小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

気まぐれ列車☆オレンジロード(おいでよ房総物語号編) しょの1

2011-02-15 23:59:59 | それゆけ乗り鉄トラベラーズ
毎年たいてい年明けからこの時期までに一度はくる鉄分不足でうずうずしていたら、内房線に客車列車が走るらしいというので、天気も何とか持ちそうという判断で、ちょいと館山まで出かけてまいりました。

そういえば、最近は客車列車に乗ってないのう…(´・ω・`)
遠出もしていないし、そもそも客車列車自体がどんどん減っていて、今や夜行寝台特急も風前の灯、もはやイベント列車くらいでしかなかなか乗れなくなってきているし、イベント列車といえば、おいらのような鉄ヲタがわんさか集まってきては車中をうろうろうようよするので、ましてや「イベント列車で『呑み鉄』」などというのは、車内で両立させることすら難しい状況である。
そう考えると、2009年3月に乗った、高崎~水上間を走った「DLみなかみ号」は、牽引予定だった蒸気機関車がボイラーの空焚きを起こして長期間ダウンしてしまい、ディーゼル機関車DD51 842号機に代役に白羽の矢が立ったので、まあものの見事にガランガラン、イベント列車としては採算は取れなかっただろうが、あんなにまったりとした客車列車の旅など、そうそうお目にかかれるものではないだけに、貴重な経験が出来たっけ。

当日の模様はこちら。
2009年4月14日付「DLみなかみ号突撃記」

DLみなかみ号は前月の3月、翌月に甲府と塩山を走った「レトロ桃源郷号」に乗ったとき以来の客車列車。

今はお休みしている、磐越西線会津若松~新潟間を走る「SLばんえつ物語号」で使用する客車を新潟から借りてきて、千葉~館山間を、2月11~13日の3連休の期間中、ディーゼル機関車に牽引させて、「おいでよ房総物語号」として仕立て、観光客にアピールする算段。

こんな列車だから、連休中だし空いてないよなあ…と思いつつも、駅の指定席券売機を叩いてみたら、中日2月12日の上りの指定席が「○」表示だったので、天候とにらめっこする部分はあるけれども、12日の館山発の上り列車に揺られることにする。
…となると気にしたいのは館山までのアプローチ。
単純に館山往復でもいいのだけれど、南房総方面に足を伸ばすのなら、房総半島一周をしたってバチは当たるまい。なんとなれば小湊鉄道~いすみ鉄道で大原へ抜けて、大原からぐるりと房総半島を一周回ってくる手も考えたのだが、あいにくとこの連休は雪予報が出ていて、交通障害が出ないとも限らない。雪が降ればたぶん運休にもなるだろうし、当日の天気任せで予定は決めようかと。

当日。
前日は降雪があった関東地方も、降雪のピークは過ぎたようで、それほど低い気温にならなかったこともあって、曇天ではあるけれどもおそらくは降っても雨、まあ大丈夫でしょう…ということで、午前10時半頃に家を出る。
本当は小湊鉄道あたりに回るいいチャンスだったのだけれど、天候や交通障害を気にして出かけてはあまりに面白くないのでパス。
列車は館山15時34分発。
要はそれに間に合えばいいわけ。
強いていえば、館山は何度も何度も通過している街であるにもかかわらず、実は館山駅前を昼間に通りがかったことがないんです。
館山バイパス沿いならまだ明るいうちに通過したことはあるし、館山駅自体も特急列車で通り過ぎたことが一度あるに過ぎず、車で走ってきても夜中ちょいと駅併設のトイレを拝借する程度だったから、これを機会にちょいとじっくり見てみたいということもある。
で。
どうせなら未経験のルートを辿ってみたい…と考えたら…。

高速バスだ。

そういえば館山自動車道自体、木更津南インターまでしか走ったことがなくって、木更津以南の富津館山道は開業以来全く走ったことがないのだ。
なにせ車で君津以南を走ることがあれば、間違いなくそれは夜、それも車どおりが少ない深夜の時間帯で、深夜にドライブ目的で車を走らせるなら、わざわざ館山道に魂を売らなくても下道で十分だからだ。
時刻表を見ると、千葉みなと駅12時05分発の白浜・野島崎行きのバスがある。
う~ん。
トイレつきだったら乗ろうかしら。
一応渋滞が怖いんで、トイレがついてないとちょいと怖いのさ。
トイレがついてなければ、千葉みなとからJRに転進して、千葉12時59分発の館山回り安房鴨川行き普通列車に乗ることにも、念のため含みを持たせておこうかしら。

そんなこんなの11時半過ぎ、千葉みなと駅からスタートでやんす。
一応、道中は項を改めて書きますが、昔は芝居の稽古場に使っていた勤労福祉センターだったかがこの近辺にあるので、1996~97年ごろはこのあたりはしばしば利用していた。
当時は市役所側の山側はしっかり整備されていたけれど、海側はそりゃもう荒涼とした景色で、人の気配を感じることさえ少ない工場街といった趣だったのに、いつの間にやらあちこちにマンションが立ち並び、当時とは駅前の風景が一変している。

そんなこんなで、モノレールの写真も入れてから項を改めることにしますか。



(※この項続く)


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