の市外局番になってしまった大松が、悩める姿そのままに代打を送られることなくあえなく凡退、代打井口も、当たりは良かったがショートの真っ正面で万事休す…。

敢えて言うなら、大松の場面で誰か代打を出せていれば…。
ボビー采配だから、大松ほどの成績を「去年」残した選手に、あっさり代打を送るようなことはしないとは頭では理解しているつもりなのだが…。

しっかし、バーナム画伯の当たりは完璧でしたな。
ライト大村が２、３歩後ろに動いただけで諦めたほど。

気になるのは大松と井口。
大松は、こりゃもう好成績を残した翌年の反動と、素直に割り切るほかないだろう。
一番辛いのは本人自身だし、相手も一発があるからこそ警戒や研究をしてくるわけで、それを乗り越えないと、去年勝ち取った「和製大砲」の名前が手元に戻ってくることはない。この成績でもボビーが我慢して使っているのは、去年の実績もさることながら、大松に期待しているからに他ならない。我慢して使われているうちにアジャストして這い上がるのもまた、プロとして必要不可欠な要素。

井口は、なにやら全治３週間とか聞こえてきたようで…。
確かに、１打席なら打てても、走る際はかなり辛そうなのは素人目でもはっきり。
こんなことを言うとありきたりだし、かつ明らかに矛盾した言葉なのだけれど、「無理をせず、できれば早く復帰して欲しい」。
今の打線に必要なのは、「明らかに打ちそうだ」というオーラを持った選手。
打線は今が堪え時ですな…。

少なくとも今日の試合（木曜日）に関しては、９回裏の攻撃が、今日に繋がると信じたい。
今日はきっと勝てるさ。うん。
でもね。たぶん。きっと。（←古）