車内放送の是非で一悶着ありました。
○?×?…ひどい駆け込み、ケガは自己責任と車掌放送
JR中央線国分寺駅で今月4日、東京行き快速電車の閉まりかけたドアをこじ開けて乗った男性客に対し、車掌が「駆け込み乗車は危険です。大けがをすることになります。それで大けがをしても、そちら(乗客)の責任です」と車内アナウンスした。
これを聞いた別の乗客がJR東日本に抗議、同社は「言葉に配慮がなかった」と非を認め、車掌を指導した。だが駆け込み乗車は実際に事故につながる危険な行為。発車が遅れると運転士は、JR福知山線事故でもクローズアップされた「回復運転」を強いられることにもなる。識者は「利用者の側も、駆け込み乗車の危険性と、多くの人が迷惑を被ることを認識するべきだ」と指摘している。
JR東日本によるとアナウンスをしたのは男性車掌(48)。同社は「あまりにひどい駆け込み乗車だったので、感情的になったようだ」と話す。
駆け込み乗車で大けがしかねないのは事実だ。過去には、ドアにはさまれて転倒し骨折したり、衣類のすそがドアに挟まってホームから転落するような事故も起きている。
駆け込み乗車による電車の遅れも深刻だ。山手線で仮に1駅で5~10秒ずつ遅れると、それだけで電車1本分の運転ができなくなる。JRのダイヤは最短10秒単位で刻まれており、運転士は遅れを取り戻すため、ブレーキのタイミングをずらすなど回復運転をする必要が出てくる。
(読売新聞) - 6月17日14時50分更新
この車掌さんに同情するのは俺だけではないはずである。
日頃電車を使っていて、あきらかに危ない駆け込み乗車というのは日常茶飯事である。
皆さんもよく経験するはずである。閉まりかけたドアに突進してくる光景を。
しかもまた頑固な車掌さんだと再開扉しない人もいるから尚更やっかいである。
車内放送といえば、10年くらい前の大雪の日、山手線に乗っていてこんな車内放送を聞いたことがある。
「×号車へ駆け込まれたお客様、駆け込み乗車は大変危険です!」
なんたる車内放送かともそもそと苦言を呈すことなかれ、この日は大雪なのである。つまりはホームも電車の中も滑りやすくなっていて、日頃よりさらに危険な路面状況での駆け込み乗車。俺は内心、何号車か特定してその客に注意をした車掌に拍手を送りたい気分でさえあった。
考えても見て欲しい。ホームの端を歩いていただけで運転士は急ブレーキをかける。ホームから客が転落すればそれだけで電車は止まる。万が一駆け込んだ際に転倒して、電車とホームの隙間に転落したら…。それだけで人身事故発生、運転士は防護無線を発して周囲の電車を全部緊急停止させ、遅れは当然多数の線に及ぶ。もちろん数分の遅れでも急ぎたいお客様には大変な迷惑がかかる。数分の遅れで会社同士の取引が駄目になることがあるかも知れない。会社の危機である。取引担当は仕事を失い、家族を養っていくことができなくなるかもしれない。一家離散、子供の養育費を請求され、金に困った後、その人は自殺を図るかも知れない。全部、駆け込み乗車をしたあなたのせいです。
それでもあなたは駆け込みをしますか?
ここでいう駆け込みとは、扉に挟まれるほどの危険な駆け込みのことである。
そりゃあ自分だって人間。駆け込み乗車をしたことがないとは言わないけれども、そこまで危険な駆け込みはしたことはない。一応これでも鉄ヲタを生業としているもので、鉄道側に不利になることをするわけにはいくまい。
駆け込み乗車は人身事故につながる危険なケース。
万が一人身事故になったとき、責任を問われるのは、ドア扱いを担当している車掌である(実際はどうなっているのかはわからないが)。自分が危険な駆け込み乗車をしておいて、責任は他社に預けるのはいかがなものかと思うのだが。
車掌には定時運行という責務を負っている。むしろ危険であると啓蒙するこの車内放送をした車掌には感服さえ覚えるのである。
企業としても形として一応謝罪だけはしても、本音は「こんなことをするあんたが悪いのは自明の理」と言いたいのではなかろうか。
駆け込み乗車は大変危険です。
○?×?…ひどい駆け込み、ケガは自己責任と車掌放送
JR中央線国分寺駅で今月4日、東京行き快速電車の閉まりかけたドアをこじ開けて乗った男性客に対し、車掌が「駆け込み乗車は危険です。大けがをすることになります。それで大けがをしても、そちら(乗客)の責任です」と車内アナウンスした。
これを聞いた別の乗客がJR東日本に抗議、同社は「言葉に配慮がなかった」と非を認め、車掌を指導した。だが駆け込み乗車は実際に事故につながる危険な行為。発車が遅れると運転士は、JR福知山線事故でもクローズアップされた「回復運転」を強いられることにもなる。識者は「利用者の側も、駆け込み乗車の危険性と、多くの人が迷惑を被ることを認識するべきだ」と指摘している。
JR東日本によるとアナウンスをしたのは男性車掌(48)。同社は「あまりにひどい駆け込み乗車だったので、感情的になったようだ」と話す。
駆け込み乗車で大けがしかねないのは事実だ。過去には、ドアにはさまれて転倒し骨折したり、衣類のすそがドアに挟まってホームから転落するような事故も起きている。
駆け込み乗車による電車の遅れも深刻だ。山手線で仮に1駅で5~10秒ずつ遅れると、それだけで電車1本分の運転ができなくなる。JRのダイヤは最短10秒単位で刻まれており、運転士は遅れを取り戻すため、ブレーキのタイミングをずらすなど回復運転をする必要が出てくる。
(読売新聞) - 6月17日14時50分更新
この車掌さんに同情するのは俺だけではないはずである。
日頃電車を使っていて、あきらかに危ない駆け込み乗車というのは日常茶飯事である。
皆さんもよく経験するはずである。閉まりかけたドアに突進してくる光景を。
しかもまた頑固な車掌さんだと再開扉しない人もいるから尚更やっかいである。
車内放送といえば、10年くらい前の大雪の日、山手線に乗っていてこんな車内放送を聞いたことがある。
「×号車へ駆け込まれたお客様、駆け込み乗車は大変危険です!」
なんたる車内放送かともそもそと苦言を呈すことなかれ、この日は大雪なのである。つまりはホームも電車の中も滑りやすくなっていて、日頃よりさらに危険な路面状況での駆け込み乗車。俺は内心、何号車か特定してその客に注意をした車掌に拍手を送りたい気分でさえあった。
考えても見て欲しい。ホームの端を歩いていただけで運転士は急ブレーキをかける。ホームから客が転落すればそれだけで電車は止まる。万が一駆け込んだ際に転倒して、電車とホームの隙間に転落したら…。それだけで人身事故発生、運転士は防護無線を発して周囲の電車を全部緊急停止させ、遅れは当然多数の線に及ぶ。もちろん数分の遅れでも急ぎたいお客様には大変な迷惑がかかる。数分の遅れで会社同士の取引が駄目になることがあるかも知れない。会社の危機である。取引担当は仕事を失い、家族を養っていくことができなくなるかもしれない。一家離散、子供の養育費を請求され、金に困った後、その人は自殺を図るかも知れない。全部、駆け込み乗車をしたあなたのせいです。
それでもあなたは駆け込みをしますか?
ここでいう駆け込みとは、扉に挟まれるほどの危険な駆け込みのことである。
そりゃあ自分だって人間。駆け込み乗車をしたことがないとは言わないけれども、そこまで危険な駆け込みはしたことはない。一応これでも鉄ヲタを生業としているもので、鉄道側に不利になることをするわけにはいくまい。
駆け込み乗車は人身事故につながる危険なケース。
万が一人身事故になったとき、責任を問われるのは、ドア扱いを担当している車掌である(実際はどうなっているのかはわからないが)。自分が危険な駆け込み乗車をしておいて、責任は他社に預けるのはいかがなものかと思うのだが。
車掌には定時運行という責務を負っている。むしろ危険であると啓蒙するこの車内放送をした車掌には感服さえ覚えるのである。
企業としても形として一応謝罪だけはしても、本音は「こんなことをするあんたが悪いのは自明の理」と言いたいのではなかろうか。
駆け込み乗車は大変危険です。
朝のラッシュ時に駆け込み乗車と
もう乗れる余地がない車両に無理に乗ろうとする人(ドアから体が明らかにはみ出てる)で
乗り換えの駅まで通常10分のところが
20分近くかかる事でした。
みんなアナウンスなんてシカト状態。
結局そこまで無理やり乗ったところで、
ドアを再度開けたりなんだりで
次の電車に乗った方が明らかに早かったり。
「自分さえ良きゃいいのか?!」と思うのは
私だけじゃないハズ。
そんなんで事故が起こったとしても
乗客の責任ですよ(怒)
車内も空いているからみんな突進してくる。
誰にも迷惑がかからないと思っているから。
これがラッシュ時だったら迷惑がかかるだろうから自重する人もいるのでしょうけれど。
しかし、下手に「あぶねえよ」なんて言おうものなら、確実に「お客様同士のトラブルで」遅延しそうな予感が…。
閉められている駆け込み乗車未遂の
人を見ると、「ざまあみろ!」と
溜飲が下がる性格の悪い私。。。